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動物児童文学作家のキム・ファンです!!
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13/8/29 ネコな夏 番外編 ねこの紙芝居、出版決定!
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 実はこの夏、ねこの紙芝居もちゃっかり書いて^^ 出版社に送ってあった。
 昨日、紙芝居の老舗出版社である童心社から、来年度の「定期刊行紙しばい」のひとつに入ったといううれしい連絡を受けた。

 定期刊行紙しばいとは、童心社が毎月、年少向けと年中~年長向けの2本の紙芝居を定期購読している全国の幼稚園や保育園などに届ける、いわば「看板商品」だ。

 2012年度の定期刊行紙しばいはこちらをクリック。

 ぼくの唯一紙芝居『とんだとんだ! コウノトリ』(左の写真)は、「いきるちからシリーズ」のなかに入れてもらったが、ついかは「定期刊行」に入る紙芝居もと思っていたので、やったー!という感じ。

 2011年、  2012年、  そして今年の夏も、地元京都で子どもの本のイベントがあった。
 いつもコウノトリの紙芝居ばかりをしてきたので、次こそ新作をと思っていたが、よかった^^
 来年は、ようやく新作の紙芝居を子どもたちに披露できる。 乞うご期待!
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by kimfang | 2013-08-29 11:21 | トピックス
13/8/28 ネコな夏 番外編 「よるのねこ」韓国に紹介
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 この夏、集中的にネコの本をたくさん読んだ。もちろん、科学読み物を書くためだが、思わぬ「福」産物もあった。

 韓国ででているネコの本をつぶさに調べていて、あれっ? 「よるのねこ」がまだでていなぞ。と気が付いた。この絵本は、ネコの目で見た風景と、人の目で見た風景のちがいをうまく利用したたのしい絵本だ。

 韓国でまだでていない絵本があったら紹介して、と頼まれていた出版社に送った。ちょっと古いし、ネコだしなぁ…どうかなぁ? ところが意外なことに、だしたいと連絡がきた。
 やった! ネコへの偏見をなくすには、まず幼い子どもからネコ好きにしなくてはね。

 絵本を紹介したご褒美にゴリラの仕事をもらった。
 ゴリラな秋になりそうだ^^
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by kimfang | 2013-08-28 11:40 | トピックス
13/8/27 ネコな夏⑤ 村山智順が書いた「朝鮮の卜占と予言」
 期待した『韓国の野生動物誌』にも、韓国のネコのことは書かれていなかった。もうダメかとあきらめかけたとき、10年くらい前に博物館の売店で買ってきた2001年発刊の『我が文化の象徴世界 우리문화의 상장세계』という本があったことを思いだした。
 読むとそのなかに、ネコとことが詳しく書いてあった。
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 そしてそこには、「日本統治時代に村山智順が書いた『朝鮮の卜占と予言』を見ると、その事例が詳しく記録されている」とあった。
 村山智順て、だれ? ぼくはこの本に出会うまで、まったく知らなかったのだが、村山は朝鮮に渡り、総督府の嘱託として、朝鮮の庶民生活や風水や民俗的宗教、伝統的な遊びなどを記録した人だという。

 1933年にでたこの本は、韓国でも写真のように1991年に翻訳出版されている。できることなら原書を読みたい。出版社にいって送ってもらおうと思ったが、インターネット書店の表示は「品切れ」。あぁ~ついてないなと、ボヤいたその瞬間、総督府の資料なら日本にあるじゃないか! と気が付いた。
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 京都市図書館にはなかったが、京都府図書館にはちゃんとあった。
 読むと、これがなかなか面白い、というか、ずいぶんと恐ろしい^^
 泥棒にあった被害者が、ネコを窯であぶると犯人もネコのように不具になるとか、3か所のお寺からもらった油をネコに塗って焼くと、犯人が不具になる―などの迷信が、地方別に詳しく紹介してあった。
中世の西洋でも随分とネコを虐待している。それもまた、文化なのだ。

 まあ、児童書なので恐ろしいことはあまり書かなかったが、中年以上の人たちがネコを忌み嫌う、その背景にあるものをしっかりと理解できた。 
 と、いうことで、ネコの科学読み物の初稿はどうにか書くことがてきて出版社にも送った。
 人事を尽くして天命を待つ^^ ちと大げさだが、いい報せを待っているところだ。
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by kimfang | 2013-08-27 17:43 | トピックス
13/8/26 ネコな夏④ スウェーデン人が書いた「韓国の野生動物誌」
 この夏は、本当にネコの本ばかり読んだ。特に、人とネコの文化史関係の本ばかりを選んで読み、そこに韓国のネコのことが一行でもいいからでていないか、注意深く読んだ。しかし、エジプトやヨーロッパ、中国のネコのことは書いてあっても、「ネコが朝鮮半島や中国から仏教とともに日本にやってきた」という、よく知られたことしか書いてなかった。
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 そんなとき、ずいぶんと前に留学生からもらった本を思いだした。本棚でねむっていたのは、大韓帝国末期に書かれた外国人の本を探しだして翻訳した「韓末 外国人記録シリーズ」のなかの一冊だ。このシリーズの刊行は、政治学者の申福龍教授が30年に及ぶ苦難の歳月をかけて完成させた偉業だ。

 ぼくが持っているのは第22巻(全23巻)の『韓国の野生動物誌』。申教授が1985-86年にアメリカに留学したときに、古書店の店主に「Korea」と名が付く本なら何でも連絡してくれと頼んでおいて、見つけだしたスウェーデン人、S・ベリマン(Bergman)が書いた韓国旅行記だった。
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 ベリマンは、スウェーデン王室自然史博物館に展示する野生動物を手に入れるために、1935年2月に日本統治下の韓国(当時は朝鮮)を訪れた。スウェーデン国王が送った人物ということで、特別待遇を受けた。

 自由に狩りをして、捕った生きものも自由に持ちだしても構わない。しかも狩りには、関東軍が護衛としてつく。日本(総督府)が相当に気を使っていることが見て取れる。


 全部で34章になる本を無造作にめくった第一印象は、写真がとても多いこと。動物だけでなく、当時の人たちの生活をたくさん撮っていて、130枚にも及ぶ。
 このなかにネコの写真と、当時の人たちがどのようにネコと暮らしているのかが、きっとあるはず! 期待は、いっきに高まった。
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 第8章にきたときだ。あった! 
 思わず、叫んだけれど、よく見るとそれは、オオヤマネコの子どもだった。
 ベリマンは、「トラの子ども」だといって持ち込んだ人から購入し、ペットのようにかわいがっている。ふつうは捕った動物はすぐに、スウェーデンから連れてきたはく製師にはく製にさせているが、このオオヤマネコは殺したくなかったのだろう。帰国前に、当時、韓国唯一の動物園だった「李王職 昌慶苑動物園」に寄贈している。

※「李王職 昌慶苑動物園」については、『サクラ―日本から韓国へと渡ったゾウたちの物語―』(学研教育出版)に詳しく書いたので読んでほしい。
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 本のうしろの方、26章にまで読み進んだときだ。この日はベリマンが、日本人の友人、津村氏が勤務する京城(今のソウル)の韓国人ふつう学校を訪問したときのことを書いていた。

 何と、子どもが「ねずみをとれ」と筆字で書いている写真があった。
 ねずみを捕るために家畜化されたのが、ネコ。きっと、ネコについて書かれているぞ。ひと文字も逃さないよう慎重に読んだ。が……ネコのことはひと言も書かれていなかった。

 しかし、心に重く残った文書があった。

「私は、あの子たちがむずかしい日本と中国の文字を学んでいるのが、気の毒に思えてならなかった。」
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by kimfang | 2013-08-26 13:17 | トピックス
13/8/25 ネコな夏③ イヌを飼ってネコを防ぐ
 ぼくにだって、学習能力はある。ミツバチは当初、絵本原稿を出版社に送ったのだが、結局、科学読み物としてでた。イヌだって本当は絵本原稿を持ち込んだのに、やはり、科学読み物にしてくれといわれてだした。このパターン、最近、めっちゃ多い^^

 超がつくほどの出版不況だ。絵本にならないのを悲しんでいる余裕はない。ネコの科学読み物にして、そのなかでヤマネコ保護や猫エイズの恐ろしさを訴えればいいと方針転換した。しかし簡単ではない。それは、他でもなく、ネコだからだ。
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 これも学習したことだが、韓国の中年以上の人たちの、ネコに対する「偏見」はふつうではない。日本では考えられないことだが、復讐する恐ろしい生きものという古い迷信を、いまだに固く信じている人が結構多いのである。先日も、韓国からの友人が我が家へきて、うちのチャムを見るなりこわくて逃げだした。動物が嫌いなわけでなく、ネコを受け入れられないのだ。

 韓国に 「ネコを3年以上飼ってはいけない」という迷信がある。それを生むことになった「イヌを飼ってネコを防ぐ 개를 키워 고양이를 막는다」というむかしばなしをひとつ紹介しよう。
 むかし、ネコを飼っている人がいた。ところがこのネコはたちの悪いネコで、ネズミも捕らずに近所の家の食べ物を盗むようになった。「この、どらネコめ、近所の人に迷惑をかけるなら、もう生かしてはおけぬ!」。
 主人はしかたなく、ネコを殺してしまった。
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 何年かたった。その日は寺の僧が施しを受けにきた。主人が渡したお米を受け取った僧は、主人の顔をつぶさに見たあとにいった。
「大変です。もしや、むかしネコを殺したことがないですか? 殺したネコが大きくなって、もうすぐあなたを殺しにやってきます!」。「何? 私を殺しに…復讐しにくると…」

 主人は、どうすれば助かるのかと僧に相談した。
 すると僧は、「호박개 (毛がふさふさした大きなイヌ)を3頭だけ手に入れてください」といった。
 そして、エサもふつうに器に入れてやるのではなく、空中に放り投げて捕えるように訓練をさせること。ひとつの場所に集めないで、門、裏庭、板の間に分けて飼うこと。そしてネコがいつくるかを具体的に教えて、絶対に外にでてはいけないと念を押した。

 その日がやってきた。僧が予言した、まさにその日のその時間に突然、カミナリが鳴った。やがてイヌとネコが闘う声が聞こえてきたのだ。主人は震えながら、朝になるのをひたすら待った。
 夜が明けて表にでると、巨大なネコの死体のかたわらで3頭のイヌも死んでいた。
「…こんな大きなネコが…。イヌたちよ、ありがとう…」。主人はイヌたちの墓をつくって手を合わせた。
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 他にも恐ろしい迷信はある。葬式のときにオンドルの通路にネコが入ると、遺体が起き上がるとか、ネコが煙突に入ると遺体が起き上がる、などだ。だからむかしは、葬式のときにはネコが入らないようにオンドルの通路や煙突をふさいだという。

 覚悟していたとおり、数年前まではネコをやりましょうという積極的な出版社はなかった。そこで『イヌ』をきっちり成功させて、このような本の「ネコ版」はどう? とアピールする長期戦に打ってでたのだ。

 つまり、ぼくの場合は「イヌを飼ってネコを防ぐ」ではなく、「イヌを成功させてネコをだす!」。

 さて、今年3月にだした『イヌ』がそれなりに評価されたこともあって、ようやく長期戦も大詰め、「締め」の段階にきた。
 望んでいたように、ネコを考えもいいですよ、といってくれる出版社が現れた。しかし、それには条件があった。海外の翻訳ネコ本にはない、国産ならではの「韓国のネコ文化」をしっかりとたくさん書くこと。
 そんなことは百も承知だが、以前から随分と調べてきたのに、やはり恐ろしい生きものという迷信もあってか、資料があまりない。
 韓国にないなら、日本で探すしかないのだが、果たして見つかるのか……。すると、意外な方面から面白い話を見つけることになった。

 ※当然、韓国にもネコを愛した人は、たくさんいた。
 NHKで放映された韓国ドラマ[トンイ]で、トンイの夫となる王様・粛宗 숙종は、ネコを愛した王様として有名だ。 

 上の2枚の絵は、ネコをたくさん描いた画家として有名なピョン・サンビク 변상벽 の絵。下は韓国ドラマ「風の絵師」にも登場するキム・ホンド 김홍도 の絵。
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by kimfang | 2013-08-25 14:29 | トピックス
13/8/24 ネコな夏② 猫エイズに感染したヤマネコと出会う
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 ぼくが猫エイズに関心を持つようになったのは、2006年4月に長崎県の対馬にいったのがきっかけだった。地元では「ヤマネコセンター」と呼ばれている「対馬野生生物保護センター」で、もう、野生には戻ることのない「ツシ丸」に出会った。
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 展示が目的でない施設でツシ丸が公開されていたのは、彼が猫エイズにかかっていて、人に飼われているネコや野良ネコのエイズが、ヤマネコにとって深刻な問題となっていることを知らせるためだった。
 ※写真撮影禁止だったので、ツシ丸のポストカードをいただいた。

 ネコの祖先はヤマネコ(リビアヤマネコ)。人には感染しない猫エイズだが、野生のヤマネコには感染するのだ。絶滅が危惧されて、80~110頭といわれているツシマヤマネコにとって脅威なのである。
 
 それでもツシマヤマネコは狭い対馬にしかいないから、何とかできるはず。実際、すでに対策が取られている。

 もしも韓国で猫エイズが蔓延したなら、韓国全土にいるヤマネコがたいへんなことになるぞ……。

 ところが、韓国からの観光客が忘れていったハングルのパンフレットを拾って青ざめた。
 そこには、「野生動物保護センターに『サンコヤンイ』がいる!」と紹介されていたのだ。
 韓国語でヤマネコは「삵」という。日本語をそのまま直訳した、「サン(山)コヤンイ(猫)」と書いていてあって悲しかった。
 こっちは真剣にヤマネコのこと、心配しているのに、自国にいることすら知らないんなんて……。
 それで、2007年に猫エイズのキャリアーでるチャムの里親となった。

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 翌、2008年、読売新聞の記者を野生動物の棲むところへ案内する仕事があった。
 DMZ(非武装地帯)近くの鉄源にある「野生動物治療院」に連れていったのだが、そこで、まだ幼いヤマネコと出会った。
 母親の帰りをぎりぎりまで待ったが現れず、仕方なくここに待ちこまれたとのこと。当初は2頭保護されたが、1頭は死んでしまった。
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 病院の獣医師に、韓国の猫エイズの現状をたずねてみると、写真のこの子を指しながら、
「この子も、FIV(猫エイズ)キャリアーだよ」といった。
 こりゃあ、やばい!
 
 
 獣医師に、どんな対策がなされているのか? とたずねたが、猫エイズの存在すら知らないのが現状で、何の対策もないといった。

 日本に帰るとすぐに、チャムを主人公にした猫エイズ啓発絵本を書いた。
 しかしそれを出してくれる出版社は、とうとう、見つからなかった。
 子どもが対象の絵本なのに、テーマが重すぎたのだ。

 ところが書いてから5年も経った今年、ようやくチャンスがやってきた。
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by kimfang | 2013-08-24 14:27 | トピックス
13/8/23 ネコな夏① 愛猫、猫エイズから蘇る!
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昨夏のちょうど今頃のことだった。
 6月に原発建設予定地の山口県の祝島の取材、7月に韓国で出版社と打ち合わせ、そして通訳の仕事で新潟県の佐渡島、8月にまた韓国で講演、その後アジア児童文学大会で東京へと、とっても忙しくてあまり家にいなかった。

 そんなときに家内から、愛猫のチャム(참 韓国語でとってもという意味)の様子がおかしい、エサを食べないと連絡があった。毎日、一緒に寝ているぼくがいないので寂しがっているんだろうけれど、こちらとて仕事だからどうしようがない。
 ようやく出張が終わって、家にいてウンチ処理(なぜかぼくの担当に^^)をすると、明らかに色がどす黒い。これは出血しているかも……そのとき、ようやく異変に気付いた。 右の写真は痩せているときのもの。
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 かかり付けの獣医さんに診てもらうと、やはり、腸管出血があるようだといわれた。でも、レントゲンで腫瘍は見つからなかった。考えられることは、猫エイズの発症だ。
 実はうちのチャムは、猫エイズにかかってしまったかわいそうなネコの保護をしている人たちから、里親として譲り受けたネコだ。例えエイズをもっていても、ストレスなく幸せに暮らしていれば発症することなく一生を終えるネコもいるという。

 ネコも飼いたかったし、猫エイズをテーマにした物語を書こうとも思っていたので一石二鳥だと思っていた。
しかし、猫エイズの恐さを思い知らされた。免疫が機能しないからだろか、口内炎がひどくてエサが食べられない。いつもは飛びつく猫缶も、恐る恐る食べてみるも食べられず、みるみる痩せていく。毛も抜ける。本当に見るに堪えがたかった。

 4.5キロだった体重は、何と、2.7キロにまで……。
 何とか、食べられるエサをと、いろんなエサを与えたが、しっくりいかない。
 結局、8歳なのに15歳用のペーストをなめて、細々と命をつないでいた。
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 冬を乗り切った頃、ペーストよりも形の残った15歳用のパウチが食べられるようになった。食欲は回復して、春には1日に5袋も食べるまでになった。でも、うんちはいつもやわらかい。エサがただ、お腹を通っただけで、腸で吸収されてないように思えた。体重も3キロをちょい超えたくらいだった。

 そんな今年の7月の初めのこと。うっかりパウチを切らしてしまった。いつもの店は閉まっていて、コンビニにもない。仕方なく、以前、試して食べなかった小粒のカリカリを与えた。すると、バクバクがつついて、ぺろりと食べてしまったのだ。

 お前、カリカリ食べられるやん。
 今度は小粒のカリカリをいろいろ試していやると、10歳用のヤツにぴたりとはまったようで、食べるは、食べる!
 今日、調べると、お~4.7キロ! 左の写真は最近のもの。

 元の体重にもどった、いゃ、それ以上に太ってるやん。しかも、たった1か月半の間に。
 食べてくれるから嬉しくて与えていたが、今日からはダイエットやりまっせ。
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by kimfang | 2013-08-23 18:20 | トピックス
13/8/17 コリア児童文学 シンポジウムのご案内
 9月7日(土曜日)の午後から日本児童文学者協会主催の公開研がありますが、同じ日、同じ会場にて、アジア児童文学日本センター主催のシンポジウム、「多文化社会の構築に向けて ―コリア児童文学の現在を中心に―」も開催されます。
 私もパネラーとして発言します。ぜひ、お越しください。

 開催日 : 9月7日(土曜日)
 時間  : 午前10時~12時
 場所  : 京都教育文化センター 205号室
 参加費 : 無料!

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by kimfang | 2013-08-17 17:19 | トピックス
13/8/13 児童文学公開研究会in関西 ~子どもたちは今……~
 9月7日(土曜日)に日本児童文学者協会主催のイベントがあります。
 会場は、京都教育文化センター。

<第一部>は、夜回り先生、水谷 修 氏の講演―「明日、笑顔になあれ」。
<第二部>は分科会。
 その後<懇親会>もあります。 私が司会を仰せつかっております^^
※第一部は無料です。

 詳しくはこちらを!

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by kimfang | 2013-08-13 18:49 | トピックス
13/8/7 東南アジアの絵本から小さな発見
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 毎年、たのしみにしている世界の絵本展。その国のことをよく知るための絵本が展示されるのだが、毎回、意外な発見があってたのしい。今回の小さな発見をいくつか。

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 まずは、マレーシアの絵本『海でたすけられて』と『小さなウミガメ ティナ』に描かれたオサガメ―。

 ぼくたちはウミガメといえばアカウミガメやアオウミガメが頭に浮かぶが、マレーシアにおいてはマレー半島で産卵する世界最大のウミガメ、オサガメだ! という発見だ。
 絶滅が心配されているウミガメでもある。


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 タイといえばシャムネコの原産国。
 ネコは神聖な生きものとして溺愛されているだろうと思っていたら、何と、『食いしん坊のネコ』では、ネコが何でも食っちゃう「怪物」のように描かれていた。何でものみ込んでしまうネコは、ついには王様の行列も食べてしまう(わぉっ、王国なのに)というとんでもないストーリーだ。
 で、飲み込んだカニがネコのお腹を切って、王様をはじめとする飲み込まれたものたちが助かるという展開。でも、反省したネコがそれ以来食いしん坊でなくなり、いいことをするようになったとうオチでホッとした^^

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 考えさせられた絵本はタイの『僕の排ガス』。
 何と、「いすゞのトラック」が主人公だった。

 2011年の台風による洪水で、タイに日本の自動車工場がたくさんあることが改めて知られるようになったが、この絵本は1982年の作品だ。



 ストーリーは、いすゞのトラックが休みたいのに休ませてもらえず、黒い排ガスをまき散らしながら働かされるというもの。排ガスを吸うと死んでしまうかもしれないから僕に近づかないで、と思う主人公がラストで「木を植えましょう!」と叫びながら走る。
 80年代当時のタイの社会がよくわかる。現在は排ガスをあまり出さないクリーンな日本車がタイで作られているというが、果たして、タイの排ガスは改善されたのだろうか…。
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by kimfang | 2013-08-11 11:47 | トピックス