日本児童者協会は毎年公開研究会を開催している。作家、評論家、研究者、出版関係者、図書館関係者、地域文庫・家庭文庫関係者など、子どもの本に係わっている人たちが集い、意見交換し交流を深める催しだ。
今年は関西が担当。日本児童文学者協会・関西センターが実務を担当した。ぼくも関西センターの副代表として、一年前から大会の成功に向けて取り組んできた。
一番の心配は、人が集まるのか…?というところ。
撮影の担当もしていたので、講演直前に舞台に上がって演壇からファインダー越しに客席を見た。360名はいる会場のほとんどが埋まっていたので、ほっと、胸をなでおろした。
受付に協会主催の文学賞・受賞作の展示があったが
、『サクラ―日本から韓国へ渡ったゾウたちの物語』も置いていただき、感謝。
さて、日本児童者協会・理事長の丘 修三先生のあいさつのあと、「夜回り先生」こと水谷 修先生の熱い講演があった。
その後、三つの分科会に分かれての勉強会。最後に約100名の懇親会だ。
ぼくはこの懇親会の司会も担当していたので、大好きなビールがあっても、催しすべてが終わるまで、飲めない食べられないというつらい役回り。
でも、約300名の参加ということで、苦労した甲斐もあったということ。
一年間、ともに汗を流した実行委員のスタッフのみなさん、ほんと~に、ご苦労様でした。