動物児童文学作家のキム・ファンです!!
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17/8/29 通訳の依頼は突然に

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 先週(25日~28日)、韓国でのイベントに通訳としていってきた。

ご存知、ぼくの本職は児童書の作家だ。通訳ではない。だから通訳の仕事は、突然、やってくる。が、今回のように5日前に依頼がきて、3日前に飛行機のチケットをゲットして韓国に仕事にいくというのは、はじめてだった。

 そんな急な依頼でも、無理をしてまでもいくのには理由がある。この仕事が、「日韓田んぼの生きもの調査交流会」だからだ。

 この交流会は2006年からはじまり、毎年、日本と韓国で代わりばんこで開催され、今回で12回を数えるという息の長い交流だ。ぼくはこの交流会を通じて、日韓の生きものの知識と人脈を得、それを本職に活かしてきた。

新しい本を書くためにも、何としてもいかなくては! と思ったのだ。

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しかし、交流会は生きもの調査だけを訳せばいいのではない。日韓で24本もの専門的な報告があり、それを友人の田中博さんと、たったふたりで訳すのだ。

もちろん、総合討論があり、来賓の挨拶、晩餐の席でのゲリラ的な通訳もある。観光や施設の訪問でも通訳。10時間以上、しゃべりっぱなし。正直、くたくただ。

 でも、へへへ。期待した通り、今回も新しい本を書く「素材」と「取材人脈」をばっちりゲットした。お金をもらって(韓国の場合はNGO主催だからめっちゃ少ない 涙)、ネタも一緒にもらえるのだらこれ以上、おいしいことはない。

 韓国の天然記念物、珍島犬、トキにも会えた。

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 来年の交流会は、千葉県のいすみ市で開催される。

 さらには韓国は、トキの放鳥式を予定していて、だから今回、トキ復元センターがある昌寧郡にて開催したのだ。

通訳の仕事もがんばります。また、呼んでやぁ~^^


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by kimfang | 2017-08-29 14:43 | トピックス
17/8/25 翻訳家デビュー!

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 ぼくがはじめて訳した絵本が、来月、韓国で発売される。これまでも日本の本や韓国でまだでいない海外の本を韓国の出版社に紹介する仕事はしてきたが、自分が「直接」訳すのは、今回がはじめてだ。

 その絵本は『干潟のくちばしじまん』という日本の絵本。韓国には世界5大干潟に選ばれるほど、スケールの大きな干潟が西海岸と南海岸にあるのだが、セマングムをはじめとする大規模な埋め立てプロジェクトが行われている。

 だから干潟の大切さを説く絵本はたくさんある。しかしこの絵本は、それを押しつけがましくいわない。

 主人公のシロチドリが、ミヤコドリ、コアジサシ、ヘラサギ、ダイシャクシギのくちばしを見てうらやましく思うが、じつは自分の小さなくちばしも、みんなに負けないくらいすごいんだ! とということをわかるというストーリーだ。

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 「みんなちがって、みんないい」

 そんなメッセージをくれる心の成長を描いた絵本なのに、読み終えると干潟の鳥の生態、生きものを育む干潟の豊かさ、それを守らなればという気持ちが、自然とわいてくる優れた科学知識絵本なのだ。

 そう。ぼくもこんな科学知識絵本を目指している。ぼくの大好きな絵本を、韓国の子どもたちに読んでほしくて訳した。

 友人のクァク博士が、すてきな解説文を書いてくれた。

 9月1日、発売です。

 韓国のインターネット書店 / プサン日報 書評



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by kimfang | 2017-08-25 14:07 | 出版物
17/8/14 コウノトリ全国へ

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 20121月、ぼくは『きみの町にコウノトリがやってる』(くもん出版)をだした。ご覧のように帯には、「コウノトリが訪れたのはすでに全国33府県。いよいよ次は、あなたが住むところかもしれない」というコピーを使った。

 このコピーの情報は1111月もの。それから約6年がたち、ついについに、コウノトリは日本全国すべての都道府県に飛んでいき、14年には韓国にまで飛んで行った。

 コウノトリを全国へ、世界へ――それを合言葉にがんばってこられた人たちの夢がかなったのだ。

 ぼくの本の「すでに全国33府県」というコピーは、もう色あせてしまったが、40年に及ぶ苦難の人工飼育、コウノトリを育む農法の普及や街づくりなど、コウノトリの復活を夢見た人たちの熱い思いはいつまでも色あせることはない。

そう。本の中身はひとつも色あせていないのだ。いまこそ、手に取って読んでほしいと願っている。

 コウノトリ全国の空に=放鳥12年、最後は秋田


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by kimfang | 2017-08-14 10:28 | トピックス
17/8/6 書店講演、はじめての成功

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書店での講演にいい思い出はない。はるばる他県まででかけていったのに、人が集まらなくてみじめな思いをしたことは一度や二度ではない。児童書の場合、よほどの知名度がないとむずかしいのだ。

集合時間前にこそっと会場にいくと、いままで経験したことのない、すごい飾りつけ。しかも通路に面したオープンなところ。エスカレーターに乗ると見えるという絶好のスペース。ふつう多くの児童書コーナーは、奥まったところにあって何をしているのかわかりにくい。

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「こんなによくしてもらっていいの!」とビックリしたあとすぐに、「だれも来てくれなかったらどうしょう……」。言い訳はできないと不安がずしずしと押しよせてきた。

通りがかりのあるお客さんが「キムさん トーク&サイン会」の張り紙見て、

「キムさんて、だれや?」とぽつりといった。

 そう。それが当たり前。ぼくだって同じ立場ならいうだろう。キムってだれやと^^

 予想通り、ちょっと寂しい人数でのはじまりとなった。やっぱりな。


ところが、話をしているうちに、「なんや? なんや?」と人がじょじょに集まりだし、ペーパークラフトづくりがはじまるとどんどん人が来て盛会となった。たのしそうに見えたのだろう。

予約はしなかったが、飛び入り参加で本を買ってくださった人もいて、何とか大垣書店さんに迷惑をかけずに済んだ。

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それにしても、大垣書店イオンモール五条店はやり易くて目立つ、素敵なスペースだった。

また、呼んでもらいたいなぁ。

 このような素敵な機会をあたえてくださった「このはな文庫」のみなさまに感謝します。






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by kimfang | 2017-08-08 10:57 | トピックス
17/8/5  紙芝居講演、フランス人の応援

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 毎年恒例の京都市国際交流協会の「世界の絵本展」。今年は紙芝居もたくさん展示された。ぼくも紙芝居に関する講演を、という依頼を受けて「紙しばいからKAMISHIBAIへ」というタイトルで語らせいただいた。

 ただ、話すだけでは面白くない。参加してこその紙しばい。しかも場所は国際交流会館。そこで参加型の『おおきく おおきく おおきくなあれ』(童心社)の中の「おおきく おおきく おおきくなあれ」というところを、日本語、英語、フランス語、韓国語、中国語でやることにした。

 な、なんと、このときたまたまフランスからきた人たちが大勢いて、フラン語のところは

「グロ。プリグロ。アンコ―プログロ!」

と、大きな大きな声で大合唱。なかなか盛り上がった。

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 ところで、講演の合間に子どもたちがくると、『カヤネズミのおかあさん』(童心社)を演じてたのしんだ。講演のときと合わせると計4回はやったかな。

3回も見てくれた女の子がいたし、「これ知ってる。最後にヘビがでるねん」て、この紙芝居を知っていてくれた男の子もいてありがたかった。

 この男の子のお母さんは絵本だと思って、購入しようと書店の絵本コーナーで探してくださっていたらしく、「紙芝居だからなかったんだ」と納得していらした。

 ありがたいファンの子どもたちに、新作を届けなくては。

 で、

 1014,15日に京都市動物園にて開催される「やまねこ博覧会」にて、書き下ろしの新作紙芝居2作を演じます

 おたのしみに。


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by kimfang | 2017-08-07 16:31 | トピックス