動物児童文学作家のキム・ファンです!!
13/12/11 取材はスーパーで^^
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 韓国にいくと出版社をはしごして、それから、いざっ、現場へ! これがいつものパターンだが、今回の取材は野生動物が見られるところや、動物園といったところではない。ははは、町のスーパーだ^^
 韓国の野菜にどのようなものがあって、どんな色や形、名前で呼ばれているのかをちゃんと知るのも「野生絵本」のための立派な取材なのである。

 以前の記事で、海外の翻訳絵本に対して自らの意見を少し述べたが、「民族主義」してるのちゃうん? と、あらぬ誤解を受けないためにも、ふつうのスーパーでふつうに売っている野菜を紹介しておこう。

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 韓国にいくと、必ず最後の最後に立ち寄るのがソウル駅にある「ロッテマート」。日本では手に入れにくい韓国料理の材料を買うために訪れる。
 まずはリンゴの山積み。料理にたくさんつかうからね。トウモロコシも日本ではきれいな黄色一色でびしっとなってないと流通に乗らないが、韓国では色とりどりになったものが好まれる。

 ミニトマトは「방울토마토 パンウルトマト」という。直訳すると「鈴トマト」。でも、日本ではみな丸いけれど、グミみたいなこの形のミニトマト(丸いのもある)は、韓国人が大好きな「대추 ナツメ」そっくりなので好まれるのだ。
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 おー、これは「냉이 ナズナ」。韓国では和え物などの家庭料理でよく使われる。ぼくは小学生のころにヒヨコを飼っていたときに摘みにいった記憶がある。
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 どうです? 日本でもよく見るふつうの野菜でも、韓国では色や形、好みが少しちがうでしょ。だから、特に、幼児が読む幼年ものの絵本は、町のスーパーにどこにでもある、日本のものとちょっとちがう韓国の野菜が好ましいのである。

 だからといって、翻訳本を全否定しているわけではない。そもそも翻訳本というものは、国内に必ず必要なのに、国内にまだないからだす意義があるというもの。オムさんが翻訳した『おやおや、おやさい』は、その役割を十分に果たしたと思う。
 だって、この本に強く刺激を受けた韓国の作家(ぼくも含めて^^)が、新たな創作意欲を持ったのだから。
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by kimfang | 2013-12-12 11:23 | 取材ノート