動物児童文学作家のキム・ファンです!!
14/1/27 カンムリウミスズメ調査に同行
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 ひと月前のことだ。昨年末、「上関の自然を守る会」(「長島の自然を守る会」から改名)のカンムリウミスズメ調査に同行させていただいた。
 カンムリウミスズメは、世界でたった5,000羽しかいない「国際保護鳥」で、この鳥は日本と韓国にしかいない鳥だ。

 日本では、世界の個体数の半分以上である約3,000羽が繁殖するという宮崎県の枇榔島が有名だが、2007年に瀬戸内海でも発見され、翌2008年には山口県の上関町でも発見された。
 どうやら、上関の海のどこかにも繁殖地がありそうだということで、それ以来、「上関の自然を守る会」もカンムリウミスズメの調査を継続的に行っている。

 一年半前にも(2012年6月)調査にも同行させていただいたが、そのときは豪雨の中での調査。雨で前がよく見えない中、彼らと出会う幸運に恵まれた。何とか写真を撮ることには成功したが、カメラが濡れたせいでシャッターが下りなくなるなど、トラブルもあった。今回は新しいカメラを持参しての調査だった。
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 しかし今回は、真冬のしけのなかの調査だ。実は前日までの2週間、プロの漁師さんですら漁にでられないほど海が荒れていた。当日、何とか船はでたもののかなり揺れた。しかも寒い! ヒートテックの上にフリースを着て、さらにもう一枚フリースを重ねて、その上からダウンジャケット、そして留めにカッパを着たが、それでも真冬の海の上はめっちゃ寒い^^

 が……そんな寒い思いをして3時間以上探したが、この日はカンムリウミスズメと会うことができなかった。
 世界でたった5,000羽、その半数以上が九州の海にいるのだから、簡単に会えなくて当然。前回が、よほど幸運だったということを、改めて思い知らされた。
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by kimfang | 2014-01-27 14:03 | 取材ノート