7日の日曜日、NHKの人気生きもの
番組「ダーウィンが来た!」で、コウノトリがとりあげられた。2005年の豊岡市での放鳥から昨年で10年。繁殖地を全国に広げようと、昨年、千葉県の野田市と福井県の越前市でそれぞれ放鳥がおこなわれた。
番組はそれまでの豊岡市の取り組みを紹介しながら、新たに放鳥された野田市と越前市の放鳥コウノトリたちを追いかけるという作りだった。
ぼくは2012年にだした『きみの町にコウノトリがやってくる』くもん出版 のなかで、野田市と越前市の放鳥に向けた取り組みを紹介している。
特に越前市は、絵本『くちばしのおれたコウノトリ』と紙芝居『とんだとんだ! コウノトリ』の舞台にもなった場所だ。何度も取材に訪れ、関係者たちに話も聞いた。
今回、取材でお世話になった方たちも登場すると聞いて、「ダーウィンが来た!」をたのしみにしていた。
仕事の関係でリアルタイムに観ることはできなかったので、翌朝、8日の朝に録画したものを観た。
番組のなかで、越前市で放鳥されたJ0118(げんきくん)とJ0119(ゆめちゃん)のこれまでの移動と、現在の位置もアニメで紹介された。
J0118(げんきくん)は長崎県、J0119(ゆめちゃん)は愛知県だった。
ところが、だ!
その放送の真っ最中(2月7日19:00 対馬沖)に、J0118(げんきくん)は海を越えて(たぶん夜に)韓国へと渡ったのである!
8日の夕方からは、関係者からこの情報をもらってビックリ!
そして、J0118(げんきくん)の姿を確認するために、現在、関係者のメールの翻訳などをして手伝っている。
韓国から日本の鹿児島県にやってきたK0008は、惜しくも事故で死んでしまった。
J0118(げんきくん)の元気な姿を早く、見たい。