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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
14/6/20 秘技、「3対象+工作」!
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  20日、いざ、咸平(ハムピョン)に向かう。
 ソウルのリョンサン(龍山)駅から湖南線のKTXに乗って、光州松丁(クァンジュソンジョン)駅を目指した。湖南線のKTXは終点が木浦(モクポ)なのだが、光州にいくものと、光州に立ち寄らないものがある。終点木浦(モクポ)のひとつ手前の駅が光州松丁(クァンジュソンジョン)駅なのである。

 駅には講演を依頼した「パンディップリ(蛍の光) 地域児童センター」の指導員夫妻が迎えに来てくれていて、車で児童センターへと向かった。途中、この地方の名物である「トッカルビ」(韓国式ハンバーグ)を昼食に美味しくいただいたのだが、それは後日、また、改めて紹介したい。

「はい。着きました。ここが講演会場です」
 と、ご主人に紹介されて驚いた。何と、教会だった。さらに車で迎えに来ていただいたご主人がこの教会の牧師さんだと聞いて、また驚いた。
「児童センター(写真左)では、狭いので講演を教会でして、工作はセンターでしてはと考えています」

 図書館や、学校で講演するのはよくあるが、教会でするのはほとんどない。かなり前に、たった一度だけ兵庫県でやったことはあるが、そのときもまさか教会だとは知らずにいき、お坊さんが活躍する本の話を準備してしまっていて冷や汗をかいた苦い経験がある^^
 でも、そのときは教会のなかの小さな図書室、今回は信者のみなさんが礼拝をおこなう広い場所ですると聞き少し緊張した。
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 さて、問題の講演だ。
 子どもたちからもらった手紙も幼稚園児から中学生まで年齢に隔たりがある。しかも、地域の父母たちも呼んでいるというではないか。
 このようなとき、対象の年齢を考慮しないといい講演にはならない。
 そう。子ども相手の講演で一番むずかしいのは、年齢の差があることだ。ひとくくりに子どもとされても、幼児と中学生では話の理解に雲泥の差がある。むかし、3歳から80歳が同時に聞く講演をしたことがある。そりぁ、もう、たいへんだった^^
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 そんな過去の苦い経験のもとに編みだしたのが、秘技、「3対象+工作」だ。
 それぞれの対象に合わせて、楽しい参加型のお話「幼児、低学年向け講演」をまず行い、続いて紙芝居などストーリー性のあるお話が入る「中学年、高学年向け講演」をし、子どもたちには退室。別室でたのしく工作をしてもらっている間に少しレベルの高い内容を「中学、高校、大人向け講演」をするというものだ。

 ただ、この秘技をやるには、かなりの体力が必要だ^^ そして3つもやったからといって、3倍ギャラがでるものでもない。(工作も指導したから4つやでホンマ)
 けれども、たいくつな話を我慢して聞くより、それぞれにとって、よっぽどいい講演になるのだ!
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 夕方、6時になり、講演がはじまった。
 今回も、幼児、低学年向けに「イヌの名前を知ろう!」を30分。
 続けて中学年、高学年向けに「わたしたちの空にコウノトリがかえってくる!」45分。
 たっぷり休憩をはさんで、中学生とお母さんたちに「クリーニング屋のおじさんは、どうして作家になったのか?!」を45分話した。
 もちろん、そのとき幼い子どもたちは別室で工作を頑張ったし、3つの講演をすべて聞いてくれた子もかなりいた。

 幼児から大人まで総勢60名が、たのしいひとときを過ごしてくれた。
 中学年、高学年対象のコウノトリの話のなかで、日本でだしている紙芝居『とんだとんだ! コウノトリ』(童心社)を韓国語に訳して上演したが、みんな真剣に聞き入ってくれていて、一緒にいったウンジン出版社の編集者もビックリしていた。韓国でも紙芝居、だして~^^

 無事に講演が終わって、正直、ほっとしている。
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by kimfang | 2014-06-28 15:39 | トピックス