動物児童文学作家のキム・ファンです!!
09/4/14 タイトル迷走
 いよいよペンギン本が来月に出る。
 先月の訪韓以降、約一か月、文章の校正や挿絵・写真のチェックと、たいへん忙しい日々を送っていたが、それもようやく終わりつつある。
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 今回のペンギン本は「科学読み物」と「マンガ」のコラボという野心作だ。「受験大国」韓国では、学習読み物の需要は高い。しかし近年、学習マンガがすごい勢いで売れている。ただの学習読み物ではなかなかヒットしない。そこで今回のコラボとあいなった。多分、韓国では初めての試みだと思う。

 20話あるお話の中の4話がマンガだ。
 京都精華大学でマンガを学んだチェ・ヒョンジョンさんの実力は、ぼくが出版社に紹介した張本人だから、よーく知っていたが、挿絵も彼女が担当するとは知らなかった。
 絵が届いて驚いた! ぼくの意図を見事に表現した素敵な絵ばかり。この絵にマンガまで入るのだから、かなり期待できそうだ。

 いくつかお見せしよう。
 これはジェンツーペンギンの名前の由。ジェンツーとは異教徒を意味するポルトガル語で、ジェンツーペンギンの頭の模様が、シーク教を信じるインド人のターバンに似ているとしてその名がついた。

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 これは人間がオーテトラリアに持ち込んだペットが、コガタペンギンの新たなる天敵となっているというお話。

 絵もよく、マンガもいい、デザインもいい。
なのに予期せぬ問題が持ち上がった。それはズバリ、本のタイトル。

 もともとぼくはこの本を「ペンキンのㄱㄴㄷ」という構成で書いた。
わが家の子どもたちから『ペンギンのABC』のパクリだと非難を受けても、ㄱㄴㄷの順番で話すというスタイル構成のにこだわった。

 
f0004331_13451185.jpg しかし出版社が、自社のロングセラー科学読み物『고래는 왜 바다로 갔을까 (クジラはなぜ海にいったのか)』の後継作品とするとまでいってくれたので、その構成を捨てて、『クジラ』に似た構成にするために最初からすべて書き直した。

 だからタイトルも、『ペンギンはなぜ○○か』のカタチにしようとあれこれ考えた。
 でも、もう刊行という時期になっても、ぼくも出版社も納得するタイトルが出てこなかった。

 すると出版社が、『ペンギンはなぜ○○か』のカタチにこだわらずに考えましょうといってきた。おいおい、後継作品というからㄱㄴㄷを捨てたのに…
 
 それから、また、ああだ、こうだがあって・・・
 とにかく『펭귄 이야기(ペンキンの話)』という言葉をいれることは決まった。
 あとひと月を切ったのに、いまだにタイトルが決まっていない ^^ 

 ほへ~どうなる~
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by kimfang | 2009-04-16 13:41 | トピックス