「ほっ」と。キャンペーン
動物児童文学作家のキム・ファンです!!
<   2014年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧

14/8/31 『アキアカネが高く高く』発売
f0004331_11571810.jpg
 アキアカネの絵本、『アキアカネが高く高く』が韓国で26日に発売された。まだ、実際に手にしていないので実感が湧かないが、ピリョンソからでた。

 中身はこちらから見ることができます。

 しかし、まさか、ひと月で3冊もでるなんて^^
 出版大不況のなか、1年に1冊だすのもたいへんなのに。
 ま、長くやっていると、こんなこともあるだろうが、感謝である。

 ところで、ピリョンソで本をだすのは初めてのことだ。ここは絵本をたくさんだしているよく名の知れた出版社で、いつかだしたいと思っていた出版社のひとつだった。それは科学もの絵本に力を入れている出版社だからだ。

 ピリョンソがだした絵本のうち、『あかてぬぐいのおくさんと7人のなかま』(福音館)や『あかいきしゃ―はじめてであうハングルの絵本』(アートン新社)などが日本ででていて、
 逆に日本の出版社がだした絵本のうち、『100万回生きたねこ』(講談社)や『10人のゆかいなひっこし』(童話屋)などの絵本がピリョンソからでている。

f0004331_11575178.jpgf0004331_11582157.jpgf0004331_11584665.jpgf0004331_1159077.jpg
[PR]

by kimfang | 2014-08-31 11:59 | トピックス
14/8/27 第2回 「児童文学カフェ」のご案内
 第1回 「児童文学カフェ」は、わたしがナビゲーター役を務めてたのしく開催されました。今回は、第2回のご案内です。ナビゲーターは、安田夏菜さん。もちろん、わたしも参加しま~す^^
f0004331_17184931.jpg
 安田夏菜―兵庫県に生まれる。日本児童文学者協会会員。「ビーチウィンド―潮の香り」で第49回毎日児童小説コンクール最優秀賞、「みかん」で第2回長編児童文学新人賞佳作、『あしたも、さんかく』で第54回講談社児童文学新人賞佳作を受賞

  ~創作お悩み相談室~ナビゲーター・安田夏菜さんからのお知らせ

  児童文学者協会関西センターが、今年から始めた「児童文学カフェ」
  第2回目の今回は、日頃の創作活動でのお悩みや質問などなどを、 関西センターのメンバーと共に、楽しく解決していく会を開きたいと思います。

 みなさん、それぞれに頑張って書いていらっしゃると思うのですが、時々行き詰ったり、やさぐれたりすることってありますよね。

☆公募で落選が続いて、落ちこんでいます。
☆「するする読める」とか「書きなれてる」と言われますが、そこから先に行けません。
☆短編は得意なんですが、長編がさっぱり書けません。
☆出版社に持ち込んだのですが、ずっと放置されています。

 などのお悩みを、みんなでワイワイお喋りして、解決しちゃいましょう!! ということで、参加ご希望の方は、安田のメルアド(megaponyassu@yahoo.co.jp) まで、ご連絡くださいませ~。

★会場:(株)ダイヤ本社ビル2F会議室
(近鉄大阪線 今里駅下車 南へ徒歩5分)

★日程:2014年9月28日(日)
午後1:30から2時間くらい。

★会費:500円(お茶代・当日徴収)

 気をはらない、ユルーイ会にしたいと思っていますので、どうぞ気軽にご参加くださいね(^^) みなさまのご参加をお待ちしております☆
[PR]

by kimfang | 2014-08-27 17:05 | トピックス
14/8/19 『きせきの海』届く
 来週発売される『きせきの海をうめたてないで!』(童心社)が、ついに届いた。
 何度も何度も読んでは書き直した原稿だから、どこに何が書いてあるのかも覚えているくらいわかっているが、やはり実物を手にとると実感がちがう。

 「上関の自然を守る会」(当時は、長島の自然を守る会)からスナメリの絵本を書いてほしいという依頼を受け、2002年にはじめて上関を訪れて以来、常に上関の生きもののことに関心を持ってきたが、12年もたってまた、新たにノンフィクションにまとめることができて感無量だ。

 トビラを開くと祝島の上空から見た長島と海のカラー写真。
 口絵には、本文で詳しく触れる、スナメリ、ヤシマイン近似種、ナメクジウオ、ナガシマツボ、スギモク、カンムリウミスズメ、オオミズナギドリ、カサシャミセン、そして長島・田ノ浦の原発建設予定地のカラー写真がある。
 文字も大きく読みやすい。
 大田黒摩利さんと  たかおかゆみこさんのイラストがまた、素晴らしい。

f0004331_9421046.jpgf0004331_9423772.jpgf0004331_944012.jpg













 帯もいい^^ 本棚に入れると―きせきの海をうめたてないで!残そう。―となる。
 「残そう。」
 そう。まさにぼくの本が訴えたいことをたった一言で表現してくれた!

 12年間にあった色々なことを噛みしめるように思いながら、ゆっくりと最後まで読んだ。

 この本につづられた生きものたちの声なき声を聞いください。

 童心社ホームページから「立ち読み」できます!
[PR]

by kimfang | 2014-08-20 19:17 | トピックス
14/8/16 『きせきの海をうめたてないで!』8月25日発売!
f0004331_1032168.jpg
 瀬戸内海の最後の楽園の大切さを描くノンフィクション『きせきの海をうめたてないで!』(童心社)が、8月25日に発売されます! 予約発売もはじまりました^^

はじめに

 生きものたちが、裁判をおこしました。
スナメリ、カンムリウミスズメ、ヤシマイシン近似種、ナガシマツボ、ナメクジウオ、スギモク。これらの六つの生きものたちが、本当に、山口県で裁判をおこしたのです。

 裁判をおこした生きものたちは、よその海ではもう生きられなくなってしまったり、とても数が少なくなったりしてしまった生きものたちです。けれども上関の海では、今も元気に生きています。ですから人びとは、上関の海を「きせきの海」と呼ぶのです。
f0004331_1034721.jpg
 でも……。
 悲しいことに、かれらがすむ「きせきの海」が、うめたてられるかもしれないのです。原子力発電所をつくるために、です。

 生きものたちは必死にうったえています。
「わたしたちがすむ上関の海を人間がうめたててしまったら、もう生きてはいけません。わたしたちはよその海では生きられないのです。どうか、うめたてないでください!」と――。

                                      原発建設予定地からわずか3.5キロ先にある祝島の島民たちの切なる思いが込められた看板。
f0004331_1036155.jpg
おわりに
 ……
 瀬戸内海でゆいいつ開発をのがれた上関の海のことを、「上関の自然を守る会」代表の高島美登里さん(写真左)は、「よみがえりのタネ」と呼んでいます。
 上関にきせき的に残ったこの海を大切に育てれば、かならずや瀬戸内海をもとのような美しくて、豊かな海にもどすことができると信じているのです。

 ぎゃくにいえばこの大切な「よみがえりのタネ」をうめたててこわしてしまえば、瀬戸内海の「よみがえり」はむずかしくなるということです。この本にでてきたきせきの海の生きものたちは、永遠にもどってこなくなってしまいます。
 そんな大切な「よみがえりのタネ」を、きせきの海を、たった数十年しか使えない原発と交かんしていいのでしょうか! 

 日本最初の国立公園が、もう一度、日本初の名にふさわしい美しい海によみがえることを、生きものたちとともに願っています。

 童心社ホームページから、「立ち読み」ができます。
[PR]

by kimfang | 2014-08-16 10:40 | 出版物
14/8/15 『動物の大移動』ついに発売!
 絵本『動物の大移動』が韓国でついに発売された! 今朝、ネット書店などで発売されているのを確認して、改めて長かったなぁとしみじみと感じ入っているところだ。何せ、2001年の新聞記事がきっかけだもの。
f0004331_13361956.jpg
 絵本の裏表紙に、次のようなあとがきを書いた。

 作家活動をはじめて間もないころでした。新聞に「コウノトリ渡る大地は……」という記事が載りました。当時は鳥に発信器をつけて鳥たちの移動ルートを明らかにするという試みが注目されていた時期でしたが、シュバシコウ(ヨーロッパのコウノトリ)が、チェルノブイリからイスラエルとパチレスティナを経てアフリカを渡るというおどろきの内容でした。

 ちょうど同じころ、クロツラヘラサギの移動ルートも徐々に明らかになってきたころで、何と、戦争の危険があるところばかりを選んで飛んでいました。
「あぁ、鳥たちは生息場所を探す移動を通じて、人間に、大事な何かを訴えているのかも知れないぞ!」
と、はっと、気づいたのです。それ以来、つねに『動物の大移動』を絵本にしたいと考えてきました。

 いつかときがきたならば、数百、数千キロを移動する動物たちの偉大なる生の現場、生き残ろうする動物の生存本能をわたとたち人間が邪魔しないようにするには何ができるのか? みんなで訪ねて実践してくれれることを願っています。

 この本を書くことになったもっと詳しい経緯は、14年2月に書いた「約束の絵本」を読んでいただきたい。

 今日は、もう少し技術的な話をしたい。移動する動物は数多くいる。ぼくの本では、12の動物を登場させたのだが、いったいどのような基準で選んだのかを話そう。

「幸運を運んでくる鳥」といわれているのに不幸を連想させるルートを移動するシュバシコウ。東アジアの紛争地帯ばかりを選ぶように移動するクロツラヘラサギ。このふたつの移動は最初から決まっていた。
 いや、このふたつの移動を、より、意味あるものにするために、子どもたちが知らなくてはいけない世界の代表的な移動を選ぶのに苦心した。

 しかも移動には、陸、海、空の移動があり、南極、北極、アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸、オセアニア、アフリカなど、世界各地で行われている。そして何よりも、自分たちの目の前で行われている韓国や日本で見られる大移動も入れたい。
 これらをバランスよく、しかも無理なく話が進むように選び、そして順番を決めることが一番たいへんだったが、それが一番たのしい作業でもあった。

 さあ、どんな動物が、どのような順番で登場するのか? 絵本を買って確認してみて。
 日本でも、翻訳本がでればいいのになぁ^^

 絵本の中身は韓国のインターネット書店で見られます。ここをクリック!
[PR]

by kimfang | 2014-08-15 13:09 | 出版物
14/8/13 アキアカネの絵本、いよいよ
 かなり前のことだ。韓国KBSのニュースを見ていたらアナウンサーが、黄金に実った稲穂の上を群れ飛ぶ「アキアカネ」のことを「ショウジョウトンボ」と呼んでいたのであわててテレビ画面に向かって突っ込んだ。
「おいおい、そのトンボは『고추잠자리』(ショウジョウトンボ)というのではなく、『고추좀잠자리』(アキアカネ)というんだぞ!」

 案の定、同世代のフリーランス編集者とのやり取りでも、秋に群れ飛ぶ赤トンボの代表である「アキアカネ」のことを「ショジョウトンボ」といっていた。

 韓国では秋に飛ぶ赤いトンボをみな、「고추잠자리」(直訳するとトウガラシトンボ。ショウジョウトンボの意味)と呼んでしまっている。
 夏の湿地で見られるオスが全身真っ赤(頭から腹の先まで、あしも)になるのがショウジョウトンボ。このトンボはそんなに群れないし、ましてや簡単に見られるトンホじゃないのに、だ。

 もしかすると、チョ・ヨンピルの名曲「고추잠자리」(ショウジョウトンボ)も、歌詞に秋がでてくるので「고추좀잠자리」(アキアカネ)と思って書かれたものかもしれないなぁ^^
f0004331_162482.jpg
 このように韓国では、多くの人がアキアカネとショジョウトンボを取り違えているのである。もっと、アキアカネのことを知ってと願って書いたのが、ほかでもない絵本『고추좀잠자리가 높이높이』비룡소 (アキアカネが 高く高く / ピリョンソ)だったのだ。

 先週から今週にかけて、この絵本の最終確認のために忙殺されていたが、昨日、ついにOKをだした。18日に印刷、今月末に出版されることになった。
 もしも本当にこの絵本も8月にでたならば、ひと月に3冊も出すという、ありえないことが起こることになる。


 さて、以前にもここで書いたが、この絵本はいろんなことがあって5年もかかってしまった。、しかし結果的には、今ではむしろその方がよかったのではないかと思っている。
 なぜならこの絵本の原稿を書いていた頃は、韓国のネットを調べてもトンボについて書かれた記事はほとんどなく、編集者や画家さんに作品世界を理解してもらうのにも手間がかかったほどだ。

 トンボについて書かれた専門的な書籍もなく、唯一あったのが『한국의 잠자리 생태도감』(韓国のトンボ生態図鑑)2007のみだった。一冊、5,000円ほどもする本だが、画家さんにはぜひ、買ってほしいとお願いしたことを今でもしっかりと覚えている。

 ところが5年がたった今では、トンボの写真を紹介する人たちが大勢いて、冒頭で話したような「고추좀잠자리」(アキアカネ)を「고추잠자리」(ショウジョウトンボ)と呼んでしまっている間違いを指摘する記事も多い。
f0004331_1633458.jpg
 前出の『한국의 잠자리 생태도감』(韓国のトンボ生態図鑑)だって、韓国最大のインターネット検索サービスであるネイバーで、トンボの種類を検索すると、誰でも無料で読めるようになった。(うーん…5,000円の本買って損したかぁ…画家さんに悪いことしたかも…^^)
 つまり、急速にトンボの知識が大衆に広まりだしたということだ。絵本をだす好機かもしれない。
 5年待ったことは悪いことではなかったのである。

 絵本のあとがきに次のように書いた。

 おじいさん、おばあさんたちは、遠いむかしから田んぼでコメを作ってきました。アキアカネたちは田んぼで、コメ作りの流れに合わせて暮らしてきました。ところが最近、アキアカネが減ってきているといいます。田んぼが減り、田んぼに農薬や化学肥料が多く使用されて、トンボたちのえさが減っているからです。田んぼは、多くの生きものたちを育む湿地でもあるのです。田んぼがまた、健康な湿地に戻って、そこでアキアカネをはじめとする多くの命が暮らすことを願っています。
[PR]

by kimfang | 2014-08-13 15:52 | トピックス
14/8/5 国際シンポ カンムリウミスズメと上関の生物多様性
f0004331_1827576.jpg

 山口県上関の海には、もうよその海では見られなくなった希少な生きものたちがたくさんすんでいます。
 スナメリ、カンムリウミスズメ、カラスバト、オオミズナギドリ、ナメクジウオなどなど。だから「奇跡の海」と呼ばれているのです。
 ところがこの「奇跡の海」を埋め立てて、原子力発電所を建設するという計画があるのです。

 今回は、カンムリウミスズメを中心に、上関の生物多様性を考えるシンポジウムをご案内します。上関の海は、世界で唯一、絶滅のおそれがあるカンムリウミスズメが一年を通じて生息している海です。

 8月16日(土曜日)山口会場 / 山口県立図書館 / 13:00―16:00 

 8月17日(日曜日)京都会場 / 京都大学 農学部 / 13:00―16:00 

 8月17日(日曜日)東京会場 / 衆議院第一議員会館 / 14:00―17:00 

 各会場、入場料500円

 
 京都会場に関しては、ここに詳しく書いてあります!

 
[PR]

by kimfang | 2014-08-05 18:28 | トピックス