18日にソウルで開催された「ソウル・アジア環境教育フォーラム」にいってきた。
日本からは、「一般財団法人 環境パートナーシップ会議(EPC)」の島田幸子氏、「北九州市 環境ミュージアム」の本田千尋氏、「フィールドソサイエティ―」の久山喜久雄氏がそれぞれの取り組みについて発表し、ぼくは講演をさせもらった。そして、韓国、中国、台湾から発表があった。
フォーラム全般を通じて感じたことは、韓国、中国、そして台湾も「PM2.5」に対する国民の関心が極めて高く、環境教育においても中心的なテーマになっているということだった。
そしてそれに準ずる位置に「ゴミ問題・資源の循環」があり、ぼくが得意とする「生物多様性」については優先順位が低いのかなと。
いま、韓国で飛ぶように売れているのが乾燥機。みんな外に干さなくなったから。事実、大気汚染やゴミ問題は人びとの生活に直接かかわる問題だ。過去に日本も経験し、克服してきた問題でもあるが、今日、「PM2.5」や「マイクロプラスチック」という新たな問題もでてきており、これらを扱った作品も書いていかなくはいけないなと強く思った。
昼休みの時間に紙芝居をした。多くの方が食事を早くすまして見にきてくださった。環境教育に紙芝居を取り入れたいといってくださり、うれしかった。
新たなテーマに向けて、新たな挑戦をしなくては、と強く感じたフォーラムだった。