ポプラ社から「どうぶつ感動ものがたり 全10巻」が発売されました。
このシリーズは、動物をテーマに綴られたノンフィクションの名作を、※図書館向けに編さんしたものです。でも、動物との仕事を扱った第5巻
『イルカのジャンプに夢をのせて』だけは、新たに書かれた短編で構成されています。光栄にも、動物園の飼育員の仕事を紹介する物語は、ぼくが担当しました。
ぼくが題材に選んだのは、
京都市動物園のキリン飼育員・髙木直子さん。食が細くてひ弱な「清水」(写真・右)を、たくましいお父ちゃんに育てていく姿を描きました。古くて(日本で2番目)、狭くて、お金が無い困難を、どのような努力と工夫で乗り越えていったのか? 是非、
お読みください。
そして、京都市動物園のキリン親子に、会いにきてください。
メスの「未来」の右後足には、ご覧のようなハート模様があります。
「このハート模様を二人で見ると結ばれる」なぁ~んて噂もありますんどす。
ほやけど、清水はんか? 未来はんか? 竜王(息子)ちゃんか? わっからへんでっしゃろ・・・などという心配は、ご無用。
キリン舎の前には右のような髙木飼育員直筆の説明書きや、情報がいっぱい詰まった
「キリンタイムズ」も置いてあります。
本を読んでからキリンに会いにいくか?
キリンに会ってから本を読むか? それが問題・・・?
どちらも大歓迎!!!
※図書館向けなので一般書店の本棚には並びません。
でも、最寄の書店やインターネット書店でふつうに注文できます。