動物児童文学作家のキム・ファンです!!
12/4/29 韓国、トキ飼育施設 2度目の訪問
 シンポジウムが終わった後、参加者たちはウポのトキ飼育施設を訪問した。
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 ここは非公開。一般の人たちは入れない。
 参加者たちは、普段は入れない施設にいけるということでかなり興奮していた。

 でも、ぼくと豊岡市長と宮垣さんは、涼しい顔。だって2度目だもの。
 3人は、2008年の10月末に韓国でのラムサール会議に参加したおりに、出来たばかりの施設に案内されて、トキの飼育員から説明を受けている。f0004331_10301088.jpg
 施設ができたばかりの話ではない。トキ自体も、到着して間もないころ。
 韓国側は、日本の「コウノトリ市長」に、自分たちのトキを自慢したかったんだろう。
 おかげで、この施設に入った日本人第一号が中貝市長で、二番が宮垣さん、ぼくは韓国籍だけどまあ三番ということだ。
 トキを贈った胡錦濤さんよりも、先に入った。
そのトキ(時)の興奮を経験しているから、今回は平常心だ。
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 当時、その興奮をそのまま出版社に話したところ、じゃ、その貴重な経験を活かしてトキの絵本を書いてくださいと、仕事をもらった。
 で、できたのがこの絵本『トキよ、かえっておいで!』(ハンソルスブク)。日本や中国が、どんなにたいへんな思いをして、国際保護鳥、トキを守ったのか!を伝えた。

 この絵本は、今年の「幸せな朝の読書運動」の選定図書に選ばれた。

 いざ、3年と半年ぶりの施設訪問。
 当時はひとつのケージと簡単な管理棟があるだけで、その全容はよくわからなったが、今回はかなり充実した施設に変わっていた。
 案内された立派な建物から、ウポ沼が見える。
 放鳥されれば、トキはこの沼を拠点にして野生復帰する。

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 韓国には「トキ」というタイトルの童謡がある。中年以上の方ならだれもが口ずさめる国民的な歌だ。カラオケにも入っていて、おどろいたことに、日本のカラオケでも入っている。
 しかし若い世代には、この歌もなじみが薄い。

 もうすぐ一般公開させると聞いたが、そうなれば韓国の人たちのトキに対する愛着もますます増すことだろう。
 この日現在で、15羽。抱卵しているのもいるから、もっと増えることだろう。
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 このまま順調に増えれば日中韓で、しっかりとしたトキのネットワークがつくれる。
 ちなみにぼくのトキの絵本も、今年の末か来年に中国語版がでる予定だ! 韓中のネットワークづくりに貢献できる。韓日で共有できる本もだせればいいのだが…。

 2008年、この施設を訪れて、本の依頼がきた。
 2012年、また、本の依頼がこないかなぁ。
トキも大好きな2匹目のドジョウをさがしている^^
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by kimfang | 2012-05-06 10:34 | 取材ノート