動物児童文学作家のキム・ファンです!!
11/3/3 プルガサリ
 またひとつ、韓国の有名なむかし話が日本に紹介された。
 鉄を食う怪物―『プルガサリ』(岩崎書店)の絵本だ。
 大先輩の翻訳家、ピョン・キジャ先生が訳されて先月末に出版された。
 これまでも先輩は『ソルビム』(セーラー出版)など、本をだされるたびに贈ってくださっている。
 今回も忘れずに贈ってくださった。カムサハムニダ。
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 ページをめくると、大迫力の絵に感動。
 落とし穴に落として、油をかけて火をつけても死なないプルガサリ。
 なのに、ハルモニがうちわで、ぱんぱんとたたいただけで、
 もとのあかのかたまりにもどるところなんて^^
 なんとも滑稽、おもしろい!
 そこが、韓国らしい。
 そう、韓国の人たちは滑稽が大好きなのだ。

 さて、プルガサリ(불가사리)は漢字で書くと「不可殺」。
 殺せない化け物という意味だ。

 しかし海のいるヒトデも、韓国では「불가사리」という。
 そりゃあ、サンゴも食べるし、ウニも食べるからにくまれ者だけど、
 だからといって、化け物と同じ名前をつけるのはあまりもかわいそうだ。
 待てよ。
 語源が気になってしらべてみると、
 こちらは漢字でなく、古い固有語からきたという。
 赤い色を意味する「プルグン 붉은」と、魚を意味する「サリ 사리」(因みにメダカはソンサリ)が合わさって、赤い魚 → プルガサリ になったという説があるようだ。

『プルガサリ』をぜひ、書店でお求めを!
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by kimfang | 2011-03-03 13:45 | トピックス