動物児童文学作家のキム・ファンです!!
18/6/6 豊岡―雲南―米子―いすみの旅 その2

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 左の新聞記事は、2014年3月20日付けの読売新聞のスクープ。野生復帰に成功したコウノトリが、はじめて韓国にまで飛んでいったことを伝えている。

韓国での第一発見者が、花浦川(ファポチョン)湿地公園・生態館館長のクァク・スングク博士。クァク博士が友人のイ・チャヌ博士に連絡。イ博士が豊岡市の「コウノトリの郷公園」に問い合わせて、足環から「J0051」と判明した。もちろん、そのときのすへでの通訳と翻訳はぼくが務めた。

J0051は花浦川湿地と、となりの峰下(ポンハ)村にしばらく住み着いた。そのときに、見守ったのがトヨン和尚だ。和尚は峰下(ポンハ)村の女の子(スニ)ということで、「ポンスニ」と名付けた。

ポンスニはその後、韓国各地を転々としてから日本に帰り、また春になると韓国を訪れる行動をくりかえした。おかけでポンスニは、韓国で超有名なコウノトリとなった。

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ところがポンスニは、2017年には韓国にわたらなかった。どうしたんだろう? 韓国の人たが心配するなか、なんと、この春「げんきくん」と夫婦になり、ヒナを4羽も誕生させたのだ。自然界で4羽も育てることは、いいままでないことだという。

ヒナ誕生! その報せを聞いて、いてもたってもいられないのが、第一発見者のクァクさんと名付け親のトヨン和尚だ。ふたりもイさんと一緒に日本にいくことになり、ポンスニが子育てをしている島根県・雲南市にいくことになった。豊岡だけ通訳するつもりのぼくは、

「えいっ、もうええわ。ぼくが雲南も訳してあげる!」

ということで、豊岡から車で4時間かけて島根県・雲南市までいった^^


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雲南市では、巣をかけた地域の住民と交流会もした。

韓国側はみな、ぼくも含めて「51番 ポンスニ」と、先に「51番」といってから「ポンスニ」という韓国名をいうようにした。だって、日本で生まれたんだから。だけど、地域の日本の人たちがみな、「ポンスニ」と呼んでいることにおどろき、心から感謝した。

読売新聞も、ポンスニって書いていた!

地元の小学校の校長先生にコウノトリの本と紙芝居をプレゼントした。

これからさらに交流が進めばいいな。

つづく。


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by kimfang | 2018-06-06 10:30 | トピックス