動物児童文学作家のキム・ファンです!!
16/9/2 そのひと手間がきれいな道路をつくる
 ぼくたち作家は取材にいって「これだ!」と、作品のヒントを得ることがよくある。しかし行政をしている実務の人たちも同じようだ。
 
 韓国でもやっている何の変哲もない普通の道路舗装工事現場。韓国の道路担当職員が「ノガタ(노가다 土方)は日本からたくさん学んだので、道路舗装もいっしょですね」。
 ああ、韓国でも「ドカタ(土方)」のことを「ノガタ(노가다)」というんだと知って、みんなで笑っていた。

 ところが、突然、あるものを見つけたとたんに目つきが変わり、矢継ぎ早に質問が飛んできた。
「先生、この黒いものが何か聞いてください」
「どうして、この段階でこれを入れるのですか?」

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 彼が発見したのは「砂」。道路舗装は基層工事が終わったあとに接着剤となる「乳剤」を撒いてから上層工事をするのだが、豊岡の現場では乳剤の上に薄く砂を撒いていた。

 砂を撒く理由は、作業員の靴の下に「接着材」がくっつかないし、上層工事ができていなくても車を通すことができるというものだった。

 方や、韓国では接着剤である乳剤のあとに砂を撒かないので、作業員の靴や作業車のタイヤについた乳剤がほかの道路にくっついて、汚れとしてそのまま残ってしまうというのだ。
 つまり、日本の道路舗装は韓国よりも「ひと手間」多いのである。

 彼は興奮気味にいった。
「うちの郡守さんはとってもきれい好きで、道路に靴の跡がつくのを極端に嫌われるのです。それをなくす、すごいヒントを得ました!」

 コストなど、克服しなくてはいけない課題はまだまだ多いのだろうが、もしかすると韓国の道路がきれいになるのにちょっと役に立てたかも^^
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by kimfang | 2016-09-04 13:53 | トピックス