動物児童文学作家のキム・ファンです!!
12/1/18 サムソン美術館リウムで、あこがれのイヌの絵と会う
 半年ぶりの韓国だ。急用があっての訪韓だったが、今書いているイヌの原稿に必要な取材もできたらな、と願っていた。忙しいなか、アポなしででも行けるところといえば博物館だ。
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 韓国で一番有名なイヌの絵であるイ・アムの「母犬図」や「花鳥狗図」は国立中央博物館にある。そこにいって絵を観ようとしたが…がっくり。いつでも観られる絵ではなかったのだ。

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 そんなとき友人が、ならば、サムソン(日本ではサムスンと呼ばれている)が造った美術館「リウム」で、企画展、「朝鮮画院展」が開かれているから観ていっては、と教えてくれた。

せっかくの韓国だ。出版社をはしごするだけでは味気ない。
 イヌの絵はなくても美術品を観るのも、何かのためになるか、と出かけて行った。

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 漢江鎮駅から少し歩いて、急な坂道を上ったところにリウムはあった。
 巨大なクモの造形物2体が迎えてくれた。
 朝鮮時代の画員、キム・ホンドやシン・ユンボクが活躍する韓国ドラマ、「風の絵師」を楽しく見た。彼らが描いた絵を観られるだけでもいいと思っていたが…

 なんと、イヌの絵もあった! 
 それも、キム・ドゥリャン(1696-1763)の「黒狗図」や、作者不明の名画、「猛犬図」(朝鮮後期)というあこがれの絵が展示してあった。イ・アムのイヌの絵はなかったが、いつかは観てみたいと思っていた絵だった。



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  左の「黒狗図」はとても小さく、手の指をいっぱいに伸ばしたくらいの大きさ。でも、イヌの表情がいい。
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 右の「猛犬図」はそこだけが切り取られたと思われ、この絵の後ろにどんな絵があって、なぜ、切り取られたのだろうか? と妄想するだけで楽しい。
 2作ともに、西洋画の影響を強く受けていた。
 
 



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 じっくり名画を楽しんだ帰り際、何か記念になるものをと探していると、これまた驚いた。
 あこがれのイ・アムの「花鳥狗図」があったのだ。

 へへへ、本物ではないが^^

 iPhone 4用のカバーになった「花鳥狗図」。もちろん、買った!

 さすがはサムソン、ええ商売してるわ。
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by kimfang | 2012-01-22 17:10 | 取材ノート