動物児童文学作家のキム・ファンです!!
13/2/28 イヌの本、もうすぐ
 今月5日からはじまったイヌの本の校正が一昨日にようやく終わり、昨日、原稿は印刷所にいった。予定通りだと、3月10に発売という。ふぅ~。

 さて、今回の本の特徴は絵だ。(もちろん、画家さんの絵が素晴らしいのだが、それではなくて)イヌの科学読み物なのに「名画」が随所に出てくることだろう。

 今回、本を出す「논장 ノンジャン出版社」は、海外の翻訳物に定評のある老舗出版社だ。『シートン動物記』や、アンソニー・ブラウンの『動物園』を出している。ぼくはイヌの絵本を出したくて原稿を持ってここを訪れたのだが、結局、絵本の企画はボツ。
 けれども、イヌのことを熱く語った話の方が面白かったということで、今、話したことを科学読み物にしてくれないかということになった。
 書きたいモノと書けるモノはちがう―。偉そうに後輩にいっているが、結局は自分もそうで、最近、絵本の原稿が科学読み物になるというこのパターンが多い^^ 
 (実は、昨年の10月にでたミツバチも、最初は絵本の原稿を持ち込んだのに科学読み物にしてくれといわれちゃった。絵本もだしてくれぇ~)
f0004331_16474852.jpgf0004331_16481968.jpg
 そこで企画書と大まかな内容を書いたのを送ると、イヌが登場する名画を紹介してはどうか?という提案があった。
 いいよ、軽く返事をしたら、あらま? 写真のような絵が送られてきた。 
 
 動物のことばかり書いていて、絵のことはあまりよくわからない。
 なんじゃこれは? 

 腕組みして絵を眺めていたら、芸術系大学に通う娘が、「あっ、その絵、教科書に出ていた!」というではないか。そんな有名な絵も知らないでどうする…。

 写真左の絵は、アレクサンドレ・フランソワ・デポルトの「バラの花の陰で獲物を見守る犬」。デポルトは動物の絵を得意としたため、王族や貴族から自分の猟犬を描いて欲しいと頼まれて、猟犬の絵をたくさん描いた。

 右の絵は、ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニの結婚」。中央下に描かれたイヌは忠誠をあらわしている。

f0004331_1813589.jpgf0004331_18212597.jpg

もちろん、韓国のイヌの名画も紹介している。右は王族の一員だったイ・アムの「母犬図」。
 左は韓国ドラマ「風の絵師」でも有名な、キム・ホンドの「母狗養子図」。

 そういえば、韓国のイヌの絵を観るために美術館にもいったよなぁ~。
 とまあ、こんな風に、イヌの本を書くのに、随分と名画の勉強をしたというのが正直なところだ。

 発売まで、あともう少し。
[PR]

by kimfang | 2013-03-01 16:49 | 出版物