科学読み物
『꿀벌이 없어지면 딸기를 못 먹는다고? ミツバチがいなくなると、イチゴが食べられなくなるの?』が15日に韓国で発売された。
ミツバチとの共生を願って書いたこの本の最後のところで、フランスの取り組みと並んで、
日本の「銀座ミツバチプロジェクト」も紹介した。
日本で出した本ならば、発売されるとすぐに出版社から届くのだが、外国での発売だからそうは簡単にいかない。発売から12日もたってようやく手にした。
はじめて本を出してから、共著も合わせるとちょうど20冊目。何度経験しても、実物が届くと感激するものだ。
本を書いているのは他ならぬ自分で、絵もPDFを見て知っていて、内容も全体像も頭ではわかっているはずだが、やはり実物を手にしないとわからないものがある。
例えば本の厚み――。あまり薄いとお金を払うのがもったいなく思えたり、逆に厚すぎると最後まで読めるのか不安になったりもする。
対象年齢の子どもが手に取って読みたくなるようなピタッとくる厚さというものがある。今回の本は、中学年の子たちが読む科学読み物としては、ちょうどいい厚さに仕上がったと思える。
それは、ひとえにデザイナーさんの仕事が見事だったということ。
デザイナーは、文字数や行数、字のポイント、図や絵の配置や大きさ、表紙のデザインなどを担当するのだが、本の雰囲気は、デザイナーにかかっている。
今回の本は、絵のレイアウトも、とっても気に入っている。
細かいところへの気配りもいい。
大きい章のタイトル(左)には、ミツバチカラーと消えたイチゴ。
小さなタイトル(右)にも、したたるハチミツのデザインが入っていて楽しい。
また、一緒に仕事をしたいデザイナーさんだ。
さて、本が出ると気になるのが新聞などの書評。
ここで何度も書いてきたが、日本では日曜日の新聞だが、韓国では土曜日に書評が載る。
はじめて迎えた土曜日。ありがたいことに、
〈国民日報〉 〈聯合ニュース〉 〈世界日報〉が載せてくれた。
さすがデジタル大国韓国、本を紹介する動画サイトもある!
火曜日だけど^^
、〈読書新聞〉で紹介もされた。
来週も、まだ、掲載があるのかな?
しばらくは土曜日が楽しみであり、また、こわくもある。