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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
12/11/16 韓国コウノトリ放鳥2015年4月4日に決まる
 ※以前、この記事で韓国のコウノトリ放鳥は2014年4月とお伝えしましたが、最近の情報によると、諸々の事情から2015年に延期になったとのこと。


  11月15日、韓国で唯一コウノトリを研究飼育している教員大学と、忠清南道・禮山郡との間で「コウノトリの野生復帰のための協約書」が調印たされた。
 実は、協約書の内容は知っていたが、調印が終わるまではいえない。昨日、無事に調印されて公式に発表されたので、みなさんに報告したい。

 多くのことが決まったが、大きなことをふたつだけ。
 まず、ひとつ目は、2014年4月4日に12羽を放鳥するということだ。※2015年に延期された。
 この日に決められた背景は、『きみの町にコウノトリがやってくる』(くもん出版)にも書いたが、次のようなエピソードがある。
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 1971年4月1日に忠清北道・陰城にて奇跡的につがいが見つかるも、4月4日に密猟者によってオスが射殺される。
 メスは帰るはずもないオスを待ち続けながら、無精卵を生み続けた。
 国民は彼女を「未亡人コウノトリ」と名付けて見守った。 右は、奇跡的に見つかったことを伝える新聞記事→ 
 下は、オスが射殺されたことを伝える記事↓

 奇跡的に見つかったのに、オスが殺された日、それが4月4日。その負の歴史が刻まれたまさに同じ日に放鳥することで、野生復帰の意義を強調しようというのだ。
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 放鳥の日が決まったことで、この日に向けて教員大学は飼育中の127羽のうち、60羽を禮山郡に寄託。
 禮山郡はコウノトリの野生復帰に向けた施設を建設し、一部のコウノトリを一般公開しながら、国民的な理解を高めるのに力を注ぐ。

 ふたつ目は、放鳥コウノトリにかつての生息地の地名をつけること。
 日本では、ペットのようにならないようにという配慮からJ0016というように番号で呼ばれている。しかし、コウノトリが訪れた町では、「えっちゃん」(福井県越前市や若狭町)というように愛称がつけられて見守られている。

 韓国では、最初から名前をつけて飛ばそうというのだ。
 1930~1971年までの繁殖地30か所の地名使う。北朝鮮の地名も入る。放鳥されたコウノトリが話題になればなるほど、かつての繁殖地がマスコミに取り上げられ、そこでも誘致を真剣に検討するなどの動きがでてくるはず。
 とってもいいアイデアだと思う!


 ぼくは日本のコウノトリが自然に帰った2005年9月24日、通訳として式典に参加した。
 ※2015年に韓国のコウノトリが自然に帰るその日にも、通訳して式典に参加したい。


 2007年、仁寺洞で行われた「コウノトリ愛キャンペーン」

 韓国コウノトリ、野生復帰への道―youtube 
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by kimfang | 2012-11-16 15:41 | トピックス