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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
17/12/15 米子エコツアー 韓国の子どもたちを案内 その2

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いよいよ2日目は、今回の旅の目的地である「米子水鳥公園」。ここは、中海の東の端にある、広さ28haもある水鳥たちのサンクチュアリだ。220種を超える鳥が確認されている。特に冬になるとやってくるコハクチョウが有名。コハクチョウは夜は公園で寝て、朝になると島根県安来市にえさを食べにいき、また、夕方になると帰ってくる。

韓国の子どもたちは公園にいく前に、水田にいるコハクチョウを観にいった。

「灰色のハクチョウがいるから探してごらん」

 子どもたちは水鳥公園・ネイチャーセンター館長の神谷さんから説明を聞き、双眼鏡をのぞきながら発見シートに書かれているハクチョウを探した。

 ハクチョウは「白」い鳥なのに灰色の鳥がいる。それこそは「見にくいアヒルの子」。やがて白くなる子どものハクチョウなのだ。

17/12/15 米子エコツアー 韓国の子どもたちを案内 その2_f0004331_10205411.jpg17/12/15 米子エコツアー 韓国の子どもたちを案内 その2_f0004331_10204942.jpg「先生、全部できましたが、もぐっているのいません!」

 子どもたちが声をそろえていった。熱心にシートを見ている証拠だ。

それにしてもこの発見シートはよくできている。水鳥公園のものをぼくが韓国語に訳したのだが、わかりやすい絵があるから声を張りあげて説明しなくてもいいし、自然と説明に関心がいく。これまでも、コウノトリやガンなど、子どもたちを野外観察に連れてきたが、こんなシートをあったならもっとうまくいったのに…。

次回からは、必ずつくっていこう!

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「じゃあ、もぐっているのを見にいきましょう」

 水鳥公園にいき、コブハクチョウなどいろいろな鳥を観察した。

 米子水鳥公園のホームページはここ

 つづく。



by kimfang | 2017-12-19 10:24 | トピックス