動物児童文学作家のキム・ファンです!!
13/4/3 イヌの本、4月の青少年勧奨図書に
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 ついこの間まで、フェイスブックのプロフィール写真をイヌと一緒に撮ったこの写真にしていた。すると友人から「大きな犬と一緒に暮らせるほど大きな家で、幸せに暮らしているのねぇ、うらやましいわ」といわれた。
 いえいえ、小さな家に家族5人が身を寄せ合って暮らし、しかも飼っているのはイヌでなくてネコというのが現実です^^

 この写真は、「韓国障害者トウミ犬協会」を取材したときのもの。韓国で盲導犬、聴導犬、介助犬などを養成している唯一の施設だ。日本でも活躍しているプロゴルファーのシン・ジエ選手がここを訪れて寄付をしたことを知り、ぼくも取材に訪れた。参考記事 トウミ犬に会いにいく旅 

 シン選手と一緒にカメラに収まっている、そのイヌこそは、ぼくがフェイスブックに使っていた写真のイヌ。名前は「ポティミ」、盲導犬として8年間務めたあとに、引退してこの施設で悠々自適の引退生活を送っていた。
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 ポティミは、韓国初のミックス犬の盲導犬。スタンダードプードルとラブラドールレトリバーを掛け合わした「オーストラリアン・ラブラドゥードル」だ。 意外に思われるかも知れませんが、レトリバーは毛がよく抜けて、プードルはほとんど毛が抜けない。レトリバーは落ち着いているけれど、プードルは落ち着きがない。それで、ふたつのいいところだけを受け継いだイヌが創られた、それがラブラドゥードルなのだ。

 ポティミの最初のご主人様は、韓国初の盲導犬と暮らした牧師さんだった。しかし盲導犬の毛のために苦労していた。そこで、毛がぬけることの少ないポティミがいくことになった。
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 2番目のご主人様は、視力をなくした若い相撲選手。使用者に負けない体格の立派な盲導犬が必要といわれ、ポティミが選ばれた。

 さて、ポティミのことも書いた『人間の古くからの友だち イヌ』が、発売ひと月も経たないのに、韓国出版文化産業振興院(出版界の振興のために新たに立ち上げられた法人)が選ぶ「4月の青少年勧奨図書」に選ばれた。
 文化、歴史、哲学、教養など10の分野から、毎月一冊だけ選ばれるのたが、ぼくの本は科学の分野での選出となった。

 韓国出版文化産業振興院は、以前、国がやっていた「刊行物倫理委員会」の仕事を受け継いだ民間組織、まだ、倫理委員会だった頃に『コウノトリ』 が「6月の本」に選ばれたことがある。とにかく、権威あるところで選んでもらって、ありがたい限りだ。

 とはいえ、写真に関してはいらぬ誤解は避けたいもの。プロフィール写真はイヌの本のイラスト手がけてくれた、キム・ウンジュさんの似顔絵に替えた。ポティミ、ごめんねぇ。
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by kimfang | 2013-04-03 14:33 | トピックス