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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
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12/11/29 野田市のコウノトリ飼育 12月4日から
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 千葉県・野田市が、コウノトリ飼育を12月4日からはじめると発表した。 〈産経新聞の記事〉

 東京都も、多摩動物公園のコウノトリのペア一組を移動させると発表。
 いよいよ関東でのコウノトリ復活プロジェクトが始動する。
 
 それを歓迎するかのように、豊岡に大陸から野生のコウノトリがやってきた。〈産経新聞の記事〉

ハチゴロウ、エヒメに次いで3番目。住み着いてほしいなぁ。
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by kimfang | 2012-11-29 14:21 | トピックス
12/11/16 韓国コウノトリ放鳥2015年4月4日に決まる
 ※以前、この記事で韓国のコウノトリ放鳥は2014年4月とお伝えしましたが、最近の情報によると、諸々の事情から2015年に延期になったとのこと。


  11月15日、韓国で唯一コウノトリを研究飼育している教員大学と、忠清南道・禮山郡との間で「コウノトリの野生復帰のための協約書」が調印たされた。
 実は、協約書の内容は知っていたが、調印が終わるまではいえない。昨日、無事に調印されて公式に発表されたので、みなさんに報告したい。

 多くのことが決まったが、大きなことをふたつだけ。
 まず、ひとつ目は、2014年4月4日に12羽を放鳥するということだ。※2015年に延期された。
 この日に決められた背景は、『きみの町にコウノトリがやってくる』(くもん出版)にも書いたが、次のようなエピソードがある。
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 1971年4月1日に忠清北道・陰城にて奇跡的につがいが見つかるも、4月4日に密猟者によってオスが射殺される。
 メスは帰るはずもないオスを待ち続けながら、無精卵を生み続けた。
 国民は彼女を「未亡人コウノトリ」と名付けて見守った。 右は、奇跡的に見つかったことを伝える新聞記事→ 
 下は、オスが射殺されたことを伝える記事↓

 奇跡的に見つかったのに、オスが殺された日、それが4月4日。その負の歴史が刻まれたまさに同じ日に放鳥することで、野生復帰の意義を強調しようというのだ。
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 放鳥の日が決まったことで、この日に向けて教員大学は飼育中の127羽のうち、60羽を禮山郡に寄託。
 禮山郡はコウノトリの野生復帰に向けた施設を建設し、一部のコウノトリを一般公開しながら、国民的な理解を高めるのに力を注ぐ。

 ふたつ目は、放鳥コウノトリにかつての生息地の地名をつけること。
 日本では、ペットのようにならないようにという配慮からJ0016というように番号で呼ばれている。しかし、コウノトリが訪れた町では、「えっちゃん」(福井県越前市や若狭町)というように愛称がつけられて見守られている。

 韓国では、最初から名前をつけて飛ばそうというのだ。
 1930~1971年までの繁殖地30か所の地名使う。北朝鮮の地名も入る。放鳥されたコウノトリが話題になればなるほど、かつての繁殖地がマスコミに取り上げられ、そこでも誘致を真剣に検討するなどの動きがでてくるはず。
 とってもいいアイデアだと思う!


 ぼくは日本のコウノトリが自然に帰った2005年9月24日、通訳として式典に参加した。
 ※2015年に韓国のコウノトリが自然に帰るその日にも、通訳して式典に参加したい。


 2007年、仁寺洞で行われた「コウノトリ愛キャンペーン」

 韓国コウノトリ、野生復帰への道―youtube 
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by kimfang | 2012-11-16 15:41 | トピックス
12/11/10 名古屋の南極ペンギン韓国へ
 来年上半期、韓国の忠清南道・ソチョンに「国立生態園」がオープンする。
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 生態学研究の拠点になるのと同時に、国民が自然について深く学ぶ人気の施設になることだろう。
まだ、実際に建設現場にはいったことはないが、国立だけあって、かなりの規模ときいている。
 実は、これを造るために関係者(設計士や研究員)が日本の動物園や植物園、水族館を視察にやってきたのだが、何を隠そう、関西の施設への案内と通訳は、すべてぼくがさせていただいた。
 あれから数年―。いよいよ来年にオープンかと思うと、わくわくする。

 8日、生態園の目玉の一つである南極のペンギン2種類が韓国にやってきたということで、愛らしい姿が連日、新聞や  テレビをにぎわしている。
 韓国ではペンギンが飼育されている施設はかなり少なくて3施設ほど。飼育されているペンギンも、現在はフンボルト、ケープ、キングだけ(過去も含めて4種類)。
 もちろん、南極のペンギンの飼育は今回が歴史上初めてだ。
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 いいや、韓国が少ないのというよりも、
 「ペンギン飼育大国」日本のペンギンに対するこだわりがすごすぎるのだ。

 だって世界に18種類いるペンギンの12種類が見られて、
 世界の飼育ペンギンの4分の1にあたる約2,500羽も飼育されているのだから――。


 そんな「ペンギン飼育大国」に生まれ育ったぼくは、多くのペンギン飼育施設を取材してまとめた『世の中すべてのペンギンの話』(2009年)という本を韓国でだした。
 この本を読んで、ペンギンが18種類もいることや、温帯や熱帯に棲むペンギンもいることを知っておどろいたという子どもたちからの声をたくさん伝え聞いた。
 ようやく、韓国の子どもたちも、生きている南極のペンギンを見られるのだなと思うと感慨深い。
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 さて、今回やってきたゼンツーペンギンとヒゲペンギンは、日本の名古屋港水族館からやってきた。
 南極大陸で繁殖するペンギンは、コウテイ、ヒゲ、ゼンツー、アデリー、マカロニの5種類といわれているが、そのなかで韓国がゼンツーペンギンとヒゲペンギンにこだわったには理由がある。
 韓国のセジョン南極基地の近くで主に観察されるのが、この2種類だからだ。

 確か、フランスの基地の近くにコウテイペンギンのコロニーがあり、それで映画『コウテイペンギン』を撮ることができたと聞いたことがある。
 でも、いくら基地のそばにいるからといっても、飼育することはできないし、ましてや本国に持ち帰れない(むかしはできた)。
 だから今後の研究のためにも、韓国はこの2種類を欲しがったのだ。

 ぼくもゼンツーが一番好きなペンギンだ。頭のターバン模様は可愛いし、18種のなかでも一番泳ぎが上手いからだ。だからぼくの韓国語名刺もゼンツーペンギン。

 ペンギン本の絵をつけてくれたチェ・ヒョンジョンさんは、京都精華大学に留学していたときに出会った友人。 彼女が帰国した後、出版社を紹介してあげた。f0004331_1840021.jpg
 縁あって、ぼくの絵を担当することになったのだが、『ペンギン』のおかげで彼女の実力は広く知れ渡り、今ではぼくよりもすごい人気画家。
 仕事のきっかけをつくってくれたぼくにどうしてもお礼がしたいというので、彼女のペンギンの絵が入った名刺を作ってもらった。

 どのペンギンにしますか? と、問われて、迷わず決めたのがゼンツー。
 名古屋港水族館で、1日中観ていた思い出があったから。
 もしかするとあのときに会っていたペンギンが、韓国に渡ったのかも? 来年のオープンが待ち遠しい。
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by kimfang | 2012-11-10 18:32 | トピックス