先月、ぼくの『ペンギン
세상의 모든 펭귄이야기』の絵(7月発売予定のミツバチも)をつけてくれたマンガ家―チェ・ヒョンジョンさんから急ぎのメールがあった。
フクシマの原発事故から一年を迎えるにあたって「風刺画展」が開かれる。自分も出展しようと思うが、詳しい情報がない。被災した水族館のこと、教えてほしい―というものだった。
彼女は長く日本に留学してマンガを学んだ。日本を助けたい。日本の教訓を韓国に伝えたい。そんな思いからの行動だった。
あれからひと月―。
今、風刺画展(3/8-14)が開かれている。
大学教授の呼びかけに応じた韓国の17名、日本の作家3名、中国・ヨルダン・アルバニア・キューバ・ブラジル・ブルガリアの作家も加わり、40点あまりの作品が出展された。
「津波による衝撃で原子力発電所が壊れ、市民が放射能にさらされている事故があったにもかかわらず、まるで競争するかのごとく原発建設が続けられている状況を風刺した作品が並んだ」 ソウル新聞
展示が終わったマンガは競売にかけられ、売上金は環境保護活動に役立てられる。