動物児童文学作家のキム・ファンです!!
カテゴリ:取材ノート( 65 )

12/4/28 田んぼの生物多様性増進のための日韓自治体シンポジウム
 田んぼの生物多様性の増進と食の安全性を保つために、日韓で協力し合おうという自治体ネットワークが構築されようとしている。

 これは2005年にウガンダで開催された第9回ラムサール会議に一緒に参加したことがきっかけで、2008年の韓国での第10回ラムサール会議に於いて、日韓が水田の生物多様性を増進させることを共同提案したことで弾みがつき、ネットワーク構築のためのシンポジウム開催となった。
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 シンポジウムの前に、関連施設への訪問が組まれていた。
 まずは韓国の有機農法をリードする、コソン(固城)郡生命環境農業技術センターを訪れた。
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 センター内には、2009年にイ・ミョンバク大統領とハン・スンス国務総理がここを訪れたことを示すパネルが展示されていた。

 有機農法とは、無農薬農法を進化させた農法だが、韓国のこの生命環境農法は、有機農法をさらに進化させた農法だといえる。

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 日本の農業専門家たちから驚きの声があがっていたのが印象的だった。

 ぼくは農業のことはあまり詳しくない。
 と、いうことで、一緒にいったプロ、豊岡河谷営農組合の岡 治さんのブログをご覧ください!

 
 
 さて、そのあとはコソン郡で開催されていた「コソン恐竜EXPO」へいった。

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 コソン郡は1982年に韓国で初めて恐竜の足跡の化石が発見された地で、その後も貴重種の足跡の化石や恐竜の卵の化石が相次いで見つかっており、世界的にも注目されている地域だ。
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 今年は「雨水が恐竜を目覚めさせる」というテーマで開催されていた。
 最初に開催されたのが2006年、続いて2009年、今回は3年ぶり3回目の開催だという。

 多くの人で、めっちゃにぎわっていた!
 郡守さんと記念撮影。
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by kimfang | 2012-05-04 23:37 | 取材ノート
12/4/6 トウミ犬(도우미견)に会いにいく旅 ②
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 写真は、日本でも活躍中の女子プロゴルファー、シン・ジエ選手。昨年(2011年)の年末に「韓国障害者トウミ犬協会」を訪ねたときに撮られたものだ。
 シン選手は、全米女子プロの賞金王やメジャータイトルも手にした、世界女王。前年に1億ウォンを寄付したこの施設を、自ら訪問したのだった。

 シン選手は新聞のインタビューに次のように語った。
「日本では、障害者のためのトウミ犬の支援活動がとても活発に行われていることを知った。それに比べて国内(韓国)では、需要に対する供給支援が、話にならないほど不足しているということを聞き、少しでも助けになればと寄付した」

 韓国で初めて盲導犬の存在が広く知られるようになったのは、1988年のソウルオリンピックだった。第8回パラリンピックの開会式では、史上初の盲導犬のパレードが実現し、日本で盲導犬とともに暮らす訓練を受けたキム・ジェミョンさんとロディを先頭に、日本からやってきた24頭の盲導犬が堂々と行進したのだ。
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 スタンドを埋め尽くした10万人の大観衆から惜しみない拍手が贈られた。開会式に参加した児童文学作家の井上こみちさんは、2001年に、この感動物語を『海をわたった盲導犬ロディ』(理論社)というノンフィクションにしてだした。
 本は、第1回動物児童文学賞の優秀賞を受賞している。

 1992年、イ・ヒョング会長は国内で初めて盲導犬の訓練をはじめる。93年には、国産第1号の盲導犬を育てあけだ。
 ところが会長がはじめた次の年である1993年、世界的な企業であるサムスン電子も、盲導犬育成事業に乗り出す。その後、サムスンのテレビコマーシャルでも積極的に登場した盲導犬たちは、国民の認識を変えるのに大活躍した。

「大企業のサムスンがするのに、どうしてお前たちがする。お金の支援などできない」
 そんなことをいわれながらも、何とか事業を続けた会長は、「盲導犬だけが必要とされているのではない」と、国内初の聴導犬の育成に成功する。
するとサムスンもまた、聴導犬の事業をはじめたのだった。協会は、ますます運営が難しくなっていった。
 それでも会長は、障害者のための犬育成に人生をかけた。
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 ところがそのサムスンが、最近、手がけてきたトウミ犬の育成を、盲導犬だけにしぼり、その規模も縮小すると発表したのだ。その衝撃は、あまりにも大きかった。
 国内の聴導犬や介助犬は、「韓国障害者トウミ犬協会」だけが請け負うことになってしまったからだ。なのに訓練施設は狭く、資金も足りない。

 それを伝え聞いたシン・ジエ選手が、1億ウォンを寄付したのだった。
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 取材をし、協会側が決してサムスンを悪く思っていないことも知った。
 サムスンが果たした功績はあまりにも大きい。
 企業には企業の論理があるのも、ちゃんと理解している。だからこそ、国と国民がこの事業に積極的にかかわり、支援をしなくてはいけない!と熱く語った。

 ぼくはシン選手のように大金の寄付はできない。
 せめて本を書くことで、支援したいと思う。

 シン選手と一緒に写った老介助犬、ポティミ(引退して、施設で悠々と暮らしいる)と、ぼくも記念撮影。
 
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by kimfang | 2012-04-14 12:46 | 取材ノート
12/4/6 トウミ犬(도우미견)に会いにいく旅 ①
 ミツバチと並行して進めていたイヌの科学読み物も最終段階に入った。
 社会で活躍しているイヌといえば、盲導犬や、介助犬、セラピー犬たちだ。
 彼ら「トウミ犬(도우미견)」の訓練施設が見たくて、出版社に頼んで「韓国障害者トウミ犬協会」への取材許可を取ってもらった。
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 韓国では、盲導犬、聴導犬、介助犬など、障害のある人たちの生活を助けてくれるイヌを総じて「トウミ犬」という。トウミ(도우미)とは、「助ける者」という意味で、サポーターや、支援者にもこの言葉が使われる。
 だから盲導犬は、視覚障害者トウミ犬(시각장애인 도우미견)や盲人トウミ犬(맹인 도우미견)といい、同じように聴導犬は、聴覚障害者トウミ犬(청각장애인 도우미견)という。介助犬は、肢体障害者トウミ犬(지체장애인 도우미견)と呼ばれている。
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 ソウルから電車で1時間ほど南にいくとピョンテク(平澤)駅(ソウル市内にいた米軍が移転したところ)に。そこからタクシーで15分ほどいったところに、その施設はあった。
 
 思っていたよりも、ずいぶん小さくおどろいたが(その訳は次回に)、施設に入ると、人懐っこいトウミ犬たちの熱烈な歓迎を受けた。中には引退して余生をここで過ごしている犬もいた。


 訓練の様子を少し見せてもらった。
 訓練士が車イスに乗って指令をだすと、窓を開けたり、冷蔵庫から水を取ってきたり、電気をつけたりした。
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 この日も、トウミ犬がほしいという人が面接に訪れていた。
 面接室に貼られた大きな木の写真は、ここから巣立っていったトウミ犬と新しい飼い主が一緒に写った写真だ。
 
 
 それがまるで、木に実った果実のように表されていて、とってもすてきだ!と感じ入った。
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by kimfang | 2012-04-14 10:59 | 取材ノート
12/4/5 ミツバチに会いにいく旅 ②
 イチゴ農場のあとは、養蜂家を訪ねた。ミツバチとともに暮らしている方の生の声を、原稿に反映したかったからだ。
 ここでも、新しい発見がたくさんあった。
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 養蜂家のおじさんと一通り話したあと、燻煙機でハチを落ち着かせるところを実際に見せてもらえないか?とリクエスト。おじさんは、いやな顔ひとつせずにいつもの仕事を見せてくれたのだ。

 養蜂の現場で、燻煙機は大活躍している。
 ハチたちは巣板を持ち上げられると、巣を守ろうと攻撃に出る。煙は、彼らが発する攻撃フェロモンを伝えられなくするのに使われる。
 しかしその燻煙機の煙は、どうしてあんなにうまく出るのか? 前から不思議でしょうがなかった。
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 燻煙機の実物を見た途端、その謎は解けた。なんと、燻煙機にはシュポシュポと空気を押し出すフイゴのようなものが付いていたのだ。
 燻煙機の煙の威力も相当なものだと知った。そんなにもくもく出てなくても、十分に効果があることを知った。

 ハチが落ち着いたところで、おじさんが巣板を持ち上げて女王バチを探してくれた。しかしなかなか見つからない。
 おじさんは、「女王バチは、何枚もの巣板をどんどん移動するから、相当にすばしっこいんだ」と話した。
 女王バチは、どしっとしていてあまり動かないものと思っていたので意外だった。
 その話の間に撮ったのがこの写真だ。なかなかいい絵だと思っている。
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 しかしこの日は、相当に風が強くて、カメラを持つ手が揺れた。ハチたちの接写は、あまりうまくいかなかった^^
 
 

 
 おじさんたち養蜂家は暖かくなると、ここからほどないところにある軍事境界線(DMZ)に巣箱を運んでハチたちを飛ばすという。ここの蜂蜜は、DMZの蜜なのだ。

 戦争によって作られたDMZだが、皮肉にも豊かな自然が残った。南北が統一してもここを自然遺産として残そうと訴えてきたが、実際にこんな風に役立っているとは思わなかった。

 蜜源となる草木が減っている昨今、DMZはたいへん貴重な自然だ!
 ここを開発から守らなければ! という思いが、ますます強くなった。
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by kimfang | 2012-04-12 22:23 | 取材ノート
12/4/5 ミツバチに会いにいく旅 ①
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 7月に、韓国でミツバチの科学読み物を出す予定だ。ミツバチの生態だけでなく、どれだけミツバチが農業に広く深く利用されているのかを伝えるために書いた。そう、ミツバチがいなくなればたいへんなことになるということ。
 本のタイトルは、『ミツバチがいなくなると、イチゴが食べられなくなるんだって?』になる予定だ。

 
 取材には「発見のための取材」と「確認のための取材」がある。もうすでに原稿は書き上がっていて、あとはもう、補完したり修正したりする段階だから、確認のための取材なのだが、やはり現場は面白い! 新しい発見がたくさんあった!

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 韓国でもっとも農家でミツバチが利用されているのが、イチゴと참외 マクワウリ。マクワウリは日本ではあまりみられなくなったが、韓国人はマクワウリが大好き。その国民食ともいえるマクワウリの生産を陰で支えているのがミツバチなのだ。

 ソウルから電車とバスで一時間半ほど移動し、ソウルのベッドタウン、コヤン(高陽)市のイルサン(一山)に着いた。ここにある、イチゴ農家を訪れた。ここは天敵農法など、無農薬でイチゴを生産していて、体験学習なども積極的に行っている。

 ほしいのは、ハウスに置かれたミツバチの巣箱と、イチゴの花にとまったミツバチの絵(写真)。
ところが、写真を撮っていて、ふと、疑問がわいてきた。

 あれれっ? 5枚の花もあれば、6枚もある。なんで?
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 女性社長にたずねると、
「イチゴは5枚から8枚まであります。8枚が、いちばんいいイチゴができるの」
と教えていただいた。
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ならば8枚の花にミツバチがきたところを撮ろうと思ったが、時すでに遅し。
 もう、次の取材場所に行かなくてはいけない。
 
 あ゛~悔しい想いが残った。
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by kimfang | 2012-04-11 22:55 | 取材ノート
12/2/21 すごいぞ! スズメバチの巣を使うモモンガ
 モモンガが主人公の絵本を書いている。
 来年に韓国での出版もすでに決まっている。ほかの本を優先しているために今はちょっと休憩中。
 その作品の生物学的な助言をお願いしているのが、『きみの町でコウノトリがやってくる』でも登場してもらったチョン・ソクファン博士だ。
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 昨日、博士から、モモンガの最新ニュースが送られてきた。ありがたいことにマスコミ用に配られる報道資料をぼくにも送ってくれた。
 
 読んでおどろき! 
 なんと、モモンガがスズメバチの巣を使っているというのだ。

 これがその写真。忠清北道にある月岳山国立公園で撮られたもの。
 ふつうモモンガはキツツキなどがあけた穴で暮らしている。子どもも親と暮らしながら越冬するのだが、スズメバチの巣にいた子どもは単独で暮らしていた。
 スズメバチの巣の保温性はバツグン。これなら寒い韓国の冬も大丈夫。
 スズメバチはどんなに立派な巣を作っても再利用しない。それを使うなんて。自然は本当にうまく回っている。

 韓国のモモンガは北海道のエゾモモンガと同じ種だが、数はとても少ない。天然記念物に指定されて保護されているが、安心できない数だ。
 彼らの保護のためにも、いい絵本を作らなければ。

 それにしてもおどろいた。
 当然、韓国でも大きく報道されて話題となっている。
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by kimfang | 2012-02-23 00:01 | 取材ノート
12/1/18 サムソン美術館リウムで、あこがれのイヌの絵と会う
 半年ぶりの韓国だ。急用があっての訪韓だったが、今書いているイヌの原稿に必要な取材もできたらな、と願っていた。忙しいなか、アポなしででも行けるところといえば博物館だ。
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 韓国で一番有名なイヌの絵であるイ・アムの「母犬図」や「花鳥狗図」は国立中央博物館にある。そこにいって絵を観ようとしたが…がっくり。いつでも観られる絵ではなかったのだ。

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 そんなとき友人が、ならば、サムソン(日本ではサムスンと呼ばれている)が造った美術館「リウム」で、企画展、「朝鮮画院展」が開かれているから観ていっては、と教えてくれた。

せっかくの韓国だ。出版社をはしごするだけでは味気ない。
 イヌの絵はなくても美術品を観るのも、何かのためになるか、と出かけて行った。

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 漢江鎮駅から少し歩いて、急な坂道を上ったところにリウムはあった。
 巨大なクモの造形物2体が迎えてくれた。
 朝鮮時代の画員、キム・ホンドやシン・ユンボクが活躍する韓国ドラマ、「風の絵師」を楽しく見た。彼らが描いた絵を観られるだけでもいいと思っていたが…

 なんと、イヌの絵もあった! 
 それも、キム・ドゥリャン(1696-1763)の「黒狗図」や、作者不明の名画、「猛犬図」(朝鮮後期)というあこがれの絵が展示してあった。イ・アムのイヌの絵はなかったが、いつかは観てみたいと思っていた絵だった。



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  左の「黒狗図」はとても小さく、手の指をいっぱいに伸ばしたくらいの大きさ。でも、イヌの表情がいい。
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 右の「猛犬図」はそこだけが切り取られたと思われ、この絵の後ろにどんな絵があって、なぜ、切り取られたのだろうか? と妄想するだけで楽しい。
 2作ともに、西洋画の影響を強く受けていた。
 
 



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 じっくり名画を楽しんだ帰り際、何か記念になるものをと探していると、これまた驚いた。
 あこがれのイ・アムの「花鳥狗図」があったのだ。

 へへへ、本物ではないが^^

 iPhone 4用のカバーになった「花鳥狗図」。もちろん、買った!

 さすがはサムソン、ええ商売してるわ。
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by kimfang | 2012-01-22 17:10 | 取材ノート
11/12/24 長生きして! 南北友好の犬
 今朝の朝日新聞に、『「将軍様の犬」も寄る年波 南北友好の象徴』という記事が載った。
 懐かしい「トゥリ」の姿が写真で紹介されていた。
 この犬こそは、2000年の南北首脳会談のおりに、南のキム・デジュン大統領と北のキム・ジョンイル国防委員長が交換した「友好のシンボル」だ。

 大統領が贈ったのは、韓国初の国際公認犬となった珍島犬(チンドッケ)。国防委員長が贈ったのがトラ追い犬として名を馳せた豊山犬(プンサンケ)だった。その、北から来た豊山犬が年をとって弱っているというのが今回の記事だ。
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 懐かしいというのには理由がある。
 何とぼくは、朝日がいう「将軍様の犬」を自分の手で散歩させたことがあるのだ。それも、オスの「ウリ」とメスの「トゥリ」の両方ともを、だ。
 大統領が国防委員長からもらった「特別な犬」を散歩させた一般人は、そうはいない。いいや、もしかするとぼくひとりかもしれないなぁ。
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 それにはこんな経緯があった。
 宝塚から韓国へいったゾウのサクラを取材していた2004年のこと。サクラとともに韓国へ渡ったポニーなどのほかの動物がどのように過ごしているのか知りたくて、ソウル大公園のなかのオリニ(子ども)動物園にいった。そこにいる「南北友好のシンボル」を取材してルポを書くのも、訪韓の大きな目的だったのだ。

 ところが、肝心の犬が2匹ともいない。病気にでもなったか?と心配していると、飼育員がウリを散歩して帰ってきたのだ。当時、豊山犬の情報は韓国にも日本にもほとんどなかったから、ぼくは飼育員に多くをたずねた。

 すると飼育員が、「日本からわざわざ来てくれてありがとう。記念に散歩させてあげるよ」といいだしたのだ。
 何事も慎重に行動する日本ではあり得ない話だが、そこは韓国人のおおらかさというか、何というか、とにかくラッキーなことに、ぼくはくさりを持ってオリニ動物園を一周したのだ。
 もちろん、犬に何か起こったら、監獄にいくことになるぞ…とビビりながら^^) 因みにそのときトゥリは子どもを産んだばかりで、別室にいた。
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 翌年の2005年、サクラの取材でまたもや、ソウル大公園にいった。当然、豊山犬も気になっていて、オリニ動物園をのぞくと、飼育員はぼくのことをちゃんと覚えてくれていて、「また来てくれたのか!」と、今度はメスのトゥリを散歩させてくれたのだ。
 だから、めちゃめちゃ懐かしいのである。
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 犬の年齢は大きさによって大きく異なる。11歳の小型犬は人間の年で60歳くらい。大型犬なら82歳くらい。ウリとトゥリは中型犬だから、亡くなった国防委員長と同じくらいの年で、70歳くらいだろうか。
 少しでも長生きして、南北の友好を助けてほしいものだ。

 今、韓国でだす、イヌの科学読み物を必死に書いている。
 南北友好のシンボルを散歩させた貴重な経験を持つぼくとしては、もう一度、彼らが注目を浴びるような本にしたいと願っている。
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by kimfang | 2011-12-24 11:07 | 取材ノート
11/10/16 越前市のコウノトリ飼育予定場所を取材
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 16日は、越前市エコビレッジ交流センター指導員、野村みゆきさんの案内で、童心社の編集者とともにコウノトリの飼育予定場所を訪れた。

 5月にいったときは、何もできてなかったのに、すでにケージは完成。あとはコウノトリがやってくるのを待つばかり。
 そばには、巣塔も建てられていた。
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 この巣塔には、40年前に、コウちゃんの保護活動(1970暮れに飛来、71年2月に豊岡へいくまで)をした白山小学校の伝統を受け継ぐようにと、現在の高学年の子どもたちが描いた絵が、描かれていた。
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 今回の放鳥は「段階的放鳥」だ。
 つまりは、親鳥がケージのなかで飼育され、卵をうんで育てたひなは、そのまま放鳥するというやり方だ。
 やがてこの巣塔に、コウノトリがとまる日がくるだろう。

 エコビレッジの野村さんがいった。
「エコビレッジにコウノトリがやってきたので、今度は白山小学校の校舎の屋根にコウノトリがとまるのを見るのが、わたしの新しい夢です」
夢は、着実に前に進んでいる。

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 ところで、紙芝居をだしてくださった童心社の編集者には、どうしても会ってほしい方がいた。
 そう。紙芝居の主人公、コウちゃんだ。

 ついに、ご対面! 
 「遠い東京から、よくぞ会いにきてくださいました!」
 
  コウちゃんも、感激してしるようだった。
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by kimfang | 2011-10-19 15:03 | 取材ノート
11/9/28 初体験、ボルガライス
 市長との対談がおわったあとは、ぼくが紙芝居を実演する10月15日のイベント(コウノトリが舞う里づくり大作戦)の打ち合わせ。
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 おっと、その前に、昼食だ。
 市役所の方が、「何かお望みのもの、ありますか?」とたずねてきたので、
 迷わず「ボルガライス食べてみたいです!」といった。

 じつは先日、テレビの「ケンミンショー」で越前市の地域限定名物料理として、「ボルガライス」が大きく取り上げられた。もちろん、ぼくもその存在を知らなかった。越前市にいくと聞いた友人たちが、一度食べてレポートしてくれといってきた。

 職員の方についていくと、なぁ~んだ、以前にも、きたことのある店。そのときは、「越前そば」が食べたいといって連れてきてもらった。
 おそばや、お寿司をだしている和食の店なのに、本当にあるの?
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 と、店の入り口に大きなメニュー版が。
 あったあった! それも一番上に、ボルガライス! 
 県外、女性の方に大人気!と書いてある。

 ロシアの大河、ボルガ川をイメージしたというその料理は、
 オムライスの上にトンカツ。
 お好み焼きのソースでなく、ちゃんとデミグラスソースなのに、なぜか青のりもかかっている。 ポテトフライもついていた。
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 これはボリューム満点。カロリーもすごいのに…どうして、県外の女性に大人気か、わからない。
 ま、でも、まちがいなく、うまい! 

 すると、一緒にきた記者さんが、越前市といえば「ソースカツ丼」も外せませんよと。
 おー、これもすごいボリューム。何と、カツが三枚も!
 今度は、これに挑戦しなくては。
 
 取材や、講演で訪れた土地の、そこの名物をいただくのも、たのしみのひとつ。
 これも立派な、取材。

 ごちそうさまでした。
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by kimfang | 2011-10-01 07:36 | 取材ノート