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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
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12/12/12 今年の動物ニュース 一位は「チェドリ」
 10日、ソウル大公園は「今年の10大ニュース」を発表した。330種、2600匹の動物の中から、堂々の1位に選ばれたのが「野生復帰することになったチェドリ」! 報道によると、来年の夏には海に帰すという。
 以前にも書いたが、チェドリは済州島で不法(原則捕獲禁止)に捕獲されたイルカ、それも国際保護対象になっているミナミハンドウイルカだ。おりしも、済州島の海は海軍基地建設で揺れていた。
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 しかも、新しく就任したソウル市長が、「イルカショーは動物虐待。チェドリを済州島の海に帰して」と訴えた環境保護団体の主張を受け入れたことで、にわかにイルカが注目を浴びた。
そのおかげで、ありがたいことにぼくにもイルカの原稿依頼があり、今、必死に書いている。

 ところでチェドリの野生復帰を受けて、2005年に出ていたイギリスのノンフクション絵本「海に帰ったイルカ」(原題 BACK TO THE BLUE 日本ではでていない)の改訂版が、今年(写真)急きょ出版出された。この絵本は、バージニア・マケナーが1997年にイギリスでだした本だ。水族館で飼われていた「ロッキー」と、あとから一緒になった「ミシー」と「シルバー」が、いろいろな困難を乗り越えて海に帰るまでの過程を描いている。イギリスでは1970年代に30か所を超える施設でイルカショーが行われていたが、1989年に3か所にまで減り、今はひとつも行われていない。

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 チェドリの他にも、済州島の「パシフィクランド」のイルカにも注目が集まっている。
 ここのイルカもイルカショーをしていたが、ほとんどのイルカが不法捕獲されたことが明らかになり、裁判所から没収するとの判決を受けた。裁判の最中にも数頭が死に、残るのは4頭――。

 ところが、ここのイルカたちを受け入れてくれる施設が見つからない。
 取りあえずは、蔚山の「クジラ生態経験館」に移されることになった(写真)が、もう収容限度を超えている。海に帰すとしても野生化訓練を施す資金がない。

 どうなる? イルカたち。
 そもそもショーをさせていた人間が悪いのだが……。

 書いている本は、イルカとの共生を考えてもらう内容にしたい。
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by kimfang | 2012-12-12 12:14 | 取材ノート
12/12/3 紙芝居講座、無事に終了
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 ぼくが司会を仰せつかった関西センター「紙芝居講座」は、35名もの参加を得て無事に終了した。
 講師の童心社―橋口英二郎氏には、紙芝居の歴史、紙芝居と絵本のちがい、紙芝居の演じ方のみっつのテーマで熱く語っていただいた。
 
 また、フランス語版もでている「参加型紙芝居」-『ごきげんのわるいコックさん』と、岩崎ちひろの処女作ともいえる「物語型紙芝居」-『おかあさんのはなし』を実演していただいた。

 ・紙芝居は、絵本をばらしたものと思っていたが、まったく別のものだとよくわかった。
 ・コックさんがどうしてごきげんがわるいのか? 深く考えさせられた。
 ・おかあさんのはなしを見ながら、泣いてしまった。演じ方のノウハウを知った。
 ・紙芝居の脚本を書いてみたくなった。
 
 など、多くの感想をいただいている。

 今後も関西センターは、様々な役に立つ講座を催します。多くのみなさんのご参加をお待ちしています!
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by kimfang | 2012-12-03 13:11 | トピックス