国際会議の通訳の仕事で栃木県小山市にいった。せっかくの出張だ。東京を素通りするのはもったいない。途中下車して紙芝居の老舗出版社、童心社を訪問した。
ぼくは童心社から紙芝居を3冊、ノンフィクションを1冊だしているが、会社を訪れるのは今回がはじめて。
社屋の壁に儲けられた窓には大ロングセラー『おしいれのぼうけん』が。この『おしいれ』と『いないなばあ』は、やはり童心社の顔だろう。
そして童心社といえば、紙芝居!
会社のなかに、「紙芝居ホール」がある。そう、これこれ、これをひと目見たくてやってきたのだ。
舞台に立って「エア・ギター」ならぬ「エア・紙芝居」。
舞台の後ろには童心社がだしたすべての紙芝居がずらりと並んでいた。ぼくの『まねきねこのたま』もあった。
この日、童心社に3時間ほどいたが、社長さんをはじめ社員と会うたびに「このたびは、おめでとうございました」と声をかけていただいた。「五山賞」を受賞して、やっと「いっちょまえ」になれたようだ^^