気になっていながら行けていなかった福井県・越前市のコウノトリ飼育施設にようやく行くことができた。
ぼくの絵本や紙芝居で主人公になった「コウちゃん」が舞い降りた田んぼのど真ん中に施設はある。
昨年の暮れに豊岡からつがいのコウノトリがやってきたときには、
大変な数の見学者が押し寄せて大混乱となった。
そこで、コウノトリに影響を与えないよういろんな工夫が施された。
そのひとつが「コウノトリ見守り隊」。隊長である野村みゆきさんに案内していただいた。
まずは、コウノトリ支援本部(しらやまいこい館)で、モニターからコウノトリを観察。ぼくの紙芝居やノンフクションも展示してあった! ありがたい。
次に実際に飼育施設までいってみた。
この、ポストの中には双眼鏡が入っている。これもそのひとつ。すごい倍率で、とってもよく見えた。
飼育に携わっている方の話によると、環境が変わったせいもあってか、今年の繁殖はむずかしとのこと。でも、巣作りらしき動きや、交尾行動らしき動きも確認されたという。
来年は、きっと、待望のひなをかえしてくれるだろう!