動物児童文学作家のキム・ファンです!!
11/7/25 来年、コウノトリの飼育をはじめる野田市を取材
 くもん出版より、11月にコウノトリのノンフィクションをだすことになった。
 9月1日には、童心社から『とんだとんだ! コウノトリ』という紙芝居もでる。
 ついでにいうと、07年に韓国でだした『황새 コウノトリ』も、先月、電子書籍化されて発売された。
 ぼくにとって今年は、まさにコウノトリ年である。
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 ノンフィクションは取材が命―。
 正月3日に豊岡市を訪れたのを皮切りに、3月に豊岡市と岡山県・倉敷市、
 5月には福井県・越前市と倉敷市、そしてまたまた豊岡市。
さらには海を越えて韓国へと取材を重ねてきた。
 そしていよいよ、関東に遠征!

 実は、千葉県・野田市は、来年度にコウノトリの飼育を開始する。関東ではコウノトリの知名度はまだまだ高くない。飼育がはじまれば、大きな関心を呼ぶことだろう。
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 台風が接近する最中の19日、コウノトリが飼育される「野田市江川地区ビオトープ」を訪れた。
 利根運河を掘るときにでた土で埋められた三ケ尾沼は、水田として長く米づくりの場として利用されてきたが、農業を営む人が減り、農地も荒れてしまった。一時は宅地開発が予定されるが、計画は白紙に。
 そこで2004年から野田市は、90haにも及ぶ江川地区の保全とビオトープ化を進めてきた。
 その管理と運営は、野田自然共生ファームが行っている。
 今では、水田型市民農園として全国に名が知られるようになったのだ。

 現場にいくと、上空にはサシバの姿。湿地にはカバキコマチグモの産室(このクモは、自らを食べさせることで子どもを守る―母性愛のクモとして有名)、モグラがだした土、カワセミの巣穴など、豊かな自然が広がっていた。
 ここなら、コウノトリが十分暮らしていける。
 この風景のなかにコウノトリがはいるんだ!と思うと、わくわくしてきた。
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 ところで、野田市といえば「しょう油の町」。 写真は、キッコーマン本社と興風館。
 最大手のキッコーマンをはじめとする、しょう油会社がある町だ。
 ビオトープの取材のあと、野田市の職員の方に案内していただいた。
 興風会館や愛宕神社など。
 残念ながらしょう油に関する博物館は、どこも定休日でしまっていた。次回は、必ず訪れたい。
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 ところで、せっかくきたのだから、しょう油の町、ならではのお土産がほしい。
 見つけたのは、「しょう油カステラ」。
 しょう油の香りがほのかに漂う、美味しいカステラだった。
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by kimfang | 2011-07-28 15:23 | 取材ノート