昨日、韓国の出版社から連絡があった。
6月にだした『シマリス』が、文化体育観光省が選ぶ2011年の「優秀教養図書」に選定された!!!!!というのだ。
かなり興奮気味(!がいっぱい)のメールだったが、「優秀教養図書」って何だろう? ぼくはあまりピンとこない。(出版社がいうには、過去にも一度、『コウノトリ』でもらっているというが…)
ネットで、調べてみると、選ばれた作家さんたちの多くが、このように政府の発表した目録に印をつけてブログにあげていた。
かなり、名誉なことなんだとわかり、で、ぼくも真似をした^^ (図の「22」番が『シマリス』)
新聞記事によると、今年選ばれた本は全部で410冊。そのうち、子ども・青少年の分野は101冊。『シマリス』は、そのなかに滑りこんだようだ(流石はリス。すばしっこい)。この本は科学読み物。地味なジャンルにとって、「優秀教養図書の称号」は、とてもありがたい。
ありがたいといえば、政府がそれぞれの選定図書を、500万ウォンを上限に買い取り、公共機関、図書僻地、めぐまれない人たちの施設、受刑者施設などに配るという。
ぼくの本は、約530冊買ってもらったということになる。
おかげで早くも2刷りとなった。やった!
でも、「先印税」の日本とちがい、「後印税」の韓国では、3刷りにならないと「給料」はもらえない。
心からよろこぶためにも^^、シマリス君、これを機会に、もう、ひと踏ん張りしてよね。