動物児童文学作家のキム・ファンです!!
<   2014年 11月 ( 13 )   > この月の画像一覧

14/11/28 むかし話で知る地理
 韓国絵本紹介コラム第3回目です。

 ぼくは小学校の頃からずうっと、「韓半島は、ウサギの形をしているんだよ」と教わって育った。ところが韓国に頻繁にいくようになると、トラの形をした半島地図をよく目にするように。あれっ? 韓半島はウサギの形のはずなんだけどなぁ……。
 これは日本統治時代に、日本の地理学者が本に記したのがきっかけで広く定着し、解放後もそのまま引き継がれたから。
f0004331_10381536.jpg
 近年韓国では、先祖たちは「トラの形」と考えていたということがわかってきた。トラの半島地図としてとても有名なのは、高麗大学の博物館に所蔵されている「槿域江山猛虎氣像図」。
 慶尚北道の浦項には、ホミコッ(虎尾串)と呼ばれる場所があるのだが、まさに名前の通り、トラのしっぽの付け根にあたるのだ! むかしから半島がトラの形と考えていなければ、このような地名は生まれまない。むかしの人たちが、「韓半島はトラの形」と考えてきた動かぬ証拠というわけだ。

 そう。トラはむかしから民族の象徴。だからトラがでてくるむかし話は、たくさん伝わっている。数あるトラのむかし話のなかから、今回は『とらはらパーティー』(原題 호랑이 뱃속 잔치 )を紹介しよう。
f0004331_10384253.jpg
 むかし江原道の金剛山のふもとに塩売りが住んでいた。塩がちっとも売れないので、山を越えてちがう村へとでかけていくと。
 アイゴ! ほら穴だと思っていたのは、山ほどもある大きなトラだった。
 しばらくすると、アイゴ! 慶尚道の太白山のふもとに住む炭売りが。そしてまた、アイゴ! と、忠清道の俗離山のふもとに住むかじ屋も、トラのおなかのなかに落ちてきた。

 こばらがすいてきた3人は、妙案を思いつく。かじ屋がトラのはらのなかをくり抜き、塩売りが塩をふりかけ、炭売りが炭に火をつけ、肉を焼くのだ。全羅道に着いたトラは……。

 むかし話を楽しんでいるうちに地理が自然と頭に入ってくる。韓国の地里を知るのにもお勧め。
   
 文と絵 シン・トングン/訳 ユン・ヘジョン/岩崎書店

 記事全文は、ここから読めます。

 もちろん、うちの「クリゴカフェ」の今週の絵本も『とらはらパーティー』^^
[PR]

by kimfang | 2014-11-28 10:40 | 連載
14/11/22 「図書定価制度」、ついに実施される
 22日の朝、パソコンを見て思わず「なんじゃこりゃ~」といってしまった。
 ぼくが朝起きてまずすることは、自分の本が韓国のインターネット書店でとれくらいの位置にランクされているのかを確認すること。セールスポイントや、積立ポイント、値引き率などを見ながら、売れているのかどうか? 動きがあるのか、などをチェックする。

 ところがこの日、割引き率は一律の10%。積立率もほぼ5%。つまり、最高割引き率が15%になっていたのだ。
「ああ~っ、いよいよ、今日から定価制度がはじまったんだ!」
と、わかった。

 これまで韓国では、新刊は18か月の間定価が維持され(ネット書店は新刊でも10%の割引きが可能)、その後は割引きが可能(原則19%まで)になる制度だった。しかしこれが、何だかんだと抜け道がある制度で、半額まで割り引かれるような本も少なくはなかった。

 つまり、売れる本はどんどん価格が下がり、売れない本はあまり割引きがない。当然、安く買える本に人気が集中していき、出なくてはいけない良書よりも、売れる本が優先されてきたのだ。
f0004331_1905353.jpg
 写真左 - テレビニュースの見出し 「定価制の前にせきを切ったように本の割引き」

 日本のみなさんからすれば、「何それ?」という感じだろう。だって、日本の本には割引きがないもの。これを「再販制度」(再販売価格維持制度)いう。
 韓国の出版社たちは、ほとんどが日本のような「再販制度」を支持している、しかし大手のネット書店たちはみな、もっと割引自由な制度を要求していて、お互いの意見は平行線をたどっていた。
 これまでの制度も、お互いの妥協の産物だったのだ。

 そして2013年1月、出版社と小さな書店たちの要望を受け、割引き率を定価の10%に制限する改正案が国会で発議され、論争がはじまった。
 結局、出版社と大手熱と書店の間では妥協できず、政府が仲介する形で決着がついた。
 10%までしか、割引ができないということ。定価じゃないけれど^^ 名前は「定価制度」。
f0004331_1914468.jpg
 もともと10%の割引は、オンラインショップを育てるために設けられた制度。その後、大手書店の要望に応える形で19%まで拡大され、積立率や、サービス品なども入れると半額までいくこともあった。

 今回、大手ネット書店が妥協に応じた背景には、アマゾンなどの進出が予想されるからだ。「実質割引き自由」のままだと、世界的な大手には、とてもじゃないがかなわない^^

 とにかく、今、韓国の出版会は大混乱のなかにある。
 定価制を目前にして、90%引きがあったり、実質の値上がりする前に買いたかった本を買っておこうとする人たちがまとめ買いしたりして、本がかなり動いた。

 写真右 ― インターネット書店では、90%割引の文字が。

 悲しいかな、ぼくの本には動きはあまりなかったようだ(笑)。
 さて、この「定価制度」、ぼくのような「地味な良書」を書いている者にとってありがたい制度のはずなんだが……どうなるんやろ^^
[PR]

by kimfang | 2014-11-26 19:07 | トピックス
14/11/21 映画「キングコング」を観るのも仕事^^
 韓国でゴリラの科学読み物を出す予定をしている。いつもなら文を先に完成しておいて、画家さんの絵があがるのをじっくり待つのだが……。
 カフェの仕事もあって、文の完成が遅れている。2週間も前に、絵のラフが出版社から届いて意見を求められていたが、無理を言って待ってもらった^^
f0004331_1834569.jpg
 別にサボってるわけではない。それなりにこだわって書いているので、遅いのだ。例えば、「ゴリラは凶暴だ」というイメージが定着したといわれる1933年のアメリカ映画「キングコング」。実際に観てないのに本とかネットとか何か読んで、こんな内容だと、のうのうと書きたくはない。そこで映画を観ようとしたのだが、なかなか観られる時間がなかった。。

 ようやくカフェが休みになった日に、1933年の初代「キングコング」を観た。ニューヨークで暴れるシーンが有名だが、ドクロ島での恐竜たちと戦うシーも面白かった。
f0004331_1841278.jpg
 さて、肝心なのは、人を無慈悲に殺すシーン。カメラを片手に睨むように映画を観ていたら、あった、あった! 本当にあった。
 美女との愛を演出するために、人を食いちぎる残酷なシーンも映画にあるのだ。

 きのう、ようやくラフに対する意見をいえた。へへへ、画家さんが描き直すまで時間がかせげる (笑)。
 因みに今回のゴリラの本の画家さんは、キム・ウンジュさん。イヌの本のパートナー。
 名コンビで、また、いいの出しますので、お楽しみに^^
[PR]

by kimfang | 2014-11-21 18:05 | トピックス
14/11/17 キムチ作り 絵本で楽しく学ぶ
f0004331_9452478.jpg
 韓国絵本紹介コラム2回目です。

 昨年の12月、韓国の「キムジャン文化」がユネスコの無形文化遺産に登録された。キムチそのものではなく、近所の人たちが一緒にキムチを漬ける、「キムジャン」という風習が登録されたのだ。
 今では、冬でも新鮮な野菜が手に入る。キムチ専用冷蔵庫も普及していて、むかしのように一度に大量に漬けることは少なくなった。それでもキムジャンは、外すことのできない家族の大切な年中行事だ。

 さて、今回紹介する『きょうはソンミのうちでキムチをつけるひ!』(原題 오늘은 우리집 김장하는 날)は、まさに、キムジャンの日のお話。表紙の絵やタイトルだけを見ていると、だれもがお話の主人公はソンミの家族だと思うことだろう。
 でも、主人公はもう「ひとり」いる。ソンミのうちの裏庭に住む、ネズミの家族^^
f0004331_946438.jpg
 ネズミのオンマが、高らかに宣言する。
 「今年は、うちでもキムチを漬けるわ。毎年毎年、ソンミのうちからもらって食べるのは悪いから」 
 ネズミんちのキムチ、ちゃんとできあがるのかな。

 文 チェ・インソン/絵 パン・ジョンファ/訳 ピョン・キジャ/らんか社

 民団新聞にて、「読みたいウリ絵本」好評連載中! 記事はここから読めます。

 写真は、とある教会のキムジャン風景。

 写真提供 / 漫画家 チェ・ヒョンジョンさん ぼくの『ペンギン』『ミツバチ』は、ヒョンジョンさんの絵です。
[PR]

by kimfang | 2014-11-17 09:48 | 連載
14/11/15 サクラ、健康取り戻す
f0004331_10544127.jpg
 9月のことだった。『サクラ―日本から韓国へと渡ったゾウたちの物語』(学研教育出版 / 第1回 子どものための感動ノンフィクション大賞 最優秀作品)の記事を書いてくださった朝日新聞の記者さんから、突然、電話があった。サクラのことでお願いしたいことがあるということだった。
 サクラとは、2003年に宝塚ファミリーランドの閉園に伴い韓国のソウル大公園に引っ越したメスのアジアゾウだ。

 記者さんがいうには、読者の方から「サクラが病気だと聞いた。生まれ故郷のタイにいくかもしれないらしい。取材をしてほしい」との要望があったというのだ。サクラの追加取材をお願いできないかという話だった。
 ちょうど9月の末にソウル大公園のゴリラの取材を予定していた。ふたつ返事で快く引き受けた。

 しかし、本心は複雑だった。もしも、もっとひどくなっていたら……。知りたい気持ちと、知りたくない気持ちが交差した。

 昨年3月に韓国の雑誌社から「体調を崩している」と国際電話で知らされて、翌月にあわてて会いにいったが、思っていた以上に重傷だった。
 ソウル大公園側の広報から事情を聞くと、大好きだったアフリカゾウのオスが死に、引っ越してきた当初から担当してくれていたもっとも信頼していた飼育員がフィリピンに移住するなど、サクラを取り巻く環境に激変が起こっていたのだ。
f0004331_10554077.jpg
 ゴリラの取材あと、サクラの担当飼育員を訪ねた。まだ、サクラを見ていない。心がドキドキした。
 あいさつを済ますと、担当飼育員は笑いながらいった。
「まだ、ぼくは、サクラに受け入れてもらえていません」
そういいながらも、サクラのために最善を尽くしていることをわかり易く説明してくれた。

「先生がこられたころが、ちょうど一番悪い頃だったようです。ストレスで土を食べてしまい、腹痛で苦しんでいました。だから、放飼場にだせなかったのです」
 そう。昨年、会いにいったとき、ほかのゾウは外にいたのに、サクラだけ室内にいたのだ。

「じゃあ、サクラに会いにいきましょうか」
 飼育員が案内してくれたのは、過去に通ったことのある、放飼場へと続く裏道だった。
 ―ああ、ちゃんと外にいるんだ。
それだけでもうれしかった。

 飼育員が、「サクラ! サクラ!」と、大きな声で呼ぶと、2頭のゾウが近づいてきた。
 1頭のこめかみあたりに液体が染み出ているが見えたので、「モストがでているから、この子はオスだね」
というと、「メスにもでるんですよ」と教えられた。
 つまり、サクラはメス2頭で生活していたのだった。
「へぇ~。メスと一緒に暮らしているんだ!」

 ソウル大公園の放飼場は、とても広い。そこで、いくつかに区切られてゾウが暮らしている。ゾウたちは小さな柵越えに、鼻でお互いに触れられるようになっている。
 サクラは、ずうっと1頭だけの柵に入っていた。そして、アフリカゾウのオスと「叶わぬ恋」に落ちて、国民的な「悲恋のヒロイン」になったのだった。
f0004331_10561376.jpg
 飼育員はサクラの訓練を見せながら続けた。
「これまでは繁殖をさせようと、ひとりで飼育したり、オスと一緒にしたりしていました。でも、ストレスを感じるようです。一番、仲のいいメスと一緒にしています」
 つまり、繁殖よりも、サクラの長生きを優先させる方向に方針転換したということだった。それが功を奏して、今では健康を取り戻したというのだ。ゾウは母系社会。メス同士でいるのが一番落ち着くのだ。

 とはいえ、サクラは足に肉芽ができるなどの持病があるという。
「足を見せるよう、厳しい訓練をするので、わたしはサクラに嫌われています」
 飼育員は、また、優しく笑った。

 来年、サクラは50歳になる。

 ※このブログの記事は、新聞に掲載されたものではありません。
[PR]

by kimfang | 2014-11-16 10:56 | トピックス
14/11/14 画家の執念―大先生の心を動かす
 クリゴカフェの「絵本コーナー」では、ぼくが選んだお勧めの絵本を展示して紹介している。今週は『こいぬのうんち』を展示してある。
 この絵本は、韓国を代表する児童文学者、クォン・ジョンセン先生の代表作のひとつだということは多くの方がすでにご存じで、ぼくも「民団新聞」のコラムでもそのことに触れた。
f0004331_2005547.jpg
 しかしこの絵本は、絵を担当したチョン・スクガク画家の執念なしでは誕生しなかったのだ。
 その秘話をぼくは、チョン・スンガク画家から直接聞いた。

 ある日、ラジオを聴きながら作業をしていたチョン画家は、ラジオから流れていた子どもたちの「口演大会」の中継にくぎ付けになった。
「これを絵本にしたい!」
 ある出場者が演じていた物語こそは、のちに自らが絵を描くことになる童話の「こいぬのうんち」だった。

 原作の「こいぬのうんちは」1969年に発表された30枚ほどの短編童話だ。チョン画家は原作を調べて手に入れ、うんちのキャラクターも考え、話も短く絵本らしくして出版社に企画を持ち込む。
 が、まだ、一冊の本もだしていない無名同然のチョン画家の企画に、簡単にOKはでなかった。
f0004331_2023975.jpgf0004331_2025457.jpg
 当然である、クォン・ジョンセン先生は、もうすでにテレビドラマにもなった不朽の名作『モンシル姉さん』などを世に出して大成功を収めてらした大先生だ。どこの馬の骨かわからない画家が、恐れ多くも大先生の出世作の絵本化企画を持ち込むなんて、100年早いわ!と突っぱねられたのだった。

 のちにそのことを伝え聞いたクォン先生は、童話の絵本化を快く承諾。絵本として書き直された。もちろんチョン画家の絵を採用して、この名作絵本が誕生したのだった。
 長くなるので、企画が無事に通るのまでの具体的な話と、絵が完成するまでの話は割愛したが、チョン画家の執念がなければ誕生しなかった絵本なのだ。

 うちのクリゴカフェに展示してある『こいぬのうんち』には、チョン画家のサインが入っている。
[PR]

by kimfang | 2014-11-14 20:06 | トピックス
14/11/13 クリゴカフェ、ついにオープン!
f0004331_10421015.jpg
 人生の大転換! カフェのおじさん―として生きる日がやってきた。
ぼくは、クリーニング店を経営しながら作家活動をしていたことから「クリーニグ屋おじさんの夢 세탁소 아저씨의 꿈」という韓国絵本のモデルにもなった。

 でも、50年以上家族を養ってくれたクリーニング店は、もうない。これからは、「クリーニグ屋おじさん」ではなく、「カフェおじさん 카페아저씨」として生きていく^^
f0004331_1044735.jpgf0004331_1044265.jpg
 さて、オープン初日だ。
f0004331_10444630.jpg
 ぼちぼち、長~くやっていこうという方針から、何の宣伝もしていなので、知り合い以外のお客さんしかこないだろうと思っていた。
 が、何と、足を運んでくださったお客さんがいて、嬉しかった。

 しかも、本棚から絵本を取ってきて、テーブル席で絵本を読みながら、スイーツを食べてくださった。これこそ、わたしたちが目指したスタイル!
 
 韓国ごはんとお茶と絵本―クリゴカフェ
 もっと多くの方に、絵本をたのしみに来てもらいたいと思っている。
 みなさん、よろしく^^

 夜は、こんな感じ。10時30半までやってます。

 場所はここです。
f0004331_1046212.jpg
[PR]

by kimfang | 2014-11-14 10:46 | トピックス
14/11/10 カフェで紙芝居
 紙芝居『まねきねこのたま』のラベルが届いた。「ラベル」といっても、ピーンとこないかもかもしれないが、絵本でいうところの「表紙」。いわば「顔」。とても重要なところだ。 
 写真左の『とんだとんだ! コウノトリ』は、ラストのひとつ前の放鳥のシーンがラベルになった。
 ぼくも現場で見届けた2005年9月の放鳥式典は、それはそれは歴史的なもの。やっぱ、ラベルはこのシーンしかないでしょ。
f0004331_1141895.jpg
 さて、今回の『まねきねこのたま』は、いったいどのシーンがラベルになるのか、気になっていた。が、やはり、ラストのこの絵。たまが、まねきねこになったシーンだった。
f0004331_11423538.jpg
 ところで、うちの「クリゴカフェ」は11月13日(木)にオープンする。その「実践練習」として10日、友人たちを招いてプレオープンイベントを行った。

 もちろん、発売前の『まねきねこ』も「絵本コーナー」で展示していたのだが、友人たちの熱い要望により(ウソです。紙芝居やろうと準備してた^^)紙芝居を上演した。

 カウンターが、紙芝居するのにぴったしの高さ! 絵本コーナーは、それを聞くのにこれまたぴったしのスペース!
 また、ここで紙芝居できるよう、新しいのを書かなくては^^
[PR]

by kimfang | 2014-11-12 11:43 | トピックス
14/11/7 読みたい ウリ絵本 連載開始
f0004331_123192.jpgf0004331_1235548.jpg
 今日から「民団新聞」で、韓国絵本の魅力を紹介する「読みたい ウリ絵本」という連載を開始した。
 一年間の長丁場。計30冊の絵本を紹介する予定だ。

 栄えある第一回の絵本は、やはり、韓国の絵本を変えた名作―『こいぬのうんち』。
 文 クォン・ジョンセン / 絵 チョン・スンガク / 訳 ピョン・キジャ / 平凡社

f0004331_1155484.jpgf0004331_11561820.jpg
 
 ぼくが生まれて初めて出会った母国の絵本だった。あれから14年もたったんだなぁ。まさか、自分も韓国で絵本をだせるようになるとは^^

 写真は、今年6月に韓国へいったときに寄ったソウル最大の書店、光化門の「教保文庫」で撮ったもの。他を圧倒する高さに平積みされていた。すごい!
 絵本発売から20年にもなろうとしているのに、いまだに衰えない人気。さすがは名作。ぼくもいつかこんなロングセラーを書きたいものだ。

 この名作は、日本、ポーランド、スイス、台湾、中国で翻訳出版されている。
 写真は、左から中国版、台湾版、ポーランド版。 
 記事全文はここをクリック。
[PR]

by kimfang | 2014-11-07 21:48 | 連載
14/11/4 ちゃぐりんで「きせきの海」紹介
f0004331_7572681.jpg 
 JAグループの子ども向け雑誌、「ちゃぐりん」の12月号で、『きせきの海をうめたてないで!』が紹介された。

 書評を書いてくださったのは児童文学評論家の藤田のぼる先生。
f0004331_80884.jpg
 藤田先生は、日本児童文学者協会と学研教育出版が主催する「子どものための感動ノンフィクション大賞」の最優秀作品を受賞したときからのお付き合い。故小暮正夫先生とともに、この賞の創設に尽力なさった方だ。受賞作『サクラ―日本から韓国へと渡ったゾウたちの物語』(学研教育出版)の出版記念会にも、はるばる東京から京都まで駆け付けてくださった

 ノンフィクションの書き手を育てるための賞なのに、第1回の受賞者であるぼくがあまりノンフィクションを書かずに絵本や科学読み物ばかり書いているので、
 「もっとしっかりノンフィクション書けよと!」とエールを送ってくださったのだろう。
 ありがたいことである。
[PR]

by kimfang | 2014-11-06 08:01 | トピックス