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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
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11/10/27 韓国の大学、授業料の半額なるか?
 フリーランスの絵本編集者をしている、韓国の友人からメールが届いた。
 最近の深刻な不景気で、本の売れ行きが悪いと嘆いたあと、大学生の息子と娘が、そろって休学すると書いてあった。

 長男は、軍隊にいかなくてはいけない年になったという。韓国には徴兵制度があるので、こちらは納得。
 わからないのは、苦労して芸術大学に入れた娘さんを、どうして休学させるのか? 
 
 おどろいたことに、学生が起こしている「授業料半額要求運動」が現実化しそうなので、それまで休学させるということだった。いやっ、娘さんの方から、そのような申し出があったという。

 三人の子を大学に送っているぼくからすると、夢のような話だ。
 そんなのありえない、と思っていたら、昨日のソウル市長選挙では、市民運動家が当選した。
 もともとこの選挙は、ソウル市内の小中学校の給食を、ただにするかどうか、ということで、前市長が辞任したことを受けて行われたもの。

 給食をただにする方の、陣営が圧勝したのだ。
 来年の総選挙と大統領選挙に相当な影響がでる!
 もしかすると、本当に大学の授業料が半額になるかも!
 
 きのう、ぼくは一番上の子の最後の授業料を収めた。ひとり、終わった。あと、ふたり。
 その子たちに、いった。

「お前たちも、韓国の大学生のように、デモをしろ!」
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by kimfang | 2011-10-27 13:57 | トピックス
11/10/16 ボルガライスか、越前そばか
 越前市での仕事はすべて無事に終わった。あとは、昼食を取って帰路につくだけ。
 昼食は、遠く東京からわざわざきてくださった童心社の編集者に、何か、越前市の想い出になるようなものを食べてもらいたい。
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 テレビの「秘密の県民ショー」で一躍全国区となったボルガライスか―。
 それとも伝統の味、「越前そば」か―。
 悩みに悩んだ。

 そういえば編集者は、ボルガライスののぼりやポスター、看板を面白そうに写真に撮っていた。ここはやはり、ボルガライスだろう。
「越前そばは、前日のレセプションでも食べたので、ボルガライスにしましょうか」といったところ、案内役の野村みゆきさんが、
「うーん。本来の越前そばは、もっとちがうんですよね」と、ぽつり。

 えっ、そばに、だいこんおろしがかかっていて、かつお節がたんまり乗っかっているのが越前そばじゃないの? それがどうちがうの?
 「本来」と聞いて、ぼくも、編集者も、かぜん、越前そばが気になってしかたなくなってしまった。

 個人的には、先々週(9/28)に市長さんとお会いした日に、ボルガライスは食べている。
 (編集者のためといいながら)彼には悪いが、自分の探究心を満たす方に心が急ハンドル。
 じゃ、本来の越前そばを食べに行こう。
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 と、いうことで、地元の有名店、「かめや」さんに連れていってもらった。
 何が、どうちかうのか? ぼくも編集者も興味津津。

 もちろん、越前そばの王道中の王道―「おろしそば」を全員が注文した。
 
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 そばがきた。見るところ。ちょっと太めのそばに、おろしつゆがついているだけ。
 何らちがわない。しかも、かつお節も、ほんのちょっと。
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 おろしつゆをぶっかけて、いざ。
 あれ、あれれれ?
 なっとく! 確かにちがう!
 何と、辛いのだ。
 わさびでも、和がらしでも、唐辛子でもなく、だいこんおろしが辛いのである。
 辛み大根を使っているのか? それとも辛みのあるところだけを使っているのか?

 この辛みが、何ともいえない美味しさ。
 みなさんも越前市にいったら、だいこんの辛さをたのしむ、本来の越前そばを、ぜひ、ご賞味あれ。
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by kimfang | 2011-10-21 17:14
11/10/16 コウノトリの菊人形
 紙芝居を実演した「コウノトリが舞う里づくり市民かいぎ」のあとには、交流会「コウノトリを語る座」があった。
 案内されたテーブルには、奈良俊幸・越前市長や、市民かいぎで基調講演をされた、神戸大学名誉教授の保田 茂先生など、すごい方がたがいらした。

 それでもおくすることなく、ぼくもコウノトリについて大いに語るなか、市長が、「ぜひ、『たけふ菊人形』にもいってください。コウノトリの菊人形も飾ってありますから」とおっしゃった。
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 たけふ菊人形は、日本三大菊人形のひとつで、ほかに、大阪府枚方市の「ひらかた菊人形」と福島県二本松市の「二本松菊人形」があるという。
 京都にすむぼくは、「ひらかた菊人形」は子どもころに遠足でいった記憶もあり、なじみの菊人形展だったが、2005年に幕を閉じた。
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  「菊人形、なつかしいですね。枚方はなくなりましたから。必ずいきます」
 市長と約束したからにはいかねばならない。ましてや、コウノトリの菊人形と聞けばなおさらだ。
 飼育施設の取材のあとに、会場を訪れた。今年が、記念すべき60周年。多くの人で、大盛況だった。
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 さて、コウノトリの菊人形は…
 あった、あった!
 入口からすぐのところに、飾ってあった。うれしいことに、40年前の「コウちゃん」の保護活動や、「えっちぇん」の飛来など、越前市とコウノトリの関わりがパネルにして、展示してあった。

 「本篇」のたけふ菊人形展にいこうとすると、何と、ぼくの紙芝居が売っているではないか!
 コウノトリの菊人形のすぐそばで、「コウノトリ呼び戻す農法推進協議会」会長の恒本さん夫妻が、ほかの商品とともに『とんだとんだ!コウノトリ』も、売ってくださっていた。 感謝!
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 前日の市民かいぎの会場でも、
「水辺と生き物を守る農家と市民の会」のみなさんが売ってくださっていた。
 
 こちらも、感謝です!
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by kimfang | 2011-10-20 14:31 | トピックス
11/10/16 越前市のコウノトリ飼育予定場所を取材
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 16日は、越前市エコビレッジ交流センター指導員、野村みゆきさんの案内で、童心社の編集者とともにコウノトリの飼育予定場所を訪れた。

 5月にいったときは、何もできてなかったのに、すでにケージは完成。あとはコウノトリがやってくるのを待つばかり。
 そばには、巣塔も建てられていた。
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 この巣塔には、40年前に、コウちゃんの保護活動(1970暮れに飛来、71年2月に豊岡へいくまで)をした白山小学校の伝統を受け継ぐようにと、現在の高学年の子どもたちが描いた絵が、描かれていた。
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 今回の放鳥は「段階的放鳥」だ。
 つまりは、親鳥がケージのなかで飼育され、卵をうんで育てたひなは、そのまま放鳥するというやり方だ。
 やがてこの巣塔に、コウノトリがとまる日がくるだろう。

 エコビレッジの野村さんがいった。
「エコビレッジにコウノトリがやってきたので、今度は白山小学校の校舎の屋根にコウノトリがとまるのを見るのが、わたしの新しい夢です」
夢は、着実に前に進んでいる。

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 ところで、紙芝居をだしてくださった童心社の編集者には、どうしても会ってほしい方がいた。
 そう。紙芝居の主人公、コウちゃんだ。

 ついに、ご対面! 
 「遠い東京から、よくぞ会いにきてくださいました!」
 
  コウちゃんも、感激してしるようだった。
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by kimfang | 2011-10-19 15:03 | 取材ノート
11/10/15 コウノトリ紙芝居の舞台となった越前市で、実演
 15日、越前市の武生パレスホテルにて「2011コウノトリが舞う里づくり大作戦」が開催された。予想を上回る300人もの人が参加した。
 お話の舞台でもある、越前市(豊岡市も)での実演は、紙芝居を思いついたときからの目標のひとつ―。
 それがついに実現した。

 ところでぼくが、コウノトリ絵本の紙芝居化を思いついた理由は、当初はこのイベントでコウノトリが放鳥されると知ったからだった。
 昨年、兵庫県と福井県の知事さんが会い、コウちゃんの縁で、関係の深い越前市での放鳥で合意した。
 それを応援したくて、童心社さんとコウノトリの紙芝居をつくったのだ。
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 諸事情で、今年の放鳥は見送られたが、年内にも親鳥が豊岡市からやって来るといううれしいニュースも届いた。
 いよいよ、コウノトリがやってくる!
 そんな熱気ムンムンのなかでの、念願の紙芝居実演だ。
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 その前に、ぼくに与えられた任務は、紙芝居にサインを書くこと。地元のロータリークラブのご厚意で、越前市内のすべての保育園、幼稚園、小学校に紙芝居が寄贈されることになった。その数、43冊。
 一冊、一冊、心をこめてサインをした。

 


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 リハーサルも無事にこなし、ついに本番! 
 2005年、コウちゃんの保護活動をした白山小学校で絵本を朗読したときは、込み上げてくる気持を抑えきれずに、少し涙ぐんでしまったが、今回の紙芝居は、とっても気持ちよく、たのしく実演できた。
 想い出ではなく、これからはじまるんだといううれしさが、そうさせたのだと思う。

 紙芝居実演の様子は「倉敷コウノトリの会」の林さんのブログをご覧ください。
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by kimfang | 2011-10-19 13:48 | トピックス
11/10/7 社長を乗せて市長に会う旅
 今年はコウノトリな一年だ。
 正月の3日から豊岡にでかけ、3月にもいき、5月にも国際フォーラムの通訳でいき、9月にはできあがったばかりの紙芝居を届けにいった。

 そう。紙芝居『とんだとんだ!コウノトリは』(童心社)は無事にでて、おかげさまでたいへん好評だ。あとは高学年向けノンフィクション、『君の町にコウノトリがやってくる!』(くもん出版)の完成に向けてひた走るだけである。
 そのための今年、5度目の豊岡行き。

 しかし今回の旅は、いつもの気ままなひとり旅ではなかった。何と、くもん出版の社長と、担当編集者を乗せて、それも、中貝宗治・豊岡市長を表敬訪問する旅となったのだ。
 じつは、市長がぼくの本のあとがきを書いてくださった。感謝の気持ちを伝えにいくのだ。
 つまりは、社長を乗せて市長に会う旅―かなり緊張する旅となってしまったのである。
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 いざ、出発―。
 7時に京都をでて、予定通り10時にコウノトリの郷公園に着いた。まずは本を書くにあたって、全面的にご協力いただいたコウノトリの郷公園のみなさんにごあいさつ。そしてコウノトリたちにもあいさつ。
 ところが、いつもは空を飛んでいるコウノトリがこの日は飛んでいない。西公開ケージには12羽の飛ばないコウノトリがいたが、やはり、くもんの方には、飛んでいる姿を見てもらいたい。なのに…。
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 市長との約束は12時―。
 結局、飛ぶ姿を見せられずに市庁舎へ向かった。
 翌日から中国へと向かわれる忙しいなか、昼食の時間をさいてくださった。お昼を食べながらの対談は、とてもたのしいものだった。その中で市長は、
「飛ぶ姿が見たければ、3時のえさやりの時間にいきなさい。たくさん飛んでくるから。うぅん、待てよ、3時では遅いか。2時半にいって、待機してないとダメだよ」
 と、アドバイスをくださった。

 さぁ、郷公園に引き返して飛ぶ姿を、といきたいところだが、今回の旅の大きな目的のひとつが、書店へのあいさつと、本の宣伝だ。
 地元の有力書店さんに、ぼくの本を置いて下さるよう、一生懸命お願いしなくてはいけない。飛ぶ姿をみるよりも、そちらの方が大事なのだ。
 ありがたいことに、まだ本もできあがっていなのに、大口の注文をいただいた。
 やはり、社長がいくとちがう!
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 書店回りが終わって、もう一度、郷公園にもどってきたのは2時45分―。
市長のアドバイスの時間よりも遅かった。案の定、公開ケージのコウノトリの数は、倍以上の28羽ほどになっていた。
 万事休す―。

 もう、誰も飛んでくれない。食べだすとなかなか飛ばないのは知っていた。
 社長は早く東京に戻らなくてはいけない。
 残念ですが、そろそろいきますか…と声をかけようと思ったときに、突然、山の裏手からコウノトリがもうスピードで飛んできた。
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 上を見て!
 ぼくが叫んだので、くもんのふたりが顔をあげた。
 おおっ! 

 これがそのときの写真だ!

 旅の最後の最後に、コウノトリの飛ぶ姿を見てもらえてほっとしている。
 
 『君の町にコウノトリがやってくる!』(くもん出版)は、12末か、来年1月に発売予定。
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by kimfang | 2011-10-09 08:26
11/9/28 初体験、ボルガライス
 市長との対談がおわったあとは、ぼくが紙芝居を実演する10月15日のイベント(コウノトリが舞う里づくり大作戦)の打ち合わせ。
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 おっと、その前に、昼食だ。
 市役所の方が、「何かお望みのもの、ありますか?」とたずねてきたので、
 迷わず「ボルガライス食べてみたいです!」といった。

 じつは先日、テレビの「ケンミンショー」で越前市の地域限定名物料理として、「ボルガライス」が大きく取り上げられた。もちろん、ぼくもその存在を知らなかった。越前市にいくと聞いた友人たちが、一度食べてレポートしてくれといってきた。

 職員の方についていくと、なぁ~んだ、以前にも、きたことのある店。そのときは、「越前そば」が食べたいといって連れてきてもらった。
 おそばや、お寿司をだしている和食の店なのに、本当にあるの?
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 と、店の入り口に大きなメニュー版が。
 あったあった! それも一番上に、ボルガライス! 
 県外、女性の方に大人気!と書いてある。

 ロシアの大河、ボルガ川をイメージしたというその料理は、
 オムライスの上にトンカツ。
 お好み焼きのソースでなく、ちゃんとデミグラスソースなのに、なぜか青のりもかかっている。 ポテトフライもついていた。
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 これはボリューム満点。カロリーもすごいのに…どうして、県外の女性に大人気か、わからない。
 ま、でも、まちがいなく、うまい! 

 すると、一緒にきた記者さんが、越前市といえば「ソースカツ丼」も外せませんよと。
 おー、これもすごいボリューム。何と、カツが三枚も!
 今度は、これに挑戦しなくては。
 
 取材や、講演で訪れた土地の、そこの名物をいただくのも、たのしみのひとつ。
 これも立派な、取材。

 ごちそうさまでした。
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by kimfang | 2011-10-01 07:36 | 取材ノート