動物児童文学作家のキム・ファンです!!
16/10/29 第11回 日韓NGO湿地フォーラム・国際湿地NGOワークショップ
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 またまた、通訳の仕事をいただいて国際会議にいってきた。しかし今回は、ぼくの通訳で大丈夫かなぁと不安もあった。
 生きもののことだけならいいのだが、「環境保全運動」というと分野はあまり知らない。ちゃんと通訳できるのか? 自信がなかった。

 通訳はその背景がわからないとできない。翻訳の仕事はわからない言葉を書籍やネットで調べて訳せばいい、何といっても訳すまでに時間に余裕がある。

 しかし通訳の場合はわからない言葉がでてくるとたいへん。頭のなかで「何だ、それ? 知らないぞ!」というのが浮かんだ瞬間、もう前後の訳もぶっ飛んでしまう^^
 そう。人の脳は、その人がおそらくこういうことをいおうとしているのだろうと予想をしながら訳していく。予想から外れるとパニックになるのだ。

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 初日の通訳は「生きもの系」ばかりさせてもらったこともあってうまくいった。ところが二日目はキレがなかった。国際湿地NGOワークショップは、すべて「運動系」だから。それでも、一緒に通訳を担当した田中博(日韓環境情報センター代表)さんに助けられて(というか、頼りっきりで)無事に終えることができた。

 今回の通訳で知った「運動系」をまとめておこう。

 2008年に慶尚南道・昌原(チャンウォン)にて「ラムサール締約国会議」が開かれた。これは韓国史上初めての環境分野での国際会議だった。その準備段階で日韓の環境NGOが連帯を深めていき、2007年に「第1回 日韓NGO湿地フォーラム」が開催された。
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 昌原でのラムサール会議には世界のNGOも参加、それらのネットワークをつなぐ組織としてWWN(World Wetland NGO Network)が発足した。
 今回、WWN前代表のクリス・ロストロン(イギリス)さんと現代表のルイーズ・ダフ(オーストラリア 写真の女性)さんもやってきた。ラムサール条約事務局のルー・ヤン博士(香港)とコロンビアのトタ湖のラムサール登録を目指すフェリペ・ペラスコ(コロンビア)さんも参加した。

 来年、プサンで開催予定の第12回大会にも通訳で呼んでもらうために^^

 中日新聞の記事

 
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# by kimfang | 2016-11-02 08:36 | トピックス
16/10/27 すばこ 東京子ども図書館機関誌で紹介
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 東京子ども図書館の機関誌「こどもとしょかん」2016年 秋 151号で、
 ぼくの絵本『すばこ』(ほるぷ出パン)が大きく紹介された。
 ありがたいことである。

 東京子ども図書館についてはここをクリック
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# by kimfang | 2016-10-27 09:42 | 出版物
16/10/23 すばこ 月刊「子どもの本棚」で紹介される
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 今年4月にほるぷ出版からだした絵本『すばこ』が、11月号の「子どもの本棚」で大きく取りあげられた。
 ここで取りあげられたということは「日本子どもの本研究会選定図書」に選んでもらったということ。

 この絵本はすでに、厚労省の「社会保障審議会推薦児童福祉文化財」に選んでもらっているから、さらなるうれしい知らせだ。

 選ばれた本の一覧は、ここから見れます。
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# by kimfang | 2016-10-23 13:10 | 出版物
16/10/20 カタログに載った! 消えた……
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 出版社は毎年、自社の作品を紹介するカタログを作る。童心社の「紙芝居 秋祭り」に参加したら早くも来年度のカタログが配られた。

 ぼくの紙芝居、どこにでてるのかな……? 気になって急いで探す。
 あった! 何と、『カヤネズミのおかあさん』は「五山賞名作紙芝居」というくくりで紹介されていた(一番下)。
 たいへん光栄なことだ。ありがたい。

 ところが……。『まねきねこのたま』は、カタログから消えてしまっていた。
 これもまた、現実なのである^^
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# by kimfang | 2016-10-23 11:32 | トピックス
16/10/20 紙芝居 秋祭り
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 童心社が毎年開催している紙芝居のイベント、「紙芝居 秋祭り」に参加してきた。
 童心社では1995年から毎年「紙芝居を見る会」が催されてきたが2013年にいったん休会。今回、3年ぶりに開催されることになったが、ぼくは初めての参加だった。

 童心社社屋の4階には、「紙芝居ホール」がある。そこに50名もの紙芝居作家たちが集った。みなさん、よく名前の知られているビッグ・ネームばかり。たいした活躍もしていないぼくは、とても緊張した。

 今回はそれまでとちがい、第1部に「園児と一緒に紙芝居を見る」という新しい試みがあった。童心社では、試作の紙芝居を実際に幼稚園で演じて見せて反応を見るという。子どもたちが紙芝居のどの場面にどのように反応するのか、実際に見ることができて勉強になった。

 さて、第2部は「作品を見る会」。4作が演じられたのだが、ありがたいことにぼくの『カヤネズミのおかあさん』も演じられた。

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 作品を見たあとは、作者が前に呼ばれてそうそうたる作家たちと「トークバトル」^^
 ベテランや、大御所からぼくの作品に対して次つぎと質問がきた。そしてぼくが韓国でも活動しているということで、話題はいつしか紙芝居の国際化へとチェンジ。モンゴルの作家さんも参加しておられたのでさらに話は広がり――。


 ベテラン作家さんたちの衰えぬ好奇心と旺盛な創作意欲、こちらもおおいに勉強になった。

 しかし一番勉強になったのは、舞台のそでにずらりと並べられた数々の新作紙芝居たちだ。町の本屋さんには紙芝居は少なく、図書館で紙芝居を見ても旧作ばかり。
 ほかの先生たちの意欲作を自由にじっくり見られてうれしかった。

 次また、「紙芝居 秋祭り」で演じてもらえるような作品を書きたいと思った。
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# by kimfang | 2016-10-22 11:19 | トピックス
16/10/8 地震の本、書きませんか?
 今回もいくつかの韓国の出版社とミーティングをした。たずねた出版社すべてで話題になっていたのが地震だった。
 ご存知でない方もいらっしゃるかもしれないが、先月(2016年9月)、韓国で観測史上最大であるマグニチュード5.8の地震、「慶州地震」が起こった。

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 国民のほとんどが地震を経験したことがないこともあって、地震の恐ろしさがどこででも話題にのぼった。

 慶州の地震が大きな話題となっているのは、その規模の大きさだけではない。ここには過去にトラブルが多発し、設計寿命が過ぎたのに稼働期間を延長した韓国で2番目に古い「ウォルソン(月城)原発」がある。

 また、慶州のすぐ南のプサン市には老朽化がひどく、来年に廃炉が決定している韓国で1番古い「コリ(古里)原発」があり、そのおとなりのウルサン市にも「ウルチン原発」があるからだ。

 つまり、韓国に地震は少ないという想定のもとで造られた原発密集地帯で観測事情最大の地震が起こり、その安全性が問われているのである。

 古都・慶州といえば韓国有数の観光地であり、修学旅行のメッカでもあるのだが、原発も近くにあることからキャンセルが相次ぎ、観光客回復までには数年がかかるだろうとまでいわれているほどだ。

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 そこでだ。

 多くの地震を経験した日本に住んでいるぼくに、「地震の本、書きませんか?」というのである。

 果たして韓国ではどのような地震関係の児童書がでているのだろうか? 
 書くか書かないかの前に調査をしておく必要がある。           ぼくの絵本も         中古書店とは思えない品揃え

 そこで急きょ、講演に向かう途中のカンナム駅で降りて、駅近くの大型書店「YES24」(ネットでは韓国最大)に向かった。

 いって、おどろいた! 
 本の検索機械などもある大きな書店だからふつうの新刊書店とばかり思っていたら、何と、中古書店だった^^ 資料を得るのには安い中古書店の方がありがたい。

 ぼくの本もたくさん、ここで売っていた。そりゃあ、こんな書店があったら新刊も売れへんわ!
 とにかく、地震の本を3冊をゲット。じっくり研究してから書くか書かないかを決めよう。
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# by kimfang | 2016-10-14 15:59 | トピックス
16/10/8 6年ぶりのヌティナム図書館
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 ちょうど10年前の2006年の夏、ぼくははじめて「ヌティナム子ども図書館」を訪れた。
 当時の図書館はアパートの地下にあって狭くて暗い施設だった。
 しかしその場所にはあふれんばかりの子どもたちと、多くのボランティアがいて明るく活気に満ちていた。

 その後、図書館は移転。今では地下1階、地上3階の立派なビルとなり、子ども図書館でなく大人も対象とした「ヌティナム図書館」へと発展した。韓国の図書館運動を指導する有名図書館にもなった。

 この夏、パク・ヨンスン館長が突然訪日、ぼくの経営する「くりごカフェ」にやってきたことから今回の講演が決まった。
 前回は2010年にいったから、6年ぶり、4回目の講演だ。

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 到着すると、大きな垂れ幕。滑り台をたのしむ子どもたちの笑い声。何と、期間限定の「キム・ファンコーナー」もあっておどろいた。

 さて、今回のヌティナム図書館訪問にはもうひとつ、隠れた目的があった。韓国の多文化図書館を紹介するという仕事があり、その取材のための訪問でもあった。

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 図書館には「いろんな国の本」というコーナーがあり、多くの日本語絵本が並んでいた。
 また図書館の入り口には、日本語で書かれたチラシが貼られていた。
 ヌティナム図書館が、日本から来た人がうまく韓国になじめるよう場所と情報を提供しているのだ。

 講演と取材、一石二鳥のいい訪問だった^^
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# by kimfang | 2016-10-13 10:12 | トピックス
16/10/7 早くも今年初オンドル
 ノンジャン出版社はこの春にソウル市内のハプチョン(合井)から、パジュ市の出版団地に越してきた。遠くからやってくるお客様のために、社屋には「ゲストハウス」も設けられている。

 実は前回、5月にいったときもここに泊まって、栄えある宿泊者第一号となった。
 近くの「ロッテプレミアムアウトレット駅」からバスに乗って30分でソウル市内でも大きな駅のひとつであるハプチョンに着く。何せ、宿泊代ゼロというのがありがたい。
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 だが……。ひとつ、大きな問題点が。
 ゲストハウスにはテレビがなく、ネットもつながらない。だれかいればいいのだが、たったひとりでテレビもネットもなしで過ごすのは、なかなかさみしいものである。

 まぁ、5月は越してきてすぐのこと。それから5か月もたっているのだから改善されていると期待したのだが……。
 また、テレビもネットもない夜^^
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出版社は気をつかってくれたようで、近所の「自然食品店」でぼくが大好きなビールを買ってきてくれた。それもかなり上等なやつを7本も。
 いざ、これを飲みながらゆったりと過ごそうと飲みはじめたが、やっぱひとり飲みはさみしい。3本しか飲めなかった。

 することないから、仕事しちゃったよ~。
 そしたら急に寒くなってきて、オンドルを入れた。早くも今年初オンドルだ。さすがDMZすご近くのパジュである。ソウルよりもやっぱ寒い。

 つぎくるときは、せめてネットだけでもつないでおいて^^
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# by kimfang | 2016-10-12 10:43 | トピックス
16/10/7 飾られていた「選定証」
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# by kimfang | 2016-10-07 14:08 | トピックス
16/9/16 ふれあい学習「京都人権ゆかりの地めぐり」でお話
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 京都第三錦林小学校6年生のふれあい学習、「京都人権ゆかりの地めぐり」のなかで、「クリーニング屋のおじさんは、どうして作家になったのか?」という題でお話させていただいた。今年で3年連続、3回目となる。

 ふれあい学習とは、学校・家庭・地域が 一体となって、地域の教育力の再生・充実や地域の活性化を推進する学習活動のことをいう。
 京都市立第三錦林小学校6年生の「京都人権ゆかりの地めぐり」は、男女差別、外国の方に対する差別、障がい者の方に対する差別というそれぞれのジャンルに沿って学習するのだが、ぼくは外国の方に対する差別について話した。

 実はこの講演、小学校からの直接の依頼ではなく、京都国際交流協会さんからの依頼だ。せっかく国際交流会館を訪ねるのだから、そこで外国人からお話を聞くのはどうか?と学校側と話し合い、一番身近で長く日本に住んでいる在日コリアンのぼくが講師として呼ばれることになった。
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 話は、動物園の飼育員になりたかったが、外国籍ということであきらめたことや、クリーニング師の試験を受けにいったが民族学校卒業ということで受験資格がなく、厚生大臣に手紙を書いてやっと受験した経験など、どうして作家になったのかという自分の人生を通じて、在日コリアンのことを知ってもらうという内容だ。

 でも、子どもたち向け講演なので、国籍や民族というむずかしい困難があっても、夢を持つことと、決してあきらめないことを強調する内容にしている。

 最初の年は確か、5、6名だったと思う。しかし昨年も少し増え、今回は何と、18名も参加してくれた。
 来年も講師の依頼があり、今年より多くの子どもたちがぼくの話を聞いてくれればいいなと思っている。 
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# by kimfang | 2016-09-17 10:15 | トピックス