紙芝居『とんだとんだ! コウノトリ』(童心社)の主人公、くちばしのおれたコウちゃん(武生)のひ孫が誕生した。
詳しくは、読売新聞の記事を。 コウちゃんは115個の卵を産んだが、ひなが誕生したのはたった一羽。そのひとり娘の「紫」も、4羽の孫しか産まなかった。
そのなかの3羽が放鳥されたが、「唐子」と名付けられた孫は餓死。のこる2羽のうち1羽は、脚を折る大けがをして収容。脚の切断手術をうけて、どうにか命が助かった。
実は韓国への視察旅行では、コウノトリの郷公園の主任飼育員―佐藤 稔さんと同じ部屋だった。
大事な遺伝子を持つコウちゃんの孫がふえない、ひ孫を誕生させていないことに、かなりのプレッシャーを感じていると話されていた。(写真は、日韓の飼育主任。右が佐藤さん)
ところが、7年ぶりに新しい孫が誕生。その後も、孫が増えて一安心。 <福井新聞の記事> そして、ついにきのう、コウちゃんのひ孫も誕生した!
紙芝居は、コウちゃんから娘の紫、そして孫たちへとつながる命、つまり、命のつながりをテーマにした。
また、ひとつ、命がつながって、本当によかった!
佐藤さん、ご苦労様でした^^
写真は先29日に千葉県・野田市の江川地区で行われた市民農園での田植えの際に、上演された紙芝居の様子。(写真提供=㈱野田自然共生ファーム)
野田市では、11月にもコウノトリの飼育がはじまる。