あと2日後に迫った4月25日は新しい絵本『すばこ』(ほるぷ出版)の発売日ということでわくわくしているのだが、同じ日にもうひとつ、どきどきしながら待っているものがある。日本でも「ナッツリターン」で有名な^^大韓航空の機内誌「モーニングカーム」に連載(全3回)を書くことになり、その雑誌の発売が25日なのである。 こちらはわくわく感などない。超有名企業の雑誌にぼくみたいなマイナー作家が、しかも単発でなくて連載(月刊誌で3回は大型企画だ)を書いて大丈夫なのかという心配があって、どきどきしているのだ。写真は2013年12月号。
どんな内容の連載かというと、イヌ。韓国犬の話を書いてほしいという依頼だった。ご存知のようにぼくは子どもたちに向けて書くのが専門で、大人の方たちによろこんでもらえるものを書く自信がなかった。イヌの専門家もたくさんいるからそちらにお願いすれば。その旨を先方に伝えのだが、ありがたいことに編集長の娘さんがぼくの本、『인간의 오랜 친구 개 人間の古くからの友だち イヌ』논장출판사 がとてもお気に入りで、それを見て、ぼくしかないと依頼したといわれれば断るわけにもいかず、大役が務まるかどうか不安をかかえながら引き受けたという次第だ。 だから、どきどきなのである^^ さて、雑誌は発売前なので、これについては後日詳しく話すとして。今回はモーニングカーム編集部がいい記事を書けるようにと送ってくれた資料のなかからひとつ、話題を提供したい。 昨年、韓国の農林省は、韓国のペット保有人口が1000万人を超え、そのうちの75%がイヌを飼っているというものだ。 ぼくはイヌの本を書いたがネコを飼っていて(今は亡くなってしまったが)、どちらかというと「ネコ派」なのである。 イヌがうまくいったらネコもだしとよ! そう約束して書いた前出の出版社は、イヌの本がそこそこ順調な売れ行きなのにネコはだめだという。ほかの出版社に持ち込んでも、 ネコはちょっと……と断れているのだ。 が、ご覧のとおり、ネコが主人公の日本の『100万回生きたネコ』は韓国でもロングセラーを続けているし、韓国KBSのアニメにもなっている国民的な絵本『ふあふあくもパン』の主人公もネコだ。ぼくとしては、絵本はいいのに何で科学読み物はダメなの?と 不満があったが、今回、モーニングカーム編集部が送ってきた「ペットの75%がイヌ」という韓国社会の現状を改めて知って、しかたないのかなぁと変に納得してしまった。 それでもあきらめずにネコの科学読み物をだしてくれる出版社を探すけれど^^
by kimfang
| 2016-04-23 13:01
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