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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
13/1/26 編集者が辞めるジンクスは生きていた
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 昨年末にイルカの原稿を書きあげて送った。いつもなら、半年から一年くらいあとにフィードバックがくるのだが、何と、ひと月も経っていのにやってきた。ありえない早さで、おどろいている。
 これは、ソウル大公園で飼育されているイルカの「チェドリ」を海に帰すという話題が、動物に関心の低かった韓国に於いても、かなりの国民的な話題になっている証拠といえよう。
年末には、チンパンジーの研究者として世界的に名高い(道具を使うことを発見)、ジェーン・グドール博士もやってきて、チェドリの前で講演した。
チェドリが海に帰るころに本を出したいと願っているのは、ぼくとて同じこと。急いで書きなおさないと――。

 しかし……。何か、寂しいなぁ。
 イルカの本の企画を、チェドリの事件が起こる前から会社に提案してくれて、一緒に構成を悩んでくれた担当編集者が、もう、いないのだ。
 ぼくの担当になると辞める―というジンクスがあるのは何度もここで書いてきたが、韓国では、いまだに同じ担当者と二作品出したことはない。(シリーズ絵本を除く)、
 今回は『シマリス(다람쥐)』を一緒に作って、『イルカ』の構成まで一緒にしたから、今度こそは、同じ編集者との二作品目になると信じていたのに……11月に辞めてしまったのだ。
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 それだけではない。『ミツバチ』の編者者も退社した。この編集者は『韓国版 サクラ』を一緒にやったあと、違う部署に異動となり、4年ぶりにぼくの担当に復帰したというのに、辞めてしまった。
 
 韓国の出版社は編集者の出入りが非常に激しい。辞めた編集者もどこかの会社で、また、編集に携わるのだろうが、共に戦ってきた同志がいなくなるのは本当に辛い。
 ところで、今回の『イルカ』は、チーム長が直々に担当するかもしれない。まさか、チーム長が辞めるようなことはないだろね^^ 

 写真は、野生化訓練がはじまった、チェドリ。生きた魚を追う訓練を受けている。
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by kimfang | 2013-01-26 14:07 | トピックス