動物児童文学作家のキム・ファンです!!
秋夕 추석 チュソク 
 中秋の名月、十五夜こそは、韓国では秋夕(추석 チュソク)の日。

 韓国では、秋夕は民族の一大イベント。まるで、日本の盆と正月を合わせたような民族の大移動が起きる。正月は元日だけ休むだけなのだが、秋夕はちゃんと連休だもの。
 でも、秋夕なのに、親戚や幼なじみに会えない人たちがいる。そう。日本に留学中の人たちだ。
 留学生といっても、普通の学生じゃない。すでに韓国の大学を出て社会で活躍していた人たちが、スキルアップのために留学している。
 日本で出会った彼ら彼女たちがつないでくれた縁で、ぼくは韓国で仕事ができるのだ。
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 さて、そんな40代のフリーランス編集者、チョ・ウンスクさんから電話があった。
 「留学も今年で終わり。帰国します。秋夕にお世話になった人たちを呼んで、お礼がしたいの。遊びにきてくだい。伝統料理をご馳走するから」

 3日はお世話になった日本のみなさんを招待。ぼくは4日に、他の留学生たちと共に招待された。

 前日に日本の友人にオモテナシしたから、もう、簡単なものが出るかと思いきや、かなり本格的な料理がでた。

 まずは、호두곶감말이。
 クルミ(호두)を干し柿(곶감)で包んだ(말이)もの。
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  お茶も伝統茶오미자차 (チョウセンゴミシ茶)。
 この、オミジャ茶が気管の弱い人にはとてもいい。
 ぼくも幼いころに親に無理やり飲まされた記憶があって、懐かしかった。でも、薬として飲んでいたのとは大違い。酸味・苦味・甘味・辛味・塩味の五つの味がするという伝統茶の深い味わいに思わずため息がでた。
 大人になったんやね~。

 次は화전。
 花を乗せた、小麦粉のころもをかぶせた焼き物。今回は花でなく、대추(ナツメ)の実。


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 さらに궁중떡볶이と산적。

 普通の赤いトッポッキじゃなく、궁중(宮中)というだけあって上品な味。
 元々は宮中で食べられていたものが、宮外に伝わって唐辛子が入るようになったんだって。へぇ~。

 산적は「散炙」と書いて、串焼きのこと。串が見えるでしょ。
 驚いたのは、カニかまぼこが入っていたことだ。

 いよいよ、구절판。
 宮廷料理といえば、やはり九折板。八角形の器に八つの料理が並び、真中に皮。

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 卵を黄身と白身に分けて焼いていた。「松の実」が乗っているだけで美味。ちなみに「松の実」は잣나무、チョウセンゴヨウの実です。
 
 겨자(マスタード。 本国のからしがなくて和がらし)ソースで食べるというのが、今までに経験がなく新鮮だった。

 箸を縦に置くのが、韓国流。

 この後、伝統料理の焼き肉やらイカ(大好物)やら、いろいろ出てビールをたくさん飲んで、しゃべくりまくったせいで、写真が撮れず、すみません ^^

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f0004331_141314100.jpg それでも、最後のデザートは何とか撮った。
 카스테라경단。
 お団子にカステラをまぶしたもの。

チョ・ウンスクさんは前列真ん中の人。日本で学んだこと活かして頑張ってね。
 잘 먹었습니다. ご馳走様でした。
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by kimfang | 2009-10-07 13:59 | トピックス