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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
13/12/15 対馬のコウノトリ、半島へ渡るか?!
 昨日、友人の「コウノトリ記者」から電話が入った。
 何と、対馬に4羽のコウノトリが渡り、もしかすると朝鮮半島にいくかも知れないというのだ。日本で生まれ育ったコウノトリが大陸に渡るということは、コウノトリにとって、とても大事なことだ。
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 図(『きみの町にコウノトリがやってくる』くもん出版より)を見てほしい。
 今、野生のコウノトリは、ロシアと中国との間で渡りをしているが、日本や韓国にいたコウノトリたちも、渡りをするコウノトリたちとの交流によって遺伝子の多様性を保ってきた。日本や韓国のコウノトリが絶滅した理由のひとつに遺伝子の多様性の低下があった。豊岡に最後に残ったコウノトリたちも親子や兄弟で繁殖せざるを得なくなり、遺伝的に弱いものが生まれて絶滅が早まったのだ。

 日本では一度絶滅したコウノトリが2005年に野生復帰し、順調に増えている。今後、再び絶滅しないようにするには、エサなど、彼らが生きていく環境を整えてやるのと同時に、遺伝子の多様性を高めていくのもとても大事なことだ。

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 できるだけ、遺伝型のちがうものがペアになるよう、人為的な努力は続けられているが、人の力には限界がある。
 そこで期待されているのが朝鮮半島の存在だ! 渡りをしているコウノトリと、日本から海を越えていった個体が半島で出会い、また、日本にもやってくるということになれば、遺伝子の問題は解決できる。

 つまり、韓国のコウノトリの復活は、日本の生まれのコウノトリたちにとっても大事なことになるのだ。だから日本も、韓国のコウノトリを復活に積極的に支援をしているのである。韓国は2015年の野生復帰を目指している。右の写真は、豊岡から贈られたコウノトリ。

 ところで対馬にいるコウノトリたちよ! まだ、大陸に渡ったコウノトリはいない。プサンまで、たったの49.5キロ。ぴゅっと飛んで、歴史に名を残すコウノトリになってくれ! 

 関連記事。〈コウノトリ2羽対馬に 兵庫から海越え 読売新聞〉

 韓国でコウノトリの野生復帰を目指す韓国教員大学校のコウノトリ生態院のブログです。韓国語ですが^^
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by kimfang | 2013-12-15 12:39 | トピックス