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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
12/2/28 ありえねぇ^^ な、なんと、正面に!―豊岡講演旅行記③
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 初日の講演も無事に済んだので、そろそろ本屋めぐり。本がどのように置かれているか、調査にでかけることにした。
 担当の豊岡市職員は、「TSUTAYA(ツタヤ)さんじゃ、たいへんなことになってますよ」という。
 何が、どうたいへんなのか? 気にはなったが、しょせんはぼくの本。児童書で、しかもノンフィクションだから期待もしていなかった。
 子どもの数が減り、本屋さんから児童書がどんどんなくなっている昨今、それもかたい話であるノンフィクションの本だ。イヌやネコの話でないと売れない。コウノトリの話が大きく扱ってもらえるなんて、ありえないことだ。
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 ある大手書店の幹部の方がいった話だ。
「一日に送られてくる新刊は20冊。月にして600冊。本棚に3か月置いても動きがないと、返品となる。そうなるとその店では、よほどのことがない限りもう一度置かれることはないのです」―。
 
 だから、とにかく置いてあるだけでよし。
 なくても、いつものことだから納得できる。
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 でも、担当者がいうTSUTAYAさんにいきなりいって、がっくりするのももったいないこと。そこで、確実に置いてあるところからいくことにした。
 10月にくもん出版の社長さんと挨拶に訪れたとき、大量注文していただいた「COOP(生協)」さんだ。
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 あってくれ、それだけで十分。
 児童書コーナーで平積みされているのを見て、「やった!」と思わずガッツポーズ。
 ところが正面の「新刊・話題の本」コーナーを見て、おどろいた。
何と、一番手前に、それもぼくの本だけ二列で積んであるではないか!
 もしかすると……。
 心はすでにTSUTAYAさんに向かっていた。
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 腰ほどにも積み上げられた雪が残る歩道を、速足で歩く。
 一目散に、児童書コーナーへ。あった。あったが……

 さっきみたいに平積みではない。本棚の中でタイトルがわかるよう、横向きにしてくださっていた。それだけでも十分すごい。

 TSUTAYAさんからでようとして、出口に向かったときだ。どこかで見たような表紙が目に飛び込んできた。
 な、なんと、正面の一番目立つところに、本屋大賞さんよりもいいところに、十冊以上、それも貼り付けるように飾ってくださっている。
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 しかも「きみの町にコウノトリがやってくる」のタイトルまでディスプレイしてくださっていた。感謝、感謝!
 恥ずかしい話だが、興奮して、妻に電話をかけてしまった!
「た、たいへんなことになって~る!!!」
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 その後、駅前のデパート「Aity」さんにもいったが、ここでも正面の「話題本」のコーナーに置いてくださっていた。
 ありがたい。

 さすがは、コウノトリの聖地―豊岡。
 豊岡の書店のみなさま、本当にありがとうございました!
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by kimfang | 2012-03-05 21:36 | トピックス