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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
14/6/19  2年ぶりに「相棒」に会う
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 作家にとって編集者は大切な「相棒」だ。自分の作品世界をだれよりも理解してくれて、出版に向けてあれこれ助けてくれる大事なパートナーだもの。しかし韓国では同じ編集者と2冊目を作ったことがない(シリーズ絵本を除く)と、ここで何度もいってきた。
 本作りに集中させてもらえない何らかの理由があって続かないのだ。もったいないものだ。
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 2月の末だった。韓国版『サクラ』と『ミツバチがいなくなるとイチゴが食べられなくなるの?』の2冊を一緒に作った編集者からメールが届いた。 あれっ? 2冊目も一緒に作っているじゃないと思った人もいるだろう。実は『ミツバチ』を担当していた編集者の急な退職で、やむおえず代理の編集者となり、この編集者も刊行を待てずに退社していたのだ。

 メールの内容は、「2年間のブランクを経て、また、出版の仕事に復帰しました」という報告メールだった。
しかも、今度、入った出版社が길벗어린이(キルボッオリニ)というではないか!
 ここは絵本で有名な老舗の出版社! ここが出した絵本は、『こいぬのうんち』『あなぐまさんちのはなばたけ』『蚊とうし』(以上、平凡社)、『マンヒのいえ』『ソリちゃんのチュソク』(以上、セーラー出版)、『かわべのトンイとスニ』(小学館)というように、日本でたくさん翻訳出版されている。

 多くの編集者のなかでも、とりわけ息の合う「相棒」だ。何か、祝ってあげたいと思い。知識絵本(科学読み物)の原稿をいくつか送った。「また、一緒に本を作ろうよ!」というメッセージとともに。
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 すると、「企画が通りそうです! 一度、じっくり話し合いましょう」の返信が。
 ところが……。彼女はノンフィクションチームでなくて創作チームというではないか。前の出版社ではノンフィクションを一緒にやってきたから、今回もノンフィクション(科学読み物を含む)のチームにいったものと思い込んでいた。
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 先の出版社では、自分のスキルアップのためにあえてノンフィクションチームに入ったという。本当は創作がしたくて、 今回は創作チームを志願したという。で、仲のいい(今回、一緒に新しい会社に途中採用された)ノンフィクションチームの編集者を伴って現れた。

 それじゃあ、はじめての企画会議をはじめよう。ぼくのホテルの近くにある仁寺洞の伝統茶のお店、「도채비도 반한 찻집」(トチェビもはまったお茶屋さん ※トチェビは、トッケビの済州島方言)にいった。
 明るい雰囲気で、何といっても靴をぬいであがれる座敷があり、모시(モシ からむし織り)で区切られたスペースがあった。本を広げてミーティングするには絶好の場所だった。写真上の左右

 さらに昼食を食べながらミーティングは続く。サムソン(日本ではサムスン)の会長もお忍びでやってくるという、超有名な칼국수(カルクッス 手打ち麺)専門店、「黄生家 カルクッス 황생가칼국수」いった。

 店員お勧めの「サゴルカルクッス」(ウシの骨からとったスープ)と名物の「マンドゥ」(蒸し餃子)、美味かった^^ 写真下の左右
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by kimfang | 2014-06-26 12:07 | トピックス