今年も「青少年読書感想文全国コンクール」の課題図書が書店に並びはじめた。多くの児童文学作家たちがこのコンクールの課題図書に選ばれることを夢見て頑張っている。ぼくもそのうちのひとりだが、残念^^今年も縁がなかったようだ。
その代わりといっちゃなんだけど(規模も内容もちがうが)、
韓国で出した『인간의 오랜 친구 개』(논장 人間の古くからの友だちイヌ)が、韓国の 2013 여름방학 추천도서 夏休みの推薦図書 小学3、4年生部門に選ばれた。
課題ではなく、あくまでも推薦ということ。各部門から選ばれるのも20冊ずつと多いことなど、日本の課題図書とはちがうけれど、韓国の子どもたちの読書運動をリードする「고래가 숨쉬는 도서관」と 「행복한아침독서」が毎年選定する権威あるもので、日本の作品の翻訳本も4冊選ばれていた。
具体的にいうと、
1,2年生部門では、長谷川義史さんの『おかあちゃんがつくったる』、後藤竜二さんの『1ねん1くみ1ばんワル』。
3,4年生部門では、佐藤四郎さんの『ぬすまれた通知表』、藤野恵美さんの『世界で一番のねこ』。
この選定を受け、韓国で講演会を行った。
韓国のイヌや世界のイヌ、そして盲導犬についてたくさん話した。
絵本 『えらいぞ サーブ!』も、簡単に訳したのを読み聞かせした。
幸運にも7月11日に「マポ区立ソガン図書館」で行った講演には、韓国最大のインターネット書店「yes24」から専属の記者さんが参加され、その模様がウェブ雑誌に載った。
詳しくはここをクリック! ただし韓国語ですよ^^