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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
09/1/13 ペンギン正月
 みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 
 実はぼくは、年末年始の休みを返上して仕事をしていた。
 昨年の今頃、必死に書いていた『ペンギン本』の追加原稿を書いていたのだ。
  『ペンギン』は、18の話からなる構成だったが、昨年12月の初めに、追加でふたつの話を入れてくれないかという要望があった。全部で20の話にするという。
 今年の4月発売予定だから年内に書き上げるのがギリギリですと出版社にいわれていた。頑張ったけど、どうにも間に合わず、無理をいって正月明けまで待ってもらうことになった。

 韓国に正月休みはない。あちらは「음력설」(旧正月)がメイン。そのときには三連休だが、新暦の正月は元旦の一日だけ休んで、大晦日も正月三が日も普段通りに仕事をするのが韓国の正月だ。
 ぼくの原稿が遅れると、挿絵が遅れて、デザインが遅れて、壮丁が遅れて、発売が遅れて、お金の入金が遅れる…とにかく正月返上で頑張るしかない。辛い正月を過ごした。
と、いえば、超カッコイイんだが、へへへ。
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 締め切り原稿のおかげで、なかなかどうして、快適な正月を過ごさせていただいた。ははは。
 例年なら、
「アッパ(お父さん)、大掃除手伝って」
「アッパ、제사(祭祀)の買い物ついてきて」
いやでもしなくてはいけない「仕事」がぼくに回ってくる。でも、今年はちがう。
「えいえい、みなのもの、頭が高い! この締め切り原稿が目に入らぬか!」
 締め切り原稿という「印籠」のおかげで、それを免れた。
 こたつの上に、ペンギンの図鑑や専門書を積み上げて置いてパソコンに向かっていれば、大掃除をしていようが、제사の準備でバタバタしていようが、どこにも連れていかなくても、仕事だからしょうがないと、家人も諦めてくれる。
 好きなことして快適に過ごし、4日に原稿を送った。ペンギン正月がようやくあけた。めでたし、めでたし。

 そうしたら、昨日、『ペンギン本』の絵のサンプルが送られてきた。
20のお話の中の5話をマンガで描くと聞いていたが、そのサンプルがこれだ。
 帽子、ネガネ、口ひげ。「ゲゲゲの鬼太郎」に出てきそうな変なおっさん。でも、どこかで見たような顔。
 オー、自分の似顔絵が…
 ちょっと気恥ずかしいが、本を売るために「見世物」も、ま、いいか。

 マンガを描いた최현정さんは、京都精華大学のマンガ科を卒業。家にも何度が遊びに来ている。

 愛猫・チャムを登場させてくれたことが、何よりもうれしかった。
 続きは、本にて。
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by kimfang | 2009-01-14 11:01 | トピックス