「ほっ」と。キャンペーン
動物児童文学作家のキム・ファンです!!
<   2012年 07月 ( 9 )   > この月の画像一覧

12/7/21 ふゆみずたんぼ韓国語訳 ラムサール報告書(CD)に収録
f0004331_16575543.jpg
 日本雁を保護する会会長の呉地正行先生の講演会が京都市の龍谷大学であった。
 「水田と生物多様性 ラムサール条約COP11(ルーマニア・ブカレスト)における展開
~ローカルの活動をグローバルに発信する意義と課題~」という、少々長くて難しいタイトルのついた講演だった。
f0004331_16582937.jpg
 ここにぼくと、友人のミュージシャン、ペ・チンジュさんが参加した。
 講演タイトルからして「素人」で「部外者」であるぼくたちが参加するはめ^^になったのは、呉地先生がプロデュースした「ふゆみずたんぼの歌」を、ぼくが翻訳し、彼女が歌ったからである。

 順を追って話そう。           先生が書かれた童心社の絵本『いのちにぎわう ふゆみずたんぼ』→
 冬の田んぼに水を張る「冬季湛水」は、田んぼにも生きものにもいい農法として、今、熱い注目を浴びている。機械を入れやすくするために、冬場は水を抜いて乾田にするのが慣行の農法だが、冬に水を張ってやるだけで、微生物が稲わらを分解、イトミミズが増え、それらを食べる生きものがあふれる田んぼになる。

 呉地先生たちは、蕪栗沼に集中したマガン(日本に渡来するガン類の80%が宮城県に集中する。伝染病などが発生するとたいへんなことになる)を分散させようと、農家の協力を得て蕪栗沼周辺の冬の田んぼに水を張った。
 すると、鳥たちが田んぼをねぐらに利用し、田んぼも健康になった。

 調べると、そのむかし「田冬水」という農法が文献に残っていた。スペインでも、「ペレローナ」という言葉で広く知られていた。
 「田冬水」を、もっとわかりやすい現代風の言葉にして広められないものか?
 そうして考え出されたのが「ふゆみずたんぼ」だ。 
f0004331_16594294.jpg
 先生たちは、これを歌にして広めようと考えた。
 そこで田中卓二さんが作詞作曲。CDにもなった。 ←歌はここをクリックすると聴けます 
 当然、田んぼの生きもの調査交流会や国際会議などでも、よく歌われるようになったのだが、韓国の参加者は日本人が歌っている間、何もできずにポカーンとしているだけだった。
f0004331_170436.jpg
 4月末から5月はじめにプサンで開催された「日韓自治体ネットワーク」にぼくが通訳として参加。帰国するためにプサン(金海)空港に向かう車のなか、帰り際に呉地先生がおっしゃった。



「ねぇ、キムさん。『ふゆみずたんぼの歌』を韓国語に訳してもらえないかな。今度のICEBAで、みんなで一緒に歌いたいんだ。日本人は日本語で、韓国人は韓国語、それぞれの保国語で合唱したいんだ」

 それを受けてぼくが翻訳。出来上がった詩をアマチュア屈指のバンド―MMMに歌ってもらった。このバンドを率いるのが、ペ・チンジュさんだ。
 彼女が歌っ韓国語バージョンが、日本語バージョンや英語バージョンと共に、今回のラムサール会議に向けてまとめられた報告書のCDに収録された。
f0004331_1714083.jpg
 つまり、ぼくとMMMは、世界デビュー?!
 と、いうことで、お礼も含めて講演を聞きにいったということだ。
f0004331_173766.jpg
 話は前後するが、17日のICEBA交流会の最後に、日本と韓国の参加者は肩を組みながら「ふゆみずたんぼの歌」を大合唱した。
 文章の翻訳とはちがい、歌詞の翻訳は、とっ~~~とても、むずかしい!
 いろいろなことがあった。
 すんなりとできた仕事ではなかったので、合唱を聞きながら目頭が熱くなった。

 音楽CDとしても、収録されればいいのにね。
[PR]

by kimfang | 2012-07-25 17:03 | トピックス
12/7/17 次回、第3回ICEBAは、韓国開催か?
f0004331_148122.jpg f0004331_1484214.jpg
 基調講演、各国報告、分科会と、国際会議には440名が参加した。期間中に暖かい交流が広がった。
 日本各地からの報告や、韓国や中国の報告に刺激を受けた人たちは、ますます「自然に思いやりのある豊かな農業」を進めていくことだろう。

 トキやコウノトリたちも、生きものがあふれる田んぼがないと生きていけない。
 会議で議論されていたことが、もっと多くの土地で、国で、実践されるよう願ってやまない。


 最終日、参加者全員による交流会があった。韓国の参加者たちは「生物の多様性を育む農業」の実践のために、多くのことを教えてもらった佐渡市に感謝し、佐渡市長をはじめとする主催者のスタツフのみなさんに、小さいながらも心のこもったプレゼントを渡した。
 みな、聞かされていなかったので「サプライズプレゼント」。
f0004331_1422324.jpgf0004331_14225850.jpgf0004331_14233331.jpg





 





f0004331_14243148.jpg 
 
 
 
 
 
 ありがたいことに、ぼくにもあった。韓国のみなさんがお揃いできていたTシャツ。これは、故ノ・ムヒョン大統領をイメージしたTシャツだ。この麦わら帽子の人こそ、ノ・ムヒョン大統領。
 
 みんなと同じTシャツをもらったのは、仲間と認めてもらえたのかな。
f0004331_14251641.jpg
 ノ・ムヒョンさんは引退後、生まれ故郷の村に戻り、環境に優しい農業を営んでいた。ポンハ村の共同農場は、ノ・ムヒョン財団が半分を出資している。ノ・ムヒョンさんは亡くなってしまったが、その精神は若い人たちに受け継がれ、こうやって国際会議にも参加している。
 
  いつか、ポンハ村にいってみたいと思っていたので、いい人脈ができた。

 次回、第3回のICEBAは、韓国が手を挙げているという。
 まだ、具体的なことが煮詰まっていなくて発表はされなかったが、韓国開催は確かなことのようだ。
「次も、通訳で呼んでくださいよ」
 
 ぬかりなく、関係者にアピールした^^
[PR]

by kimfang | 2012-07-25 14:11 | トピックス
12/7/17 第7回 日韓田んぼの生きもの調査交流会
 本会議の前に、「日韓田んぼの生きもの調査交流会」が近くの田んぼで行われた。
 2006年に最初の交流会がはじまって以来、第5回の2010年は兵庫県・豊岡市、第6回の2011年は韓国の忠清南道・ホンソン市、そして今回で7回目を数える交流会は、田んぼの鳥、トキが舞い降りる佐渡市の田んぼだ。
f0004331_1718546.jpg
 韓国からの参加者の約2/3が、生きもの調査に(他の人たちは農業技術現地調査)参加。
 指導してくださる「NPO法人田んぼ」の岩淵先生の説明を聞いてから、いざ、田んぼへ。

「時間内にやってもらう調査なので、まだ、とらないで」
 関係者が叫んでも、韓国の参加者はもう「やる気満々スイッチ」が入ってしまっている。
「わかってる。まだ、とっていない。見ているだけ」
といいながらも、必死に生きものをさがしている姿が印象的だった。
f0004331_17185838.jpg
 
 調査スタート!
 くつをぬいで、田んぼに入る。
 ぼくも最初は畔の生きものだけをとっていたが、ついに靴をぬいで田んぼに入った。
f0004331_17195845.jpg
 通訳の仕事で「イトミミズのフンが堆積して、とろとろ層ができて……」などと、知ってるように訳してきたが、その「とろとろ層」を直接、自分の足で実感した。
 こりゃあ、雑草の種が埋没するわ。抑草効果はすごいだろうなぁと感心。
 次に訳すときは、もっとリアリティーのある表現になることだろう。

 ぼくが、生きもの調査の通訳に派遣された理由は明快だ。生きものの名前を韓国語で訳すこと。
  田んぼの生きものは大きく、8のグループに分けられた。
 魚類、貝類、両棲類・爬虫類、水棲昆虫、陸棲昆虫、甲殻類、クモ類、鳥類。
f0004331_17221061.jpg
 過去の調査でよく見つかる生きものは、準備された一覧表にあったが、そこに出てないものは、持っていった辞書や図鑑を駆使し、しかもスピーディに調べなくてはいけない。これが、なかなかたいへんだった。
 日本語ができる韓国の人たちと力を合わせて、何とか、すべての生きものに名前をつけることができた。(結構、名前のわからないクモ類がたくさんいて苦労した。クモの勉強をしなくては^^)

 ところで、韓国の参加者が強い関心を示したのが、アメリカザリガニ。韓国語で「아메리카민물가재」というのだが、韓国で田んぼの生きもの調査に何度も参加している人も初めて見たというからおどろいた。
 日本ではどこででも見られる「田んぼの生きものの敵」だが、意外にも韓国では知られていないようだ。つまりは、まだ、いないか、増えていないということだ。
f0004331_17413972.jpg
f0004331_172358.jpg
 このアメリカザリガニ。実は、食用として輸入されたウシガエルのエサとして一緒に日本へやってきたという歴史を持つ。
 韓国ではウシガエルが大繁殖し、ついには軍隊まで動員して退治した苦い歴史がある。アメリカザリガニが韓国で大繁殖しないよう、願うばかりだ。 ←アメリカザリガニを拾い上げてじいっと観察

                  地元のテレビも取材にやってきた→
[PR]

by kimfang | 2012-07-24 17:23 | トピックス
12/7/16 自然にかえったトキを見た!
 開催地、佐渡の伝統と文化にも触れてもらおう。「エクスカーション」は、能舞台がある大膳神社と佐渡金銀山へと続いていく。
 ぼくはバスの最前席に座った旅行会社の人のすぐ後ろに座り、実務作業を手伝っていた。

 と、そのときだ。
 運転手さんが「あれは、トキかなぁ?」とつぶやいた。
 その声が聞こえる席にいるぼくは、あわてて窓を開けた。
 するとガイドさんが、「トキだわ。ほれっ、田んぼに降りた」と指差した。

 田んぼのなかに、黒っぽい頭がかすかに見える。
「ほんとだ! いた! トキがいる!」
 ぼくの声に合わせるかのように、運転者さんはバスを止めてくれた。
f0004331_10353181.jpgf0004331_10355168.jpgf0004331_10361499.jpg









 
 韓国の参加者は、みな、バスの右側の窓を開けて田んぼの中のトキをさがした。
「あれだ。ほら、くちばしが曲がってるじゃないか」
「えっ、どこ? ああ、あれがトキなのね」
「もう1羽、いるよ。全部で2羽だ」

 そうしているうちに重々しく飛んできたトキが、2羽のうしろに降り立ち、しばらくすると3羽で飛び立った。

 トキは重たそうに飛ぶとは聞いてきたけれど、実際に見たのは初めてだった。
 それよれも、羽を広げるとあんなにも美しいのかと、見とれてしまった。あれがうす桃色の「トキ色」なんだ!
 (灰色の羽がすっかり抜けると、もっと美しいのだろうが)

 悔しいのは、望遠レンズを準備しなかったこと。まさか、トキに会えるとは思っていなかったので、コンパクトカメラしか持ってこなかった。
 それでも、飛ぶ姿とトキ色をしっかりと心のカメラに収めことができて、とつてもラッキー!だった。
[PR]

by kimfang | 2012-07-22 10:36 | トピックス
12/7/16 「トキの森公園」で飼育トキに会う
 韓国からやってきた参加者は約30名。
 会議に参加するのが主たる目的だが、実際にトキを見ることも目的のひとつだった。
「こうやって、はるばる佐渡に来たんだから、トキを見ないとね」
 参加者たちは飼育されているトキでもいいから、トキに会いたいと強く望んでいた。
f0004331_9284560.jpg
 開催側もそれはよく知っていて、会議に先駆けて実施された「エクスカーション」の最初の訪問先は、新穂地区にある「トキの森公園」だった。
 ここにはトキが飼育されていて、実際にトキを見ることができる。
 ぼくも2008年に訪れていて、そこで撮ったミドリの剥製写真を、韓国でだした絵本『따오기야 돌아와! トキよ、かえっておいで!』の解説ページに使った。
f0004331_9301149.jpg
 まず、一行を出迎えたのは、日本最後のトキとなった「キン」の石碑。
「キンの絵本、読みました。涙がでちゃったわ」
と、ひとりがいうと、何人かがうんうんとうなづいた。
 多分、韓国で翻訳出版された、いもとようこさんの絵本『하늘을 날고 싶었던 따오기 トキのキンちゃん』を読んだのだろう。

 トキ資料展示館には数名のボランティアの方がいらして解説をされていた。韓国の団体を10人づつの三つのグループに分けて、第一班の解説をぼくが通訳した。
 展示物の中では、とりわけ、キンとミドリの骨格標本と、剥製に関心が集まった。
 繁殖期と非繁殖期で羽の色が変わることなど、剥製を見ながら生態も学んだ。
f0004331_931863.jpg
 いよいよ、飼育されているトキと会う時がきた。
 ボランティアの方から観察回廊からトキが見られると聞いて、一同、大きな期待を持った。
「飼育ケージは遠いので、あまり期待しないようにね」とぼくは付け加えた。
 やはり……。
 窓越しに見るトキは小さく、もう少し間近で見られると思っていたようでがっかりしているようだった。
「むかしはもっと遠くからしか見られず、これでも結構近くになつたんですよ」と、また、付け加えた。
f0004331_9324344.jpg
 それでも、実物を見た感動は大きかった。
 しーんと、ただ聞いていたさっきまでとは打って変わって、質問が矢のように次々と飛んできた。

「あれっ、色がちがう個体がいるのはなぜ?」
(今、成鳥は灰色だけど、だんだん白に変わっていく。今、白いのは、繁殖できない幼鳥。繁殖できるようにならないと、灰色にならないんです)
「天敵はどんな生きもの?」
(テンや、タヌキ、カラスなどがいます)
 
 

 韓国はまだ、トキを一般公開していない。2008年に中国からやってきたトキが、やっと19羽に増えたという段階だからだ。
 たとえ小さくてもトキを見て、写真に収めたことを韓国に帰って自慢するだろう。できれば、自然に帰った放鳥トキが飛んでいるところを見せてあげたい。
 もちろん、ぼくも見たい。そんな想いを乗せて、バスは次の訪問地へと向かった。
[PR]

by kimfang | 2012-07-22 09:32 | トピックス
12/7/15 新幹線「とき」に乗って、「朱鷺の国」佐渡へ
 佐渡市で行われる「第2回 生物の多様性を育む農業国際会議」(ICEBA2012)に、韓国語の通訳として参加することになった。
 2008年の9月に、トキの放鳥式典に参加する韓国の子どもたちを関空から佐渡まで引率して以来、2度目の佐渡だ。

 あの時は時間を最優先しなくてはいけなかったので伊丹から飛行機で新潟へいったが、今回はひとりゆっくり電車で行けばいい。
6時間もかかるが、特急「雷鳥(サンダーバード)」でいけばいい。そう思っていた。
 ところが……。
 京都から直接、新潟へ行く電車がない。
 富山で乗り換えればあるが、富山から新潟へいく特急は1日に4本ほど。それでは時間が合わない。
 昨今、話題を集めた高速バスならあるが、バスでの睡眠は中年にはかなりきつい。

f0004331_1984145.jpgf0004331_19101632.jpgf0004331_1992552.jpg

 
 









 しかたなく選択したのが、東海道新幹線で東京までいき、そこから上越新幹線で新潟へいく方法。
 以前より早い4時間半ほどで新潟へ着くが、速さだけを求めていない人も大勢いる。安くて便利な在来の特急をなくしてもらいたくないものだ。
f0004331_19134553.jpg
 さて、旅行といえば駅弁。新幹線「とき」の車内ですてきな駅弁を見つけた。
 その名も「佐渡 来いっちゃ弁当」。トキのお箸入れにそそられたが、「期間限定」という文字にもそそられた。
 
 弁当を開くと、佐渡の名産品がずらり。
 見て楽し、食べて美味。
 満足なお弁当だった。

 新潟港からジェットフォイルで両津港へ。
 あちらこちらに、「祝! 放鳥トキの2世誕生!」の文字。

f0004331_19144920.jpg
 放鳥から5年、ひな誕生は、何と36年ぶりのことだもの。よろこびに沸く地元の熱気が、ただ、船を降りただけでもひしひしとこちらに伝わってきた。

 放鳥トキに会えるかなぁ?

 国際会議の通訳だからあまり外へは出られない。
 積極的にトキを探しにはいけないけれど、
 何か、会えるような、会えちゃうような不思議な予感がした。
[PR]

by kimfang | 2012-07-21 19:13 | トピックス
12/7/12 8月5日に、紙芝居やります!
 昨年に引き続き、「キッズフェスタ」が京都こどもみらい館で行われます。
 読み聞かせ、工作、紙芝居、トーク、サイン会など、
 親子でたのしめる内容になっています。
 ぜひ、ご来場を!

     詳しくは、チラシをご覧ください。

f0004331_14804.jpg
[PR]

by kimfang | 2012-07-12 14:03 | トピックス
12/7/6 ありがとうございましタラムチィ
f0004331_17223444.jpg
 ちょうど一年前に『다람쥐 タラムチィ(シマリス)』をだした出版社を訪れた。以前より提案していた新しい企画が無事に通り、晴れて契約となった。

 契約祝に、一杯やろう! 
 編集部だけでなく、営業部も一緒に飲みにでかけた。
 営業部がいると、やはり、『다람쥐 タラムチィ』の売れ行きが気になる。
 実は、インターネット書店などの販売指数が、ここのところ急に上がっていたことを日本にいながら察知していた。
 どう? ちゃんと出てる? 
 自信があるのに、ないようなふりして聞いてみた。

 すると、「少し前までは、とてもよかっタラムチィ」と冗談ぽくいった。
 ふふふ、やはり――。
 ぼくは、4月と5月に連続して訪韓し、それなりに一生懸命に宣伝したのが功を奏しているのだと思っていた。
f0004331_17264482.jpg
 そう。そう思い込んでいた。
 が……
 営業部の「とてもよかっタラムチィ」の冗談を受けて、ほかの連中もゲラゲラ笑いながら「タラムチィ」を連発する。
 本のタイトルを連呼してくれるのだからありがたいけど、なんか変だぞ。

 きょとんとしているぼくを見かねて、担当編集者がいった。
「先生、実は、ある、お笑い芸人が話し言葉の最後の『タ』を『タラムチィ』にするギャグを流行らしたんですよ。ごちそうさまでしタランチィ」っていう風にね」
「おぅ! それはありがたいことタラムチィ!」とぼくも、やったから、ますます「タラムチィ タラムチィ」と盛り上がった。

 しかし、周りのお客さんたちは結構しらけている。
 聞くと、ブームはすでに終わっていて、今、これをやるのは、かなり恥ずかしいとか^^
 
 ま、でも、本が売れたんだからありがたい。

 감사합니다람쥐 ! カムサハムニタラムチィ (ありがとうございましタラムチィ)

 もう一度、ブームにならないかなぁ~
[PR]

by kimfang | 2012-07-11 17:25 | トピックス
12/7/6 シャワーをするフクロウ
f0004331_1684945.jpg  
 現在、進行中の本と、新しい企画の提案のために韓国を訪れた。
 イヌの科学読み物はすでに書き終えていて、あとはキム・ウンジュさんに素敵な絵をつけてもらうだけ。その、画家さんと一緒に食事にいくことになっていた。

 初めて会う画家さんだが有名な人なので、どんな画風の絵なのかはよく知っているつもりだ。
 そう。8年間もイタリアに留学したということ。
 前回、ここで出した右の本は、動物と背景をそれぞれ別に描いて、動物を切り取って配置した。相当なやり手ということも。

 ん……、ちゃんと話が噛み合うのなかなぁ。心配だった。

 ウンジュさんがイタリア留学の経験があるからというわけではないが、出版社の近くにある有名イタリア料理店に。確かに、かなり、レベルが高かった。 ピザにはイタリアの野菜、ルッコラーがたっぷり!
f0004331_16362084.jpgf0004331_16363419.jpgf0004331_16371515.jpgf0004331_16374830.jpg
 
 




 




 ここの料理長も、イタリアで長く修行を積んだとか。
 ぼくがボローニャにいくことが夢だと熱く話したのがよかったのか、気さくに話してくれたので一安心。

f0004331_16145715.jpg
 会社に戻ると、テーブルの上に『シャワーをするフクロウ』の表紙の試し刷りと、挿絵の絵が置いてあった。
f0004331_16172228.jpg
 思えば二年前、初めてこの出版社を訪れたときに提案した本だ。
 アメリカのナチュラリスト作家、ジーン・クレイグヘッド・ジョージが書いた本で、日本では『フクロウはだれの名を呼ぶ』というタイトルになっている。
 
 ジーン・クレイグヘッド・ジョージを尊敬するぼくが、韓国ではまだこの本が翻訳出版されていないことを知り、ぜひ、そちらで出してみませんか! と勧めた本だ。この出版社との縁を取り持ってくれた大事な本でもある。

 しかし絵がいい。原書の絵より、はるかにいい。(挿絵を見せられないのが残念)
 いったいだれが描いたのかな?と手に取って名前を見てビックリ^^
 なんと、目の前にいるウンジュさん。

 一日も早く、イヌの絵を描き上げてよ、といいたいところだったが、この絵もしっかりと完成させてほしい。
 
 韓国のタイトルは『シャワーをするフクロウ』。原作に近いタイトルだ。
 早く日韓の翻訳本を読みくらべてみたいな。

 もうすぐでますよ。
 
[PR]

by kimfang | 2012-07-11 16:18 | トピックス