京都市の朱雀第二小学校で講演した。講演のタイトルは「すばこはどうして必要なの?」。課題図書(低学年1,2年生)にもなった絵本『すばこ』(ほるぷ出版)では、詳しく書けなかったところを話すという内容だ。
そもそも「す」て、なんやろう?
「すばこ」は、なにの代わりなんやろう?
そんなことをたくさんの鳥や動物たちの写真を見ながら一緒に考え、最後にネズミなのに鳥の「す」のような「す」をつくる、カヤネズミの紙芝居を演じる。
いつもそうだけれど、紙芝居『カヤネズミのおかあさん』(童心社)は、最後のヘビの登場場面で「ギャー」とかなり盛り上がる。きょうも、子どもたちが夢中になって見てくれてうれしかった。
講演に紙芝居が入ると、やっぱりちがうな^^
会場には「すばこ」や「コウノトリ」のペーパークラフト。鳥関係の絵本がずらりと並んでいた。じつは、これが一番大事!
講演を聞いて関心を持った子どもたちが、そのあとに本を読んで、さらに深く広く知っていくのが何より大事。そう。ぼくたちは、本とであう、そのきっかけをつくるために話すのだから。こちらの先生、よくわかってらっしゃる!
「新作紙芝居ができたら、また来年も来てください」と先生。
いまはまだ、いえないのだが、もうしばらくすると、いい報告ができると思う。