動物児童文学作家のキム・ファンです!!
13/6/14 ムダンケグリは何ガエル?
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 午後は、湊組と古谷組に分かれて、田んぼでの生きもの調査。
 やっぱ、フィールドはたのしい! 
 ここでも通訳の仕事があったが、午前に講演という重責を果たしたので通訳は「免除」。心からたのしめた。
 けれども、古谷先生の通訳のハ・ジョンフィさんは、生きものについてそんなに詳しくない。だからしっかりと、彼女の通訳をサポートしなくてはいけなかった。
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 でも…^^
 講演が無事に終わった解放感も手伝って、通訳の仕事をほったらかして田んぼの生きもの調査にのめり込んでしまった。
 ようっし、みんなが探せない珍しい生きものを探してやろうと、田んぼの中に入りっぱなし。
最初の発見者はホワイトボードに生きものの名前が載るので、ついつい必死になってしまった。そのかいあって、タイコウチとヒメゲンゴロウという、水棲昆虫(むかしは当たり前のようにいた)をゲットして、ふたつも名前が載った。えっへん。

 ところが、「通訳のプロ」らしからぬ失敗もやらかしてしまった。
 生きものの名前に詳しいから仕事をもらっているのに、韓国の人たちが「ムダンケグリ」と呼ぶ、ふつうに見られるカエルの日本名がわからなかった。
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 古谷先生が、日本では見たことのないこの派手なカエルが気になってしかたない。しきりに写真を撮っている。手に乗せて触るとひりひりしたというから、毒があるようだ。
 あ゛~こんなときのためのサポート役なのに……。
 結局、ホワイトボードに 2 ムダンケグリ(日本名不明?)と書かざるを得ない事態になってしまった。すんません。
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 この失態は、講演の準備に集中するあまり、過去の生きもの調査をまとめた「秘密手帳」を持ってくるのを、すっかり忘れてしまったからだ。

 生きもの調査が終わると、それをまとめた「生きものマップ」をみんなで作った。
 参加者で、記念撮影!
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 さて、例の「ムダンケグリ」――。
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 帰国後に日本名を調べると、「チョウセンスズガエル」だということがわかった。やはり毒があるカエルだった。

 この日の講演からフィールドワークまで、韓国のMBC放送局がみっちりと取材をしていた。

 慶尚南道のテレビとラジオで報道されたという。
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by kimfang | 2013-06-20 22:54 | 取材ノート