動物児童文学作家のキム・ファンです!!
10/5/3 韓国民画と絵本原画展
 f0004331_1133237.jpgせっかく付けたETCだ。高速料金が上限1,000から2,000円に値上がりする前に、使っておかなくては、もったいない!
 そこで4月から催されていてずうっと気になっていた、「韓国の民画と絵本原画展」を催している「西宮市大谷美術館」へと出かけた。

 ぼくは、絵は描けないし「絵心」もまったくない。しかし、絵本の文章を書くには絵の知識が必要不可欠。日本にいながら韓国の有名画家の絵本原画が見られるのだから、とてもありがたい企画でもある。

 さすがにゴールデンウィーク真只中。10キロ近い渋滞に巻き込まれて、京都から通常一時間以内で着くところが二時間もかかって到着。でも、二時間くらいなら、何ともない。
 疲れもなく、絵本の原画、80枚をじっくりと鑑賞できた。

 『고양이는 나만 따라 해』(ネコはわたしばかりついてくる)、『설빔』(ソルピム・日本語版あり)、『수궁가』(水宮歌)、『심청가』(沈清歌)など、よく知っていて持っている絵本も、原画を見るとまた、絵本とはちがう味わいがあった。 
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また、권윤덕(クォン・ユンドク)さんの 『일과 도구』(仕事と道具)や이억배(イ・オクベ)さんの『이야기 주머니 이야기』(お話袋のお話)など、好きな画家さんの知らなかった新しい作品にも会えてよかった。

 原画ではなかったが、ぼくの「生きものと共にシリーズ」を出してもらっているハンソルスブクの『장날』(市の日)がガラスケースに入れられた形ではあるが展示されていて、うれしかった。

 これは絵本なのに広げると屏風になるという、とっても面白い発想の絵本だ。むかしの市場のにぎわいが民画風に描かれていて、民画の後ろ側にその場面、場面の説明が簡潔に書いてある。ガラスケースだと後ろ側が見えないので、少し残念だった。
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 それにしても、권윤덕(クォン・ユンドク)さんの 『일과 도구』(仕事と道具)の原画は素晴らしかった。
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 その仕事に使われる数多い道具を細かく書き込んだ絵を見て、絵本を見る親子の間で、いったいどんな会話がやり取りされるのかなぁと考えただけで笑顔になれる。

 これをシルクの布に描いたのだから驚くほかない。ぼくの『カヤネズミ』もシルクに描く技法で描かれたが、ここまで、細かくは描かれていない。

 とにかく、多くの人が原画展に足を運んでもらいたいものだ。

 さて、ETCで料金所をくぐると、何と、1,350円と表示された。あれれっ、上限、1,000円じゃなかったの? 何でや?
 京都から兵庫は、大都市近郊で適用外だった。まっ、それでも安いや。
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by kimfang | 2010-05-04 11:06 | トピックス